超強台風 : 夢の国・亞洲文化宮

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超強台風

20101001

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2008年/中国/1時間34分(劇場で鑑賞)
監 督  馮小寧(フォン・シャオニン)
原 題  超強台風
英 題  SUPER TYPHOON
出 演  巫 剛(ウー・ガン) 宋暁英(ソン・シャオイン)
     劉小微(リウ・シャオウェイ)

<あらすじ>
浙江省温州市。この120万人が暮らす沿岸都市に、突然巨大台風接近との情報が入る。市長(巫剛)は適切な判断を下すため気象学者を招聘。このチェン先生(宋暁英)は、何と市長の小学校時代の恩師だった。チェン先生の見解をきいた市長は、直ちに市内に避難勧告を発令。住民が次々と避難する中、一人の男が船で島に渡ろうとしていた。彼の妻は島で唯一の療養所で出産を控えていたが容体が悪化する。彼女を看護しているのは研修医(劉小微)ただ一人。彼女は電話で医師の指示を仰ぎながら悪戦苦闘していた。

<感想など> 完全ネタバレです。
感想を一言で表すなら「超強台風より強烈な市長!!」である。

鑑賞前は、市長が台風に立ち向かうという意味がよくわからなかった。災害がテーマとなっている作品でよく描かれるのは、救助する人々の活躍。災害を最小限にとどめるための奮闘など思いもつかなかった。だからかえって新鮮な気持ちで鑑賞できたのかもしれない。その一方で次々と出現する突っ込みどころに「ありえ~ん!」と何度も叫んでしまった。それはきっと、真面目さを茶化す悪い風潮に犯された表われなのだろう。ともかくこの作品は、真剣に、市長の気持ちになって鑑賞すべし!(と言いながら笑ってしまう私…イカンイカン)

物語は、市長がスリと間違えられて本物のスリと一緒に警察のご厄介になる場面から始まる。スリはここ一帯が自分のシマだと言い、市長は「オレのシマは市内全域」と言う。いやあ、自分が管轄する市をシマと表現する市長は初めてだ。そして「この人こそ市長!」と知った周囲の者たちは、「水戸光圀公であらせられるぞ」と言われたお江戸の人々の如く、ははあ~とかしこまってしまうのだ。みんなが恐れおののくほどの威厳をもっているのか、この人は?と、思わず訊きたくなってしまった。でもやがてその意味が理解できるときがやってくる。

もし台風上陸の予測が外れたら…。全住民の避難が徒労に終われば多額の損害が生じるのは先刻承知。しかしたとえ確率が五分五分であっても、住民の命が優先という考えを貫き、市長は決断を下す。そして、この非常事態時に娘の披露宴を行っていた町長を即刻クビにする。(ええっ、独断でそんなことできるのか?)

予測どおり台風が上陸。家屋や車両が大波に飲み込まれる光景を見ているうちに、昔のウルトラマンシリーズを思い出した。ミニチュアの模型が破壊されるシーンだ。今回の方がはるかに精巧にできていると思いながら懐かしくなった。一度破壊したら同じシーンはもう撮れないんだろうなあと、ちょっと感慨深くなる。

タンクローリーのタイヤにはさまれたスリを助けに行くシーンにはぶったまげた。あの状況でスリが生きていること自体奇跡なのだが、市長はそれに輪をかけた奇跡を呼び起こす。タイヤの空気を抜いたのだ。なあんだ、と笑っている間にスリは救出され皆が駆け出す。後ろでタンクローリーが大爆発。まさにハードボイルドもののワンシーン!!

市長たちが避難する倉庫に、船が突っ込んでくる。大水と共に鮫が侵入し、人々を襲いだす。すると市長は棒を振り回して鮫退治!!市長の前職(特殊部隊)を知って再びぶったまげる。もう何が起こったってこの市長が何とかしてくれるだろうと、すべてをまかせきった気分。

ラストは思った通り。台風一過の青空が、市長の奮闘を称えているようにも見えた。
市長を演じた巫剛さんは好きな俳優の一人。くさいまでに正義を貫く姿に好感度アップ!!

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