小さな村の小さなダンサー : 夢の国・亞洲文化宮

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小さな村の小さなダンサー

20100906

dancerlee.jpg

2009/オーストラリア/1時間57分(劇場で鑑賞)
監 督  ブルース・ベレスフォード
英 題  MAO’LAST DANCER
出 演  ツァオ・チー  グオ・チャンウ
     ホワン・ウェンビン  ワン・シュアンパオ
     ジョアン・チェン  ブルース・グリーンウッド
     カイル・マクラクラン  アマンダ・シェル  
     
<内容・感想など>
バレエダンサー、リー・ツンシン氏の原作をもとに、氏の半生を描いた作品。
11歳でバレエの英才教育を受けるために北京へ行き、過酷なレッスンで鍛え上げ、研修生としてアメリカへ。そして亡命。波乱万丈の人生を送ってきた主人公が自分と同年代と知ったとき、思わず青春時代を振り返ってしまった。彼がバレエ漬けだったとき、孤独を耐えていたとき、私はぬくぬくと生活していたんだなぁ、と。

「あの子はどうですか?」
担任の先生の一言がいつまでも頭に残る。
さらに、ビデオをくれたチェン先生や、罵声を浴びせる先生など、偶然とも言える出会いが、彼の人生を大きく変えていく。
自分に歯向かってきた生徒を「精神力のある奴」と評価した髭の先生が印象に残った。アメリカへの研修生を決める際、政治思想を評価しようとする教員が圧倒的に多い中、真っ当な考えを述べるこの先生が偉大に映った。

こんな風に、彼の人生の転機には運命的な出会いや出来事が大きく関わっている。向上心、たゆまぬ努力、吸収する力。そんな心の強さが持ち前の身体能力に磨きをかけ、結果的にチャンスを引き寄せて人生を引っ張っているように感じた。

ツンシン氏を演じた3人は、はっきり言って似ていない。しかし全く違和感がない。それぞれがツンシン氏の人生をよく理解して大きく共感しているからと言えるだろうか。

ともかくバレエシーンは圧巻! 舞台だったら見ることのできない上からのアングルも美しい。ダンサーの動き、表情に見とれ、瞬きも忘れるほどだった。117分の上映時間も瞬く間に過ぎた。

ところで、ジョアン・チェンが出演していることはわかっていたのだが、観ている間はすっかり忘れていた。後でエンドロールを見て、一瞬、誰の役柄だっけ?と考えた。最後の「田舎のオバサンが思いっきりおしゃれしてきました」的な風貌が、後から私の中ではじけた。

いつか生のバレエをぜひ観たい!!

trackback

小さな村の小さなダンサー :龍眼日記 Longan Diary

1972年の中国、山東省の小さな村。 授業を受ける11歳のリー・ツンシンの教室へ北京からの視察団がやって来る。 彼らの目的は舞踏の英才教育の対象となる子どもを探すこと。 先生の口ぞえで選ばれたツンシンは家族と別れ、北京の舞踏学校へ入学する。 厳しい日々の練習...

小さな村の小さなダンサー :虎猫の気まぐれシネマ日記

実は昨年のクリスマスに隣県のミニシアターで鑑賞していた作品。記事のアップが今頃になってしまった・・・。文化大革命の時代にアメリカに亡命し活躍したバレエダンサー,リー・ツンシンの実話の映画化である。 邦題から勝手にリトルダンサーの中国版っぽい話かしら,と

コメント

バレエシーンは圧巻!

孔雀の森さん、こんばんは。
「あの子どうですか?」
担任教師のこの一言の重み・・・
なんたってツンシンの人生を左右してしまったのですものね。
この担任をはじめ、師の言動がツンシンの人生の節目節目で
重要な役割を果たしていますよね。
でもそれは孔雀の森さんも書かれている通り、全てツンシン自身の努力や
真摯な姿が人を動かしているということなんでしょうね。
3人のツンシン、本当に全然似ているわけじゃないのに
ごくごく自然にバトンタッチしていったのが素晴らしかったです。

奇跡ともいえる物語

sabunoriさん、こんばんは♪
ほんとうにバレエシーンは圧巻でしたね!!
前半は色々な時代が映し出されていたように記憶していますが、
混乱することなく受け入れられました。
それぞれの時代に説得力があったからかな、と思いました。
sabunoriさんも担任の先生の一言を大きく取り上げていらっしゃる
ように、あれは奇跡!と言いたくなる一瞬でした。
作品には、ツンシン氏を育て、応援してきた人々への感謝の
気持ちがこめられていたように感じました。
パンフレットで主演ツァオ・チーの「アクション映画への出演に
興味がある」というインタビュー記事を読んで、「ええっ」と
思うと同時に、恋人とブルース・リーの映画を観ているシーンを
思い出しました。
あの夢中になっている様子は「素」だったのね、と。
髪型も何となく似ているような…。

アップしました~

ようやく記事が書けました~

私もバレエシーンに釘づけ!
もともとバレエを扱った映画って大好きなんですが
これは特に踊りが素晴らしかったわ。
観てる間中,
「この役者さん,役者じゃなくてバレエダンサーが本業よね,絶対」
と確信していたけど,後で調べてやっぱり~と納得!
でも演技も細やかで,そっちの才能もあるよね。
主演のツァオ・チーさん,アクション映画に出たいって?
カンフーものが似合うお顔でもありますね。

それにしても中国の人たちってわれわれとは比べものにならない苦難を体験している国民だなぁと,私もちょっと自分の人生振り返って恥ずかしくもなっちゃいました。

素晴らしいバレエシーン!

ななさん、こんにちは♪
バレエシーンには釘づけになりましたね!
私はほかにバレエを扱った作品を思い出せないのですが、この機会に
チェックする気になっちゃいました。
もちろん生でも観たいけれど、舞台では見ることが不可能な上からの
アングル、表情の変化が楽しめそうですね。

>演技も細やかで,そっちの才能もあるよね。
あるよね~ これで演技に目覚めたりして!

アクションは筋肉の付き方が違うからハードな練習はできないと、
パンフには書いてあったけれど、やる気は大いにあるんじゃないかな。

>中国の人たちってわれわれとは比べものにならない苦難を体験している国民だなぁ
ほんとに。私はツンシンさんと同い年なのでどうしても比較してしまいます。

至福の時間を過ごさせてもらった、という気持ちです。
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いろいろな出会いを
大切に♪

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