大秦帝国  第46集~51集(終) : 夢の国・亞洲文化宮

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大秦帝国  第46集~51集(終)

20100214



2006年/中国/ 全51回(中国版DVD)
監 督  黄健中(ホアン・ジエンジョン)/ 延 芸(イェン・イー)
原 作  孫皓暉『大秦帝国 第一部 黒色裂変』
英 題  The Qin Empire
出 演  王志飛(ワン・ジーフェイ) 高圓圓(ガオ・ユェンユェン)于 洋(ユィ・ヤン)
      劉乃芸(リウ・ナイイー)斉 芳(チー・ファン)苑 冉(ユェン・ラン)
      侯祥齢(ホウ・シアンリン)孫飛虎(スン・フェイフー)任 偉(レン・ウェイ)
      李海鴿(リー・ハイグー)郭常輝(グオ・チャンホイ)慮 勇(ルー・ヨン)
      李立群(リー・リーチュン)王 輝(ワン・ホイ)陳之輝(チェン・チーホィ)
      孫蛟龍(スン・ジャオロン)趙 楊(チャオ・ヤン)

<あらすじ>
甘龍(孫飛虎)は、商君(王志飛)に関する訴状を持って、新王(劉乃芸)に参内する。訴状の中で、王軾(任偉)の罪を軽減したことに対する公正な調査を依頼し、残酷な刑や商君の独断に対する人々の反感などを伝える。新王はこれに対し明確な回答を避ける。

新王は贏虔(慮勇)に再会。贏虔は、甘龍のたくらみは復讐と政権復帰にあると話した上で、20年以上前贏駟(現新王)が陥れられた事件の真相を明かす。甘龍の息子甘成に雇われた農夫たちが、麦の袋と砂の袋を入れ替えたというのだ。さらにこう話す。老世族の商君に対する恨みは深い。秦国は新法なくして存続不能だが、商君がいなくても存続可能だ。商君がいる限り新王の立場は永遠にない、と。

商君は辞職を考える。そして、新王に、復古主義勢力をそぐ大事業を託すべく、死をも覚悟する。商君は自身の封地、商於郡に赴くが、甘龍らはこれを逃走として判断、違法であると主張する。やがて商於の地に、贏虔の率いる軍、車英(侯祥齢)の率いる軍、さらに公孫賈らが集結。商君を匿う商於側と、反商君の側が激しく衝突、双方に犠牲者が出る。

商君は咸陽に帰る決断をする。荊南(孫蛟龍)から商君の状況を聞いた白雪(高圓圓)は、息子の子[山令]と梅姑(趙楊)に墨家へ行くよう指示し、単身咸陽へと向かう。商君は裁かれるのを覚悟で、自ら牢獄へ。熒玉(斉芳)は夫商君のために奔走するが、願いかなわず憔悴しきって病に倒れる。

商君は監獄を訪れた新王に対し、遺言を託す。

<感想など>
商君は結局、自ら制定した法によって裁かれることとなる。

甘龍ら復古主義派は、商君の罪状を挙げ連ね、変法に恨みを持つ勢力を集める。
一方、死んだはずの贏虔が姿を現して「早く商君を殺せ」と新王に説く。
さて、登場人物の中で最も冷静に歴史を見通している人物は誰だろうか。
商君、新王、甘龍、贏虔、景監(于洋)…。
私は、贏虔だと思う。かつて父王が亡くなる直前、彼は指をつめて、弟を補佐し
謀反を起こさないことを誓う。長子後継の伝統が途切れたこの瞬間から、新法は
始まっていたように思える。
彼は、贏駟の不始末の責任を取らされて鼻削ぎの刑を受け、法の効力を思い知り、
商君への恨みを増幅させていく。
さらに義母に命をねらわれるのだ。
登場人物の中では一番の苦労人であり、新法を最も理解している人物である。
商君を酷刑に処することで前例ができ、法の徹底が図られることを、誰よりも先に
理解したのは彼ではないだろうか。
実は私は、悪者甘龍が先に処せられないのが不満だった。
しかし考えてみれば、商君の「車裂の刑」を主張したことが、かえって自分の首を絞める
結果になるのだ。
後に、商君同様の罪を犯した者は「車裂の刑」に処せられることになるのでは?
物語では、甘龍一派の運命を他の人物に語らせ、暗示して終わる。

商君は一人旅館に泊まろうとしても、身分証がないからと断られる。
「自分が商君だ」と言っても、旅館の主人は信じてくれない。
法で身分証の提示が定められている以上、法を破るわけにはいかないと、主人は主張して
譲らない。
自分が定めた法が徹底していることを思い知り、かえって嬉しさをかみしめる商君。
牢獄へと向かう商君の足取りは軽く見えた。

新王は、だんだん王らしくなっていく。
諸国を歩いた彼もまた、法を理解している人物の一人だ。それぞれの人物の意図を、最も
理解しているのも彼だと思う。
終盤6回は、商君の刑に向かって、登場人物それぞれが覚悟を決める展開となっており
緊張度が高まった。

それなのに…。 なんと最終話の51回に不具合があり、まともに鑑賞できていない。
幸い販売元がDVDの交換に応じてくれたので、そのうち鑑賞できるのだが、今すぐ
観たい私にとっては不満の残る結果となった。
内容を忘れないうちにと思って今書いたが、そのうち最終話を観たらまた概観を述べてみたい。

原作は6部まであり、すべてをドラマ化する構想があるようだが、いったいどうなるのだろう。
各回すべてに表示されている「第一部」の文字が、気になって仕方がない。

中年以降の俳優が光っている作品として、彼らの魅力満載で見ごたえ十分だった。
それぞれの出演している他作品も是非観たい。

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