台北カフェ・ストーリー : 夢の国・亞洲文化宮

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台北カフェ・ストーリー

20101102

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2010年/台湾/1時間22分(台湾電影ルネッサンス2010で鑑賞)
監 督  蕭雅全(シアオ・ヤーチュアン)
原 題  第36個故事
英 題  Taipei Exchanges
出 演  桂綸鎂(グイ・ルンメイ) 林辰唏(リン・チュンシー)
     張 翰(チャン・ハン) 中 孝介
     
<あらすじ>
ドゥアル(桂綸鎂)は夢と希望を抱いて台北でカフェを開く。ところが妹チャンァル(林辰唏)が提案した物々交換を始めると、店内が不用品であふれかえってしまう。やがてこの珍しい趣向が話題を呼び、大勢の客が訪れるようになる。その中には歌を交換する男性(中孝介)もいた。ある日群青と名乗る男性(張翰)が、世界各地の石鹸を持ってやってくる。

<感想など>
ドゥアルとチャンァルの2人姉妹。鑑賞後のQ&Aで「はじめは姉が現実的、妹がロマンチストのキャラクターだったが、やがてその性格が逆転する。一人の人間に両面持っていることを表している」という内容の話があった。でも私は姉妹を見比べることはなかった。最初から2人とも『不思議ちゃん』だったから。ドゥアルが喫茶店の経営を始めるまでの流れがあまりにも感覚的で、お菓子を作ったり飲み物を入れたりする様子が、夢見心地に見えた。妹チャンァルにいたっては、その上をいく不思議ちゃんだった。

そんな中、時折挿入される市井の人々へのインタビューが、心を現実に引き戻してくれる。いずれも価値観を問う内容だったと記憶している。印象的だったのは、ある条件のもと「勉強と海外旅行のどちらを選ぶか」という質問。それに対し「勉強」と答えた人が多かったのは意外だった。おそらく、年齢、立場によってだいぶ変わってくるのだろう。今の私なら即「海外旅行!」と答えるが、30年前だったらどうだろうと考えているうちに、物語はいつの間にか再び不思議世界へと戻っていた。

実は内容がよく理解できなかった。(泣) 物語の展開よりも画面に映るモノに神経が集中してしまい、話の流れについていけなかったのかも。開店祝いに駆けつけた人々が持ってきた物(バーベルやら、マネキンやら、その他もろもろのガラクタたち)が、オシャレに見えて、そういうモノに支配されたような店内が、かえって愉快な空間に感じられたのだった。
また、家具調度品や食器、小物類、さらにお菓子や飲み物に到るまで、その色使いや形には目を惹くものがあった。といっても、インパクトがあるというよりは、そばにあって安心できるといった感覚である。

張翰演じる謎の男性が元パイロットとわかったとき、あの制服に身を包んだ張翰を観たいものだと、ちょっとその姿を想像してみた。いいじゃない!と思っているうちに、またまた物語は先を行ってしまった。なぜかこの作品ではボーっとしてしまうことが多かった。世界各地の話をする群青と、それを元に絵を描くドゥアルの雰囲気はなかなかよかった。

こうしてそれぞれがハッピーになったのだな、と安心したのもつかの間、群青とチャンァルの彼氏が、エプロン姿でせっせと働く姿が映し出された。姉妹の姿はない。「こんなはずじゃなかった…」という男2人の呟きが聞こえた気がした。

時々登場するパワーあふれるお母さんも素晴らしかった!!

お部屋で寝ころびながら観ていたい作品。

trackback

「台北カフェ・ストーリー」 <2010東京国際映画祭> :TK.blog

『台北カフェ・ストーリー』   第36個故事  TAIPEI EXCHANGES 製作年:2010年 製作国:台湾 監督:シアオ・ヤーチュアン(蕭雅全) プロデュース:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)  出演者:グ...

