ラスト・ソルジャー : 夢の国・亞洲文化宮

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ラスト・ソルジャー

20110717

dabingxiaojiang2.jpg

2010年/中国・香港/1時間35分(レンタルDVD)
監 督  丁 晟(ディン・シェン)
制作・総指揮  成 龍(ジャッキー・チェン)
原 案  成 龍(ジャッキー・チェン)
原 題  大兵小将
英 題  Little Big Soldier
出 演  成 龍(ジャッキー・チェン) 王力宏(ワン・リーホン) ユ・スンジュン
     杜玉明(ドゥ・ユィーミン) 林 鵬(リン・ポン) 徐冬梅(シュー・ドンメイ)
     晋 松(ジン・ソン) 王強宝(ワン・チアンバオ) 于栄光(ユィー・ロングアン)

<あらすじ>
戦国時代の中国。衛軍、梁軍は、死闘の末どちらも全滅状態になる。そんな中死んだふりをして生き残った衛の兵士(成龍)は、負傷した梁の将軍(王力宏)の捕縛に成功。敵の将軍を捕虜として梁に連れ帰れば褒美がもらえるのだ。こうして二人の珍道中が始まる。あるときは、美しい歌姫(林鵬)を助けるものの、彼女に眠り薬を飲まされる。またある時は強盗団に荷物すべてを奪われる。一方、梁国の公子(ユ・スンジュン)は衛兵(杜玉明)と共に兄の行方を捜していた。

<感想など>
兵士と将軍のやりとりが楽しめる。容貌も含め両者はすべてが対照的で、衝突が絶えない。時には傷口に塩を塗りこむようなことまでやる。しかし互いが互いを必要とするような関係性ものぞかせ、観ていて飽きない。

戦場での死を名誉と考える将軍に対し、兵士はどうやっても生きようと考える。文武共に秀でている将軍に対し、兵士の方は、腕は立たないし文字も読めない。強盗に襲われたときに兵士が将軍を「できのいい息子」と言ったように、どこから見ても将軍の方があか抜けている。

けれども、立場は兵士の方が上である。彼の生き方はほとんど父の教えに基づくものだ。特別な教育を受けてきた将軍よりも、自然と向き合って生きてきた兵士の方が、言葉に含蓄があって行動は実際的だ。将軍は彼から多くを学んだはず。原題『大兵小将』の意味が今更ながらよくわかった。

二人を付け狙うのが、衛国の公子と衛兵の一行である。この公子がまさに冷血な殺人鬼。衛兵に操られている彼は、衛国王の地位を狙っており、邪魔者である兄の暗殺を企んでいる。将軍が実は皇太子!なるほど、そういう顔立ちだ。このまま即位させたい気分!

兄弟が骨肉相争う仲となってしまったのは残念。ところ弟がコロッと変わってしまう出来事が起こる。少数民族の統領(晋松)が愛する人(徐冬梅)を殺され、かたき討ちに来るのだ。彼らが狙うのは弟である文公子。弟が危機に陥るのを見て、咄嗟に加勢する兄。「兄弟牆(かき)に鬩(せめ)げども外其の務(あなどり)を禦ぐ」(兄弟は家では喧嘩しても外では協力して敵に対抗する、という意味の諺)とはまさにこの状況。今までの兄弟げんかが嘘のよう。そして弟が思いもよらない行動に出る。

衛兵の死によって呪いが解けた、とでも言おうか。弟はまるで生き返ったように「仇である俺を殺せ」と言う。しかし統領は手を下すことができない。すると…
え~っ、何でそうなるの?これまで嫌な臭いを振りまいてきた弟だったが、最後の最後でグ~ンとイメージアップ。それまで顔を見る気もなかったが、よく見ればかなりのイケメンくん。韓流スターだったのね!!

最後の秦軍侵攻は蛇足だと思う。歴史説明もくどい。平和な生活が待っている、と思っていたところにあの場面で、正直がっかり。たとえ史実と大幅に違っても、心揺さぶられる別れの後、両国が一時的にも友好関係を保つような展開であってほしかった。

trackback

ラスト・ソルジャー :龍眼日記 Longan Diary

紀元前227年、戦乱の時代の中国。 各地で領土の奪い合いの戦が勃発し、衛と梁は鳳凰山での戦いの末 どちらの軍も全滅するという結末になった。 死体の山の中から起き上がる1人の梁の兵士(成龍:ジャッキー・チェン)。 死んだふりで戦火を逃れた彼は故郷で静かに

コメント

いつものジャッキーを封印

孔雀の森さん、おはようございます♪
潔い死を望む将軍と何が何でも生き抜こうとする兵士。
それぞれの対照的な生き様が印象的でしたね。
真っ直ぐな性格の将軍は王力宏のイメージにピッタリでした。
そしてジャッキー。
学はなく、父親の教えが生きる知恵の全てという男でしたが
おっしゃる通り特別な教育を受けた将軍よりも彼の方が
言葉に重みもあり生き延びる上での知恵に長けていましたよね。
あのラストの展開・・・あえてあの厳しい現実を描くことが
もしかしたらジャッキーが描きたかったことだったのかもしれませんね。
観ている私たちには辛すぎるラストでしたけれども。

身のこなしはやっぱり只者ではない!

sabunoriさん、こんにちは♪
ジャッキーが20年も構想をあたためてきた作品であることを、
レビューを拝見して知りました。
ジャッキー自身があえて腕の立たない人物を演じ、若い相棒を
強く見せているところに、想いの深さを感じました。
カンフーの場面はありませんでしたが、飄々とした身のこなしや、
坂を転げ落ちる姿から、身体能力の高さを感じた次第です。
でもやはり、ファンの方には物足りないのかもしれないですね。
あの厳しい現実は制作者自身が描きたかったこと、という
sabunoriさんのご意見を、私も受け止めたいと思います。
希望的観測を書きながら、もし、物語が平穏に終わったとしたら、
陳腐なものになってしまうかなあとも感じていました。
(と言いつつやっぱりハッピーエンドを願ってしまう私です)
暑いさなか、お互い身体に気をつけながら鑑賞を楽しみましょう♪
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大切に♪

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