ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱 : 夢の国・亞洲文化宮

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱

20110508

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1992年/香港/1時間58分(香港電影天堂SPECIALで鑑賞)
監 督  徐 克(ツイ・ハーク)
原 題  黄飛鴻之二: 男兒當自強
英 題  Once Upon a Time in ChinaⅡ
出 演  李連杰(ジェット・リー:リー・リンチェイ) 莫少聰(マックス・モク)
     關之琳(ロサムンド・クァン) 張鐡林(チャン・ティエリン)
     甄子丹(ドニー・イェン) 姜大衛(デヴィッド・チャン)
     熊欣欣(ホン・ヤンヤン) 任世官(ヤム・サイクン)

<あらすじ>
時代は清朝末期。医師で武術家の黄飛鴻<ウォン・フェイフォン>(李連杰)は、学会で中国医学の発表するため、叔母のイー(關之琳)、弟子のフー(莫少聰)と共に広州へやってくる。到着早々、写真を撮影したイーが白蓮教の子どもたちから襲撃を受ける。当時の広州では、外国排斥をうたう白蓮教徒たちが外国人を襲ったり外国製の物を破壊したりするなどの行為を繰り返していた。学会での発表では革命家孫文(張鐡林)が通訳を買って出てくれ、飛鴻は外国人医師たちの信頼を集める。ところがその会場を、突如白蓮教徒たちが襲う。

<感想など>
冒頭に映し出される白蓮教の女の子が何とも不気味。続いて現れる教祖のクン(熊欣欣)は、剣も銃もはねのけて、人間離れしたところを存分に見せてくれる。不吉な前兆を物語るような場面に、不安が強くなっていく。(飛鴻はこんなバケモノを相手にするのか…)

そんなおどろおどろしい場面と対極にあるのが、飛鴻御一行様の珍道中である。洋式を知るイーと違い、飛鴻とフーはステーキの食べ方もわからず、揺れる車内で悪戦苦闘。物語が進むにつれ、彼らがちょっとした三角関係であること、フーにはほとんど分がないこともわかってくる。フーがイーにアプローチするたびに飛鴻がやきもちをやいたり、イーが「初めて名前を呼んでくれた」と飛鴻に対し喜びの気持ちを告げたりと、二人の進展が感じられるのも嬉しい。

今回の見どころは、飛鴻対クン、飛鴻対ラン提督(甄子丹)の闘いで、チケット1枚で2試合観戦できる、お得感あるプログラム。(笑)最近こうしたアクション作品を観るたびに、格闘技を観戦しに来たような気持ちになる。実際の格闘技と違うところは、最初から勝者がわかっていること、ワイヤーや数々の道具によって超人的な技を見せてくれることだ。アクション第一、ストーリー二の次という作品が多い中、今回の作品はどちらも秀逸。

白装束の白蓮教徒たちはクンを神のように崇め奉る。飛鴻、クンの一騎打ちで特にインパクトが強かったのは、積み上げた卓の上での闘いだった。崩れそうになる卓上で微妙にバランスを取りながらのアクションには目が釘付けに。クンの不死身を信じていた教徒たちの嘆く様子もまた印象的だった。

無暗に人を殺める狂気集団と飛鴻との闘いは、明らかに勧善懲悪劇である。これに対し、ラン提督と飛鴻との闘いでは、ランを一方的に悪と決めつけることはできない。飛鴻は意気投合した革命家孫文とトン(姜大衛)の活動を支援。それは清朝への敵対も意味する。トンの遺志を孫文に伝えようとする飛鴻とフーを、ランは逃すまいとして攻撃。(ドジなフーのせいでこうなったのよね!!)飛鴻は彼を殺めるのは本意ではない。そんな気持ちが最初の防戦一方の姿に表れていると思う。しかしランが人を殺したのも事実で、飛鴻はそれを指摘して彼に挑む。棒と布を駆使した息詰まる熱戦に、時間が止まったような感覚に陥る。ランを演じる甄子丹は、顔は少年のよう。でも役柄の心は老獪で、年齢不詳。両者の闘いではどちらかを応援する、という気持ちにはならなかった。

さてこの後、飛鴻はイーと無事再会できるのだろうか。
そしてハッピーエンドはいつ?

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