台北カフェ・ストーリー(第36個故事) :龍眼日記 Longan Diary

OL生活から一転台北で念願のカフェをオープンしたドゥアル (桂綸鎂:グイ・ルンメイ)。 お店の売りは香り高いコーヒーとドゥアル自慢の手作りデザートたち。 意気揚々とスター...

コメント

またまたおはようございまーす☆

私も画面に映し出されるオシャレな映像、ガラクタ、
そして何より美味しそうなケーキたちに目を奪われ
物語の展開をあまり追っていなかった一人でございます。。

「勉強と海外旅行のどちらを選ぶか」
私も今なら即、海外旅行を選びます(笑)。
でも確かに若い時、すなわち頭が柔らかく将来に夢希望がある時なら
もしかしたら勉強を選ぶかも…。
でも今現在、金城武や張震のような専属家庭教師をつけてくれるなら
中国語の勉強、あるいは台湾留学を迷わず選びます(笑)。

>時々登場するパワーあふれるお母さんも素晴らしかった!!
ねー♪毎度毎度繰り返すあのパターンは面白いし
お母さんの登場で夢物語から一気に現実に戻された気がしました。

部屋で寝ころびながら、そして美味しいケーキを食べならが
観たい作品でした♪

今度はケーキを食べながら♪

TKATさん、再びこんばんは♪
やっぱり映像に目を奪われてしまいましたか。
そしてルンメイちゃんがつくるケーキも美味しそうでしたね!
実際に彼女のつくったケーキをスタッフが美味しく食べた、という
エピソードも印象的でしたね。
私も今度台湾に行くときはこのカフェを訪れたいです。
「姉妹はいないんですか?」と、答えのわかる質問もしてみたいわ~。

>金城武や張震のような専属家庭教師をつけてくれるなら
おお!その発想、私にはありませんでした。
でも今激しく同意しています。
教えてくれる人によってやる気も違ってくるもんですわ(笑)

Q&Aでは張兄さんのことも取り上げてほしかったですね。
ならば自分で質問したら?と突っ込まれそうですが、マイクを
受け取った瞬間頭が真っ白になりそう(笑)
私は張翰のゆったりした雰囲気が好きです。

>ねー♪毎度毎度繰り返すあのパターンは面白いし
そうそう!!見どころだと思ってます。

舞台になったカフェ、私も行ってみたいです

孔雀の森さん、こんにちは。
孔雀の森さんがこの作品をご覧になったのはかなり前でしたね。
もしかしたらすでに記憶の彼方になってしまっているかもしれませんが
TBさせていただきました♪
姉妹そろって不思議ちゃんでしたか。
言われてみればそうかも。
どこかおとぎ話めいた浮遊感のある作品でしたよね。
張翰・・・鑑賞中は気がつかず、観終えてから「あれ?もしかして」と
はたと気づきました。
パイロットの制服姿の彼、私も見てみたかったです。
彼の持ち込んできた石鹸がどれもこれも繊細な細工でその美しさに
思わず目が釘づけになってしまいました。
ストーリー以外のアイテム類がいちいちお洒落で可愛らしくて
それらに気をとられてストーリーがお留守になってしまうという気持ち、
とってもよくわかります。

TBありがとうございます♪

sabunoriさん、こんばんは♪
実はこの作品、ストーリーがよくわからない…というモヤモヤ感と、
おしゃれな小物たちについてはよく覚えているのです。
観た当時と今と、記憶の鮮明さに関してはあまり変わりないと思える
不思議な作品です。
おっしゃるように、一つ一つの小物がしゃれていて、アート作品を
観ているようでしたね。
もうそちらに気を取られてしまって、36番目の物語の意味が頭から
とんでいました。これが原題なのに。
2人がホントの姉妹みたいでほほえましかったのを覚えています。
あのおかあさんも面白い!娘たちが将来母のような貫禄が出るかどうかは
わかりませんが。(笑)
いろいろな人との出会いを通じて成長していく、という前向きな話。
心が沈んでいるときとか、ささくれ立っているときなどに、ちょっと
のぞいてみたくなる作品だと、今思っています。
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いろいろな出会いを
大切に♪

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