ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲 : 夢の国・亞洲文化宮

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ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲

20120211

LastHero.jpg

1993年/香港/1時間46分(レンタルDVD)
監 督  王 晶(バリー・ウォン)
原 題  黄飛鴻之鐵鶏鬥蜈蚣
英 題  LAST HERO IN CHINA
出 演  李連杰(リー・リンチェイ:ジェット・リー) 張 敏(チョン・マン)
     梁家仁(レオン・カーヤン) 張衛健(ディッキー・チョン)
     陳伯詳(ナット・チャン) 袁詠儀(アニタ・ユン)
     徐忠信(アラン・ツィ) 劉家輝(リユー・チャーフィー)

<あらすじ>
清朝末期。黄飛鴻(李連杰)は広州に到着早々、弟子のフウ(梁家仁)とソウ(張衛健)に、「寶芝林」に適する物件を借りるよう命じる。しかしそこが娼館の隣だったので、風紀の乱れを心配した飛鴻は弟子たちの外出を制限する。娼館を経営するウォン(陳伯詳)は飛鴻への弟子入りを強く希望するが、飛鴻は承知しない。そんな中、飛鴻は高官(徐忠信)の招きに応じるが、彼の態度に不穏な空気を感じる。ある晩娼館に、大道芸を披露していたエマ(張敏)が逃げ込んできた。妹を救うため父と能仁寺へ行ったが父が捕えられたという。ウォンは妹のガウ(袁詠儀)らと寺に乗り込む。

<感想など>
李連杰主演のワンチャイシリーズの番外編という位置づけらしい。あの一連のシリーズに比べると娯楽的要素が満載で、歴史的描写やストーリー展開は二の次に見えた。おなじみの主題歌『男兒當自強』は、娼婦たちがお色気たっぷりの替歌にしてしまっているし、弟子たちもふざけ過ぎ。外国人の印象も強くない。そうしたゆるい雰囲気だからか、お気楽な鑑賞となった。でもアクションシーンではピリッとする。

黄飛鴻対「義和拳」の悪者という、明確な勧善懲悪は、非常に分かりやすかった。闘いの場面はそれぞれが見所である。
了空真人(劉家輝)と黄飛鴻とのガチ対決には目が釘付け!了空真人は悪の権化だが、途中でぷつっといなくなってしまい、中途半端な感が残る。実は徐忠信演じる高官と混同してしまった。最後に闘ったのが高官のルイフェイ。真っ赤なランタンの中で不気味な笑いを放つのが了空真人。彼には最後までいてほしかった。

飛鴻は弟子がお茶に混ぜた薬のせいで耳が聞こえなくなるが、エマの父のおかげですっかりよくなる。耳の完治を知らないエマは、飛鴻の耳元で愛の言葉をささやく。飛鴻は聞えないふりをしてにんまり。飛鴻、あなたには“叔母さん”がいるでしょ?彼女を本気にさせたら罪だよ~と、観ている私は一人ぶつぶつ…。

さて飛鴻は、ここで飼われている鶏がムカデを捕まえる姿から、鶏拳なる武術を発見、あのムカデに対抗するのだ。
鶏の被り物に、センターグリップ式の円盾、つま先には金属製の爪、という飛鴻の格好が、何とも奇妙。なんだか学芸会みたいだな。一方のムカデはよくできていて、大勢の足並みがそろっているのが素晴らしい。前の闘いで敗れた飛鴻としては落とせない対決だが、見た感じムカデの方がずっと強そう。けれどもムカデの甲羅(?)は意外と脆くて、鶏の爪先でビリビリと破れてしまう。何本もの刃も、鋭い足爪で折られてしまう。この「鐵鶏」と「蜈蚣」の闘いは、対決というより、見せ物の要素が強い。でもなぜか、手に汗を握ってしまう。

最後は飛鴻とルイ・フェイが、白熱した戦いを見せてくれる。爪を傷つけられて危うし!という場面。切り札として繰り出した酔拳の、強いこと!前から思っていたのだが、ゆるゆるに見える酔拳に、なぜこんなに威力があるんだろう。そういえば、酒に酔った勢いで髪に墨をつけて書いた書法が傑作になった、なんていう書家(張旭)のエピソードがあったっけ。緩急の差が大きくなって相手を惑わせるのだろうか。

かっこいい飛鴻とビミョーな飛鴻が同居しているが、どちらかというと後者の印象が残る作品だった。

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