花様年華 : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

花様年華

20100417

      

2000年/香港/1時間38分(レンタルDVD)
監 督  王家衛(ウォン・カーウァイ)
原 題  花樣年華
英 題  In the Mood for Love 
出 演  梁朝偉(トニー・レオン) 張曼玉(マギー・チャン)
     藩迪華(レベッカ・バン) 雷 震(ライ・チン)
     蕭炳林(スー・ピンラン)

<あらすじ>
舞台は1962年から1966年の香港、及びシンガポールとカンボジア。
新聞記者のチャウ(梁朝偉)と貿易会社の秘書チャン(張曼玉)は同じ日にアパートに引っ越してくる。チャウの妻はホテル勤務で時間が不規則、チャンの夫は出張が頻繁で、二人とも一人で過ごすことが多い。管理人のスエン夫人(藩迪華)は何かと二人に気を遣ってくれる。ある日チャウとチャンは、双方の伴侶が不倫関係にあることを知る。互いに惹かれ合っていく二人。やがてチャウは新聞の連載小説を書くためホテルの部屋を借りる。そしてチャンに執筆を手伝ってほしいと頼む。

<感想など>
再鑑賞したい映画№1だった作品。
(もう鑑賞したので過去形。でもすぐにまた№1になる予感…)

最初のうちは視線を交わすこともなかった二人だが、隣人としての親しさを経て、
あるときを境に急速に近づいていく。彼らの視線の変化には、期待感に胸が躍る。
しかしそんな期待は薄らいでいく。とにかくもどかしい。
互いの伴侶が浮気している状況で、自分たちも楽しんで何が悪い? 
二人が切ない視線を交わすたびに、こう問いかけたくなった。
彼らはスマートな風貌とは裏腹に、不器用さと固定観念にしばられている。
でも「一線を越えない」からこそ「もし越えたら?」という想像をかきたてられ、
かえって二人一緒の場所には艶やかな雰囲気を感じてしまった。

今回の目的の一つが「2046号室」を見ることだった。
この部屋でチャウが執筆するのは、どうやら武侠小説らしい。チャンが小説の進度を
質問したとき、チャウは「師匠が出てくるところ」と答えているからだ。
一緒に武侠小説の構想を話し合っているとは面白い。
彼らが2046室で楽しそうに過ごす場面がサイレントで流れ、それがかえって
切なさをかきたてる。

物語の筋を追うよりも、画面に流れる雰囲気を味わいたい作品。
チャンの襟の高いチャイナドレス姿には終始見とれていた。襟足を刈り上げ頭の上を
もっこりさせたヘアスタイルは、横からのシルエットが美しい。
ドレスとカーテンの色合いがマッチしている場面にもため息が出た。
チャウのタバコの煙は、まるでやるせなさを象徴するかのように、力なく漂っている。
表情はいつも憂いを帯びて、その後ろ姿は埋没してしまいそうだ。でもそんな背中に
かえって色気を感じてしまう。
けたたましく鳴る固定電話は、以前見たときは古いとは思わなかったが、今回は
ものすごく昔の産物に見えた。
さらに、日本製の電気釜や、ピンク色のマージャンパイ、タイプライター、
手提げ式の筒型弁当箱など、目に映る品々すべてが珍しい。
10年後には、それらはさらにレトロに映るのだろう。

あの木の穴に、チャウはどんな言葉を吹き込んだのだろうか。

trackback

花様年華 :虎猫の気まぐれシネマ日記

おそらく,映画史上,もっとも抑制された濃密なエロスの漂う作品のひとつ。私は確かこれで,トニー・レオンのファンになった。舞台は1962年の香港。それぞれの配偶者に浮気をされていたことを知った,隣同士の部屋に住む男と女。互いに強く惹かれ合いながらも,どうし...

コメント

こんばんは

何度観ても
この作品に漂う強烈で品格のある
ストイックなエロスにやられます♪
マギーのスタイルのよさとあの雰囲気。
チャイナドレスをあそこまで魅力的に着こなせるのは
やはり彼女が一番ですね。
これはチャン・ツイイーもかないません。
きっと,彼女の首の長さがいいんでしょうね。

そしてなんといってもトニーの哀愁と色気。
煙草の紫煙や深夜の雨の飛沫や
なんとも大人のエロスの漂う作品です。

そうそう,トニーがあの穴にむかって囁く台詞
私も知りたいですね・・・

何度も観たいですね

ななさん、こんばんは♪
ななさんは何度か鑑賞されているのですね。
私もこれから折に触れ観たいと思っています。
きっと新たな発見と感動があるでしょうね。今から楽しみ!!

マギーのチャイナドレス姿…素晴らしいですね。
少し食べすぎると着られなくなったというエピソードを耳にしました。
あのドレスで急階段を上ったり下りたり、大変だなあと思いつつ、
ちらりと見えるふくらはぎには女の私も見とれてしまいました。

そしてやはりトニーさんの雰囲気にはやられてしまいます。
私の中では、トニー・レオン出演作ではコレがダントツの一位です。
互いの配偶者は顔を見せず姿や声だけ、というのも面白かったです。
非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。