上海ブルース : 夢の国・亞洲文化宮

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上海ブルース

20120201

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1984年/香港/1時間39分(レンタルDVD)
監 督  徐 克(ツイ・ハーク)
原 題  上海之夜
英 題  Shanghai Blues
出 演  鐘鎮濤(ケニー・ビー) 張艾嘉(シルビア・チャン)
     葉倩文(サリー・イップ) 李麗珍(ロレッタ・リー)
     成奎安(シン・フイオン) 田 青(ティン・チン)

<あらすじ>
1937年、日中戦争さなかの上海。空襲を逃れようと橋の下に逃げ込んだドレミ(鐘鎮濤)とシュウ(張艾嘉)はたちまち恋に落ちる。二人は10年後の再会を約束するが、互いに名前も顔もわからないまま別れてしまう。10年後。ナイトクラブの歌手シュウは、ハプニングから、スリの被害に遭った女性(葉倩文)をアパートの自室に住まわせることに。その日階上に引っ越してきたのは、何とドレミだった。二人は今も10年前の相手を探し続けているのだが、お互い近くにいることに気づかない。

<感想など>
日本で戦後大ヒットしたラジオドラマ『君の名は』をネタにしたという作品。かつて朝の連続TV小説で観たリメイク版には、どよ~んとした湿っぽさが漂い、朝から気が滅入ってしまった。でも本作なら楽しい一日が始まりそう♪ すれ違いが何度となく繰り広げられ、もうこのまま会えない(判明しない)のでは?とあきらめかけていた終了間際、瞬く間のゴールインだった。短い時間にできるだけたくさんのドタバタを詰め込んだ、という感じだ。

物語を牽引するのは、道化役者のドレミ、歌手のシュウ、そして居候の“踏み台”の三人。“踏み台”とは、シャワーを浴びているドレミを覗き見したシュウの“踏み台”になったことからついたあだ名なのだが、本名は最後まで出てこない。彼女にこそ「君の名は?」とききたいところだ。

三人の動きは目まぐるしい。
シュウは夜の上海で逞しく生きる女性である。10年前の約束の場所に行ってみたら、一人の女性が川に身投げしようとしていると思い込み、止めようとしたら自分が川に落ちてしまう。結局その女性に助けられるが、彼女が無一文だときいて面倒を見る羽目になる。きつそうに見えるシュウだが、実にお人好しで情が深い。演じる張艾嘉はほんとに可愛い。破れたドレスを着て踊ったり、泡風呂の中で踊りと歌を披露したりと、殿方の喜びそうなシーンの多いこと、多いこと。

一方の“踏み台”は、ハプニングを利用して相手の隙間に入り込んでしまう、ちゃっかり娘。スリの被害者だが、可哀想な感じがしない。動きが機敏で、いつもハイテンションな彼女には、観ているだけなのについていくのに息切れしそうだ。シュウにとってはお邪魔虫そのもので、しかも恋敵。でもだんだんお互いにかけがえのない存在となっていく。

ドレミは正義感にあふれた好青年。困っている人を見ると反射的に助けようとするところなど、見ていて頼もしいのだが、生来の不器用さで相当損をしていると思う。

“踏み台”さえいなければドレミとシュウはもっと早くゴールインできたはず。でも“踏み台”がいたからこそ、再会の感動もひとしおだったと言えるだろう。“踏み台”のおかげですっかりコメディアン、コメディエンヌになってしまった二人。最初から最後まで、笑いが止まらない『君の名は』だった。

trackback

上海ブルース(上海之夜) :龍眼日記 Longan Diary

持っていたビデオが行方不明でどうしよう!と思っていたら、 DVDが発売されていたのね。よかった!もちろん即購入してしまった。 1947年日中戦争後の上海。 ドレミ(ケニー・ビー:鍾鎭濤)は作曲家を目指しながら日雇いバイトに 明け暮れる毎日。 階下に住むの...

コメント

やっぱり「君の名は」が元ネタですか

孔雀の森さん、こんにちは。
確かにハイテンションなトラブル・メーカー、踏み台のおかげで
終始ドタバタとした物語でしたね。
でもね、どうしてでしょう。
私はこの作品を観るたびに涙が止まらないのですよ。(笑)
特にあのラストの「上海之夜」がラジオから聴こえて満員の列車の中、
伝言ゲームのようにドレミとシュウの気持ちを伝え合うシーンで。
土壇場で自分の気持ちを抑えて2人の幸せを祈る踏み台の姿にも涙涙。
なんだか久しぶりにまた観たくなってしまいました。

拍手してしまいました!

sabunoriさん、こんばんは♪
sabunoriさんはご覧になっているだろうと思い、検索したのですが
探せませんでした。
先にコメントをいただき、嬉しいです!
さて、最後の場面での涙、わかります。
私は泣くところまでいかなかったのですが、ジーンときました。
乗客たちのチームワークが素晴らしかった!
ハッピーエンドでは、乗客と一緒に拍手をしました。
ネタ元の「君の名は」がどうだったのかは、全く覚えていません。

>土壇場で自分の気持ちを抑えて2人の幸せを祈る踏み台の姿にも涙涙。
踏み台が土壇場でシュウを後押しするとは思っても見なかったので、
ビックリするとともに、こちらにも拍手!
ところで、鑑賞前は、ドレミは女の子とばかり思っていました。

鑑賞からしばらくたった今も、思い出すと幸せ気分!!
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いろいろな出会いを
大切に♪

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