ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地発狂 : 夢の国・亞洲文化宮

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地発狂

20100213



 1993年/香港/1時間34分(レンタルDVD)
 監 督  劉國偉(マーティン・ラウ)
 原 題  黄飛鴻之男兒當報國
 英 題  FIST FROM SHAOLIN
 出 演  王 群(ウォン・クウァン) 黄一山(ウォン・ヤッサン)
      郭秀雲(クォック・サウワン) 計春華(ジー・チュンホワ) 
      譚 俏(タン・チウ) 邱建國(ヤウ・キンクォク)
      李連杰(リー・リンチェイ) 


<あらすじ>
清朝末期。黄飛鴻(王群)は弟子のクアン(譚俏)、アソー(黄一山)とともに広州港にやってきた。飛鴻の親戚、十三叔母さん(郭秀雲)を出迎えるためだ。広州の街は不穏な空気に包まれていた。飛鴻は、旅芸人の姉弟が男たちからからまれ怪我をさせられたところを助ける。また、毒が塗られた刃物で切られた男を治療する。豚の商いをする男は、飛鴻に心酔し弟子入りを志願、「自分の土地で診療所を開いてほしい」と頼む。これをきっかけに、飛鴻は「寶芝林」を開設するが、式典の最中、飛鴻らに恨みを持つ十一(計春華)らが闖入してくる。

<感想など>
観始めてすぐ、内容が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』とほとんど同じであることに気づいた。夕日の中での練武、登場人物のキャラクター、そしてラストに至る展開…。まるで、スタッフ、役者を変えた『天地黎明』である。ただ、『天地黎明』がよすぎたせいか、今回の作品は精彩を欠いた印象が残る。たしかに、役者の武芸は素晴らしい。しかし山場がなく、物語が淡々と進んで終わってしまった感があった。なお、リンチェイ主演の「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズとは位置づけが違うようだ。

今回一番印象的だったのは、極悪非道のかたまり、十一である。
誘拐した人々をアメリカに送ろうとするところを飛鴻に発見され、船内での戦いが始まる。演じる計春華はドラマ『連城訣』で血刀老祖を演じた人。悪役で魅せてくれる役者ナンバー1と断言できるほど、悪のパワーを炸裂させていた。これに対し、主人公の飛鴻はあまりにも正義過ぎて面白みに欠け、印象が薄かった。

なお、旅芸人の弟は10歳くらいに見えるが、雑技の腕前、悪に立ち向かう根性ともにピカ一である。彼は、飛鴻を想って身を売ろうとする姉とともに、銃弾に倒れるが、この展開は余りにも酷ではないだろうか。「重傷を負った姉弟を、飛鴻が見事救いました!」という明るい結末がないと、この2人が登場した意味がないと思う。飛鴻に惚れ抜いた小蘭の薄幸さを際立たせたかったのだろうか。ならば弟だけは生かして飛鴻の弟子にするなど、暗すぎる結末を何とかする手立てはなかったのだろうか。後味の悪さが残る作品だった。

冒頭で『少林寺』の一部が流れ、あどけない李連杰が映し出されていた。このときは「おおっ」と思わず身を乗り出してしまった。また、アソーとクワンが鉄路で車輪のついた台車を走らせて遊んでいる光景も面白かった。鉄との摩擦で火花が散るから「火車」なのね。
最初が面白かっただけに、終盤の展開は残念だった。

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