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幾米『小胡蝶小披風』

20090801



  著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
  刊 行:2005年
  言 語 :簡体字中国語
  英 題 :Shiny and Moony
  出版社 :現代出版社〔中国〕
 (原書は大塊文化出版股份有限公司〔台湾〕刊)

<内 容>
主人公は、小胡蝶という女の子と、小披風という男の子で、ともに8歳です。全156話はそれぞれ、漫画、詩画、画文で構成された一話完結方式。物語は2人の起床、出会いに始まり、一緒に遊ぶ中で、世の中の矛盾や自分たちの夢、生き方などを綴っていきます。
2人の風貌についてはこちらのサイトでご覧ください→小胡蝶小披風

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我想聽見你

20090624

 著 者:東明相(イーストン・ドン)〔台湾〕

 刊 行:2008年1月

 言 語:繁体字中国語

 出版社:大田出版有限公司(台湾)

 サイトはこちら→http://www.titan3.com.tw/vision022/



<内容>
映画『練習曲』の主役、東明相氏による画文集。
序章に続く下記の4章それぞれに、10編余りの詩とイラストが載っています。
1. 傾聽展開了
2. 愛是什麼様的謦音
3. 聽見風的風味
4. 為你而開的世界



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続続・GOGO玄徳くん!!

20090313




著 者  白井 恵理子

出 版  メディアファクトリー

刊行年  2006年5月






『GOGO玄徳くん!!』シリーズの第三弾。
表紙は羽扇を持ってすましている諸葛孔明くん。
青緑色の眼が、すべてお見通しと言わんばかりの、怪しい光を放っている。
やはり彼を演じるのは女優が適任。
ついでに董卓も女優が演じたらどうだろう。
よく見ると、作者が描く董卓の眼と口は意外に可愛い。(笑)

諸葛瑾、孔明兄弟がケーキを分けてもらった時、兄の瑾が微妙な違いに
憤って(?)いる場面。
彼は、弟が生まれたその日から、こんなふうに弟と自分を比較し続けてきたのだろうか。
できの良い弟を持ったこの兄の気持ちはよくわかる。
さて、そんな彼が日に日にノイローゼっぽくなっていくのだ。
兄弟の仕官した国が敵同士になったら、この関係を利用しようと考える政治家がいて
当然だ。
そんな為政者の下で謹厳実直に働く役人は、悩みに悩むはずだ。
むしろ淡々としている孔明の方が、常識を越えていると言えるだろう。

今回のあとがきには、作者の亡き父親の思い出、読書体験がつづられ、興味深かった。
とてもステキなお父さんだったのだと思う。
ところで「ベルバラ」が作者の中学時代とリンクしているとのこと、「同世代」をますます強く感じた。
子供時代のさまざまな体験が、作者の鋭い視点を形成したのだと思うと、親の役割は大事だとあらためて感じる。
作者がいたって謙虚であることも、好感倍増の理由である。

最後に各登場人物を色で表現してみた。ただしこれは「白井式プチ三国志」での色。

劉備玄徳…黄色(黄巾党の黄ではなく)
  いつも明るくポジティブな彼にはこの色が一番。
諸葛孔明…
  羽扇を口元に当て「うふふ」と微笑む姿は、どことなくミステリアス。
馬超…金色
 すべてがキンキラキンに輝いているイメージがあるから。
姜維…桃色
 彼の頬の色。
孟獲…オレンジ
 彼そのものが熱球。見ているだけで暑くなる。
曹操…
 レッド・クリフの赤。レッド・カードの赤。とても大きな存在。
関羽…えび茶
 存在そのものが渋い。重厚。
黄忠…白
 頭から顔にかけて白いものに覆われて表情が見えないほど。
趙雲…水色
 阿斗を救い出したときは晴天だっただろう。そのイメージから。
董卓…黒
 イイところが全く思いつかない、という意味で。
呂布…
 意外と信号は緑になるまでちゃんと待つタイプかも。(注:中国語では青信号を「緑灯」というので)

結局、イメージできる人は限られてしまいました。

貸してくださったTさん、ありがとう!!

続・GOGO玄徳くん!!

