エンプレス 運命の戦い : 夢の国・亞洲文化宮

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エンプレス 運命の戦い

20100207

        エンプレス

2008年/香港・中国/1時間35分(レンタルDVD)
監 督  程小東(チン・シウトン)
原 題  江山美人
英 題  An Empress and the Warriors
出 演  陳慧琳(ケリー・チャン) 甄子丹(ドニー・イェン)
      黎 明(レオン・ライ) 郭暁冬(グオ・シャオドン)
      寇振海(コウ・ジェンハイ) 陳之輝(チェン・チーホィ)
      張 山(チャン・シャン) 劉偉華(リウ・ウェイホワ) 

<あらすじ>
戦国時代。燕国と趙国が死闘を繰り広げる中、燕胡霸(郭暁冬)は伯父である燕王(劉偉華)を暗殺。彼は野心が強く、王の養子、慕容雪虎(甄子丹)が自分より重んじられていることを妬み、謀反を企んでいたのだ。王の逝去により、娘の燕飛児(陳慧琳)が王位継承者となる。武術の心得のない彼女は、義兄雪虎の特訓を受け、少しずつ腕をあげていく。一方、水面下では胡霸や二豹(陳之輝)らによって飛児暗殺計画が進められていた。ある日飛児は毒矢を受けて絶体絶命となる。

飛児は、森に独居する段蘭泉(黎明)に助けられる。彼は10年前の激戦で一族すべてを失った朔月戦士だった。療養して完治した飛児は燕に帰国する。

飛児率いる燕国は優勢に戦いを進め、趙王(張山)と公子(延杰)を捕らえる。しかし彼女は戦いの無意味さを説き、2人を見逃す。飛児は王位継承権を放棄、蘭泉のもとへと走る。一方、胡霸一派は、雪虎の忠臣滕伯常(寇振海)らを殺し、さらに蘭泉の住居を襲撃。解毒薬の効かない矢が、蘭泉の背に刺さる。飛児はすぐもどると言い残して燕へと向かう。

<感想など>
燕、趙など、戦国時代の国名を使っているが、架空の国と解釈した方がよさそうだ。
また、戦争場面が多く登場するが、メインとなる話は恋バナで、テーマは平和希求である。
ファンタジーとして観ると、それなりに楽しめた。というより、かなりウケた。(笑)

ただ一人生き残った兵士が、森の奥で豊かな生活をおくっているというのがおかしい。
カノジョを気球に乗せ、美しい景色を見せながら、命の尊さを説くのである。
そんな彼の影響を受けた王女は、敵国の王とその息子を捕らえながら、
「戦いは終わりだ」の一言で逃がしてしまう。余りにも唐突で、周りの兵士たちとともに
あっけにとられてしまった。
敵討ちは無意味だと考える王女。しかし父を殺したのが胡霸だと知った途端、
敵討ちに燃える。そしてまるで偶然のように敵討ちを果たしてしまう。
ドニー・イェン演じる雪虎はメチャメチャ強い。さすが!と賞賛を送っていたら、
体に刺さった矢を引き抜いて、さらに戦い続ける。強いのを通り越している!!
突っ込みどころ満載である。

しかし恋愛場面はかなりよかった。(笑)
レオン・ライ、ケリー・チャンのコンビネーションがいいのだと思う。
蘭泉の住居の周りにはたくさんの仕掛けが施され、容易に近づけないように
なっている。きっと彼は人恋しい日々をおくっていたに違いない。
そんな中、突如大勢に追われる美しい女性を見かけるのだ。本能的に、これは
助けねば!と思ったことだろう。
膏薬交換をめぐって、どぎまぎする2人。気球デートを楽しむ2人。
ミツバチの襲撃を受けて一層仲良くなる2人。
森の番人と王女様の夢物語だわ~
しかし飛児の回復は2人の別れも意味するのだ。

さて予期していたとおり三角関係発生か…。
慕容雪虎と段蘭泉は激しく剣を交えるが、雪虎は蘭泉に「飛児をつれて遠くへ行け」と言う。
予期せぬ言動。慕容雪虎に一票!である。
彼は段蘭泉の元から戻った飛児の微妙な変化を感じ取っていたのだろう。
愛する女性の幸せを願って身を引くとは、なんて男前なの~(笑)
ドニー・イェンもレオン・ライも、実年齢よりはるかに若く見えた。

悪役の魅力も捨てがたい。
まずは燕胡霸。王になりたくて王位継承の可能性のある者に牙を剥く人物だ。
やっていることは卑怯だし、本当に悪者なのだけれど、なぜか憎めない。
よく見れば目元がきりっとして、身のこなしが颯爽としていてカッコイイ。
伯父である燕王に対しては、「僕のことをもっとよく見てよ!」と甘えている
ようにも感じられた。すべてが単純明快、とてもわかりやすい人物だった。
そんな胡霸の背後でいつも息巻いているのが二豹だ。張りのある声が魅力的!!
演じている陳之輝は好きな俳優の一人で、いつも脇役をきっちり務めている姿を見て、
嬉しく思うと同時に歯がゆい。もっと前面に出てくれないものだろうか。

アクションも、物語の展開もシンプルで、とてもわかりやすい作品だった。
(褒めています:笑)


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エンプレス 運命の戦い :龍眼日記 Longan Diary

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コメント

男性2人は確かに若い!

孔雀の森さん、こんばんは。
おぉ、なんと大きな心で書かれたレビューでしょう。素晴らしいです。
私なんて重箱の隅をつつくが如くチマチマした文句を連ねた
感想を書いてしまいました・・・。(恥)
>森の番人と王女様の夢物語だわ~
本当にそうでしたよね。あの気球デートには度肝を抜かれました。
いくら特訓を重ねてもケリーが強者にはまるで見えず、バンバン敵を倒すシーンでは
「ありえねー」とつぶやいてしまいました・・・。
あぁダメだわ。思い出すとまた文句をつけています、私。(笑)

お騒がせ王女様でしたね

sabunoriさん、こんにちは♪
前にレビューを拝見していたので、相当な覚悟で臨んだのでした♪
でも自分の好きな俳優を発見、彼ら(郭暁冬、陳之輝)に肩入れしたら、
こんなに愛のある(?)感想文になってしまいました。(笑)
でもあの王女様にはついていけませんでした。
自国と男との間を行ったり来たり。毒矢に指された男を見殺しにして、
親の敵討ちを優先したんですものね~ 許せ~ん!!(笑)
まあ、毒矢だったのを知らなかったし、男も気丈に振舞って
いたから、仕方ないと言えば仕方ないんだけれど…。
sabunoriさんの「重箱の隅をつつくが如くチマチマした文句」と
いうのはわかるのですよ。
挙げればきりがないですものね。
ケリー・チャンはアクション抜きにして「君臨する女王」で良かったのではないかと思いました。
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いろいろな出会いを
大切に♪

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