親家過年 : 夢の国・亞洲文化宮

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親家過年

20120525



2012年/中国/1時間31分(中国版DVD)
監 督  葉偉民(イップ・ワイマン)
出 演  文 章(ウェン・チャン)  劉 (リウ・ユン)
     張豐毅 (チャン・フォンイー) 叢 珊(ツォン・シャン)
     蔡 明(ツァイ・ミン) 宮景華(ゴン・ジンホァ)
     李暁川(リー・シャオチュアン)

<あらすじ>
北京在住の張雪倫(文章)鄭丹丹(劉)夫妻は、結婚して初めての春節を二人で迎えるつもりだった。ところが突然、雪倫の父母(張豐毅、叢珊)と丹丹の祖母(宮景華)、母(蔡明)、叔父(李暁川)が同時期に来ることになり、大慌て。実は丹丹は母から援助してもらった住宅資金300万元を雪倫の事業資金にあて、大きな住まいを手放していた。現在二人が住むのは小さな家である。夫妻は元の家を持ち主から借り、清掃し、双方の親を招待する。

<感想など>(ラストに関するネタバレを含みます)
今日は季節をちょっと後戻りすることに。

遠方に住んでいても、せめて年に一度は顔を合わせ、老いも若きも一緒に過ごしましょうよ!というのが物語の趣旨。だから、最後に皆がバラバラになってはいけないのである。春節ものだから大団円だ、と最後を思い描きながらもこの混乱をどう収拾するのかと、ハラハラドキドキ!(笑)

中国の現代ものに登場する女性は、感情の起伏を露わに、我を押し通す印象がある。でもここに出てくる丹丹は、自分よりも夫の立場を優先する。彼女は事業で大成功した母に育てられ、夫の家よりも裕福のようだ。愛する夫の事業のため親に内緒で大金を使い、自分は質素な生活に甘んじている。なんだかできすぎた奥さんだなあ。

夫雪倫は、父母の愛情をたっぷり注がれ、まっすぐに成長した、という感じの好青年。丹丹に頼り気味のところもあるが、自分をきちんと持っているのはわかる。二人は終始仲の良いところを見せつけてくれ、ホントにごちそうさま、な場面が続く。

二人を取り巻くベテランたちも存分に楽しませてくれる。特に張豐毅演じる雪倫パパの人の良さには心が温まった。丹丹ママとじゃんけんゲームではしゃぐ姿は実に可愛らしい。時代劇の張豐毅しか観たことのなかった私には、とても新鮮だった。

丹丹ママが北京に来たもう一つの理由は相手探しである。その見合い相手を演じているのが許紹雄(ホイ・シウホン)。ママが最初に見つけたのは、彼と同じ格好をしているイケメン息子で、勘違いしている間に父子が入れ替わり「こんなはずじゃなかった」というお笑いネタになっている。さらに雪倫ママの目的は、昔憧れていた詩人に会うこと。家族の中にいた時は目立たず、表情をほとんど変えなかった彼女だが、詩人と並んだ時にほんのり頬を染めていたのが微笑ましい。年配者たちの若返る一時、として観るとまた楽しい。

さて待ち望んでいた大団円だが、これは予想や期待を見事に裏切られた気分。春節を迎えようとしているとき雪倫に大きな仕事が舞い込み、海外へ行くことになる。ところが丹丹は「春節ぐらいみんな一緒にいようよ」と涙ながらにお願いする。ええっ何で?ビッグチャンスを潰すつもり~?これまであんなに応援してきたじゃん!!儲け話に乗らない展開は信じがたい。やはりここは親族そろって後押しするのが筋というもの。

というわけで、主演文章をはじめキャスト軽妙なお芝居は存分に楽しめたが、ラストでは少々わだかまりが残った。いや、でも、待てよ…。春節お決まりの「恭喜發財」を、わざとはずした線も考えられる。

もしその意図(拝金主義批判とか)があるなら、かなり画期的かも!

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