20090312



著 者  白井 恵理子

出 版  メディアファクトリー

刊行年  2006年3月





『GOGO玄徳くん!!』の第二弾。
表紙の曹操の流し目がセクシーで魅力的。
曹操をセクシーと感じたのは今回が初めてだ。
ここでの曹操は、恐妻家だったり、子煩悩だったりと、実際の曹操像とは相当離れている。
三国志演義に、跡継ぎを決めるにあたり4人の息子についてあれこれ悩む姿があったが、
作者はそういう場面から彼の父親としての姿をとらえて、家族ネタを考えたのだろうか。

ところで、中国語の諺「説到曹操、曹操就到」(噂をすれば影とやら)を習った20代の頃は、
なぜ曹操なのだろうと思ったものだが、今になってよくわかった。
曹操のことを噂していたら、何と彼がそこにいた!大変なことだ!
暗殺を企てた者の慌てぶりが、その諺から連想される。

今回の注目は司馬忠達。「勝ち逃げ」と表現しているところが面白い。
しばらく政治から手を引いていた時期のことを「ひきこもり」と言うところにも笑った!
さらに徐庶とその母親との関係が極端で、思わず演義を振り返ってしまった。
母は強し!いろいろな場面で息子の為に一肌脱ぐところが頼もしい。
死をもって息子が曹操傘下に入ることに反対した母の意志はくんでいると思う。

あとがきによると、各登場人物にはモデルがいるそうだ。
董卓、馬超、諸葛瑾には具体的な人物像が宿っているとのこと。
モデルにされた方は読んでもわからないのでは?(わかったら大変!)
実際、作者は董卓のモデルは読んでも気づかないだろうと述べている。
諸葛瑾は謹厳実直を貫く人物として、時にはおそろしく落ち込んだ姿で描かれている。
実際弟の孔明に比べると登場数も少なく、目立たない存在だが、以前観たドラマでは
人柄のいいキャラだった。
観る人によって解釈は随分違うものだとあらためて感じた。

GOGO玄徳くん!!

20090311


 著 者  白井 恵理子

 出 版  メディアファクトリー

 刊行年  2006年2月



先日の『STOP劉備くん!』シリーズ同様、この『GOGO玄徳くん!!』シリーズも
第三弾まで続く。
今回も笑いに笑い、三国志の面々がますます好きになった。
作者は三国志演義やその登場人物を心から愛しているのだと思う。
悪役である董卓や十常侍まで、微笑ましい(?)キャラクターで描いているところに、
作者の並々ならぬ愛着が感じられる。

毎回あとがきが楽しみだ。
今回は作者の小学校時代の回顧録。様子が手に取るようにわかって懐かしくなった。
ひょっとして作者は私と同世代?あるいはもう少し年下?…
と思うとますます親近感がわいてくる。
作者は自分を普通の子だったと述べているが、モノの見方や考え方は平凡ではないと思う。
小学生時代の思い出をこれほど臨場感溢れる文で書けること自体すごい。
ワクワクするような学校ネタは、当時の濃密な経験によるのだろうか。

今回は何進と何皇后に注目!他の人物に比べ登場回数が少ないのでかえって印象深い。
また、「博打禁止令布告?」で禁止した博打にのめり込んで眼がうつろになっている孔明が
妙に艶めかしい。(笑)
姜維が彼には到底かなわないのがとてもよくわかる。
そして初登場の十常侍。そうか、お化けだったのね。(笑)

続編が楽しみ!!

続続・STOP劉備くん!

20090206

著 者  白井 恵理子
出 版  メディアファクトリー
刊行年  2006年1月

吉川三国志と平行して読んでいるので、
この漫画ネタとかぶることもしばしば。
笑う場面ではないのに思わず吹き出してしまいます。
(あ~、不謹慎だなと思うことも…)
ほんとに、読む人の数だけある三国志だと思います。


さて『STOP劉備くん!』シリーズには時事ネタが多くて、‘90年代の話題は懐かしい!
当時読んでいたら、もっと笑ったかも知れません。
そしてそれを機会に三国志に手を染めていたかも。

