イップ・マン 誕生 : 夢の国・亞洲文化宮

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イップ・マン 誕生

20120325



2010年/香港/1時間40分(劇場で鑑賞)
監 督  邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
原 題  葉問前傳
英 題  THE LEGEND IS BORN - IP MAN
出 演  
杜宇航(デニス・トー)樊少皇(ルイス・ファン)洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
元 彪(ユン・ピョウ)黄 奕(クリスタル・ホアン)林 雪(ラム・シュー)
拳 也  葉 準(イップ・チュン)陳之輝(チェン・チーフイ)
陳嘉桓(ローズ・チャン)徐 嬌(シュー・チャオ)廖碧儿(Bernice)


<あらすじ>
イップ・マン(杜宇航)が義兄ティンチー(樊少皇)と父(陳之輝)のもとを離れ、チェン・ワースン(洪金寶)率いる詠春拳道場に入門してから10年。ワースン亡き後ツォンソウ(元彪)が継いだ道場で、二人はメキメキと腕を上げていた。やがてマンは香港のステファン書院に入学。そこで、故国を侮蔑したイギリス人学生を叩きのめして以来、彼の名は一躍有名になる。あるとき偶然入った薬局で、店主であり詠春拳の達人だというリョン・ピック(葉準)と手合わせをするが、その小さな老人に太刀打ちできず、マンは愕然とする。彼はリョンを師と仰ぎ、教えを請う。

<感想など>
『イップ・マン』シリーズの中でも、本作のメンバーがいちばん豪華に感じられた。イップ・マンの実の息子、葉準氏の存在が大きいからかもしれない。九十に近い年齢で「世界詠春聯會」代表とのこと。「詠春拳・中興の祖」と言われる梁贊の長男を、見事な台詞回しで演じている。年齢を感じさせない鮮やかさもまた、見どころの一つ。その年齢だからこその軽やかさ、と表現した方がいいだろうか。氏の父親は、手合わせしている「イップ・マン」。物語で氏が演じているのは、父の師匠と仲違いした人物の後継者。何だかややこしくなってきた…。(笑)

今回もまた、さまざまなエピソードが盛りだくさん。中でも、イップ・マンが、幼いころから身を置く道場と、新たな師匠との間で悩むところは興味深かった。リョン・ピックから習った改良技を仲間に教えたために、ツォンソウの怒りを買って破門の危機に。この流派をめぐる確執については、最後に解決とも思える展開が用意されており、物語の屋台骨的役割を果たしていると思った。

主演、杜宇航の出演作は観たことはあるが、彼自身をじっくり観たのは今回が初めて。スッとした顔立ちからは、武術家の姿がすぐには想像できなかったが、いったん動き出すと、空を切る長い手足に魅了される。
そんな彼を含め、タイプの違った達人たちの手合わせもまた、本作鑑賞の目的の一つ。
惚れ惚れとした対戦は次の通り。(出演順)
① 洪金寶×元彪…両者目隠しでの闘い。
② 葉準×杜宇航…葉準氏の台詞をもう一度ききたい。
③ 杜宇航×樊少皇…柔と剛の闘いに見えた。
ほかにも、いろいろな闘いが盛り込まれ、眼を楽しませてくれた。

イップ・マンとウィンセン(黄奕)との馴れ初めから結婚までは、意外に順調だったと思う。マンを「武人」と軽蔑していた副市長(ウィンセンの父)も、彼の人となりを知ってからはたいへん気に入った模様。事件はあったものの、ウィンセンの勇気がすべてを決定づけ、障壁はほとんど感じられなかった。武術メインの物語だから、このくらいの軽さでちょうどいいのだと思う。

三角関係については余計な気もしたが、マンの鈍感さを表現するのに必要な展開なのかもしれない。それにしてもメイワイ(陳嘉桓)のエピソードは気の毒すぎる。何とかならなかったのか。

終盤を一言で表せば、
「地球を乗っ取るためにやってきたエイリアン、中国に上陸!」。
悪役は一応日本人だが、今まで登場した日本人とは異質だった。次元の違う世界から来た「日本人」を語る異星人という感じだ。裏切り者を演じた人も、内心戸惑っていたのではないだろうか。(あくまで主観です。)こういう物語の悪事ネタも、そろそろ尽きてきたかな~、と感じた一幕だった。

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