初対面の三国志が『STOP劉備くん!』シリーズで、後で演義の翻訳を読んだとしたら、
もう一度漫画に帰りたいと思うときが来るような気もします。

今回一番のツボは、『盛り上がる会議』編。
趙雲に『宇宙戦艦ヤマト』古代進が入っている!と関羽が言う場面。
この会議では曹操とパタリロ、劉備と戦闘メカザブングルをかけているのですが、
この両者はよく知らないので、「古代進」だけが自分的に超ウケ!です。
こんな雑談を孔明が冷ややかな目で見ているのも、とてもよく理解できます。
どうしてこういう発想が出てくるのでしょう。

また、英雄の妻たちが、夫に買い物を頼んだり、カルチャーセンターへ出かけたりと、
現代の奥様とまるで同じ状態。
かの英雄たちを尻に敷く場面は痛快です。
彼女たちを見ていると三国志が戦闘モノであることを忘れてしまいます。

そして今まであまり注目していなかった孔明の兄、諸葛瑾が気になり出しました。
吉川三国志から「家族のために呉に仕えたしっかりものの長男」の印象を受けたのですが、
ここでは収集癖のある、ちょっと暗いお兄さん。
デキすぎの弟がいること、しかもその弟が敵であることが、辛いのね。

ところで意外だったのは、孫権の登場が少なく、その風貌が地味だったこと。
「碧眼」のバタくささからは遠いような気がします。
思えば、演義でも孫権は曹操、劉備に比べ登場回数は少なく、存在感が薄かったかな。
長生きしたのにね~
もし今後も続くのなら、孫権の登場シーンもたくさん見たいです。

あとがきから、こうした面白い作品の背景に作者のたいへんな苦労があったこともわかり、
生み出すことの難しさを感じた次第です。
作者の白井恵理子さんにはお元気で作品を描き続けていただきたいと思います。

続・STOP劉備くん!

20090202

著 者  白井 恵理子
出 版  メディアファクトリー
刊行年  2005年12月

望みが叶い、ついに馬超孟起クン登場!
ところが馬超は体育会系の単純バカという設定。(泣)
呂布、姜維など、大好きなキャラはどうしてみんなおバカなの?
(というか、私の好みがおバカなのだ、きっと)
今回も気になる面々について感想を述べていきます。

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STOP劉備くん!

20090131

著 者 : 白井 恵理子
出 版 : メディアファクトリー
刊行年 : 2005年11月

職場の方から借りた4コマ漫画集。
副題が『白井版三国志遊戯』。
吉川英治著『三国志』の格調高い文章を堪能していた最中の「闖入者たち」は、全く別の世界にいざなってくれました。
頭でっかちの容貌、飛ばし放題のギャグに抱腹絶倒、
笑いが止まりません。
登場人物は極端にデフォルメされていますが、そんな
                            キャラがツボにはまりました。

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幾米『照相本子』

20080716

 著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
 刊行年:2001年
 言 語:繁体字中国語
 英 題:The Moments
 出 版:大塊文化出版股份有限公司(台湾)
 日本語版:『メモリーズ』(出版:小学館/訳:岸田登美子)

ジミーさんが描いた思い出のアルバムです。
まず巻頭には6年丙組の卒業写真。(32人中7人がメガネって、多すぎない?)
次からは、左ページにフォトフレームの中に描かれた「写真」、右ページにその関連事項、という具合に、全60枚が収められています。
フレームの中の人物は丙組のクラスメイトも含め、多種多様。ジミーさんの後記によれば、それぞれ自分の経験から生み出されたとのことです。
自分が幼い頃に見た風景と重なるページもあり、懐かしさでいっぱいになりました。

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幾米『森林裡的秘密』

20080215

  著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
  出版年:2003年(初版:1998年)
  言 語:繁体字中国語
  英 題:Secrets in the Woods
  出版社:大塊文化出版股份有限公司(台湾)
  邦訳書:『森のなかの秘密』(高梨いなさ訳 PHP研究所)


  <内 容>
  水曜日。昼寝をしていた私はウサギさんに呼ばれます。
  ドアを開けると、そこには静かな森が広がっていました。
  ウサギさんがラッパを一吹きすると
  小さなウサちゃんが飛び出してきました。
  私は枕木の上を跳ねたり、ブランコに乗ったり、地下のおうちに行ったりしました。
  ウサギさんは私を乗せて空高く飛び、家まで送ってくれました。

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プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

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