大秦帝国  第40集~45集 : 夢の国・亞洲文化宮

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大秦帝国  第40集~45集

20100205

2006年/中国/ 全51回(中国版DVD)
監 督  黄健中(ホアン・ジエンジョン)/ 延 芸(イェン・イー)
原 作  孫皓暉『大秦帝国 第一部 黒色裂変』
英 題  The Qin Empire
出 演  侯 勇(ホウ・ヨン) 王志飛(ワン・ジーフェイ) 于 洋(ユィ・ヤン)
      劉乃芸(リウ・ナイイー)呂 中(リュイ・チョン)斉 芳(チー・ファン)
      苑 冉(ユェン・ラン)周玉華(チョウ・ユィホワ)任 偉(レン・ウェイ)
      姜化霖(ジアン・ホァリン)侯祥齢(ホウ・シアンリン)孫飛虎(スン・フェイフー)
      李海鴿(リー・ハイグー)郭常輝(グオ・チャンホイ)慮 勇(ルー・ヨン)
      李立群(リー・リーチュン)王 輝(ワン・ホイ)梅生翔(メイ・ションシャン)

<あらすじ>
商君(王志飛)は、贏駟(劉乃芸)を太子として擁立するよう孝公(侯勇)を説得。景監(于洋)は早速贏駟の捜索を開始する。贏駟は諸地域を巡る中、小白山という青年と懇意になるが、かつて自分の暴挙で彼の父が死去した事実を知り愕然とする。景監の報告を受けた孝公は、贏駟の住む小屋にやってきて、両者は対面。父子共に咸陽に帰る。その一方で、商君は、かつて罪人として処した公孫賈の行方を調査していた。贏駟は正式に太子となり、商君を師として仰ぐ。

名医扁鵲(梅生翔)は、孝公が余命わずかであることを告げる。王の心残りは、墨家の玄奇(苑冉)だ。孝公の妹で商君の妻、熒玉(斉芳)は、身重でありながら彼女を探しに出る。その頃、墨家は分裂の危機にあったが、二代目巨子、禽滑厘(周玉華)は熒玉の報を受けて玄奇に孝公のもとへ行くよう諭す。2人共に咸陽へ帰る途中、熒玉は落馬、流産してしまう。

孝公と玄奇の婚礼がとり行われる。太后(呂中)は病床で娘熒玉に遺言を託す。それは、長男贏虔(慮勇)の暗殺を示唆するものだった。そして王の死後は商君と秦を出るようにと言い遺す。こうして太后は逝く。

孝公と甘龍(孫飛虎)が対面。老世族の商君に対する恨みの深さに、王は戦慄をおぼえる。そんな中、兄贏虔が逝去。子供2人は太子府に居住することとなる。また、孝公は後患の憂いを取り除くため甘龍暗殺の意思を示すが、商君は法に背く考えとして認めない。

函谷関を訪れた孝公が倒れる。死の間際、彼は商君に即位を要請、しかし商君は太子の補佐役に徹することを約束。太子駟は法の遵守を誓う。紀元前338年、孝公は46歳で逝去。これに伴い太子駟が即位する。しかし孝公を失った打撃は大きく、二代の王に仕えた黒伯(姜化霖)は墓前で殉死、上大夫景監は病気になり、王軾(任偉)は悲しみのあまり剣を振り回して取り押さえられる。王軾の刑は大幅に軽減され、商君は「初めて法を破った」と言って倒れる。一方、贏虔の娘華妹は驚くべき事を新王に告げる。何と父は生きているというのだ。



黒 伯(姜化霖:ジアン・ホァリン)


<感想など>
物語も終盤、鑑賞のピッチが上がってきた。あらすじも今まで以上にたくさん書きたくなるが、泣く泣く削っている。

あらためて、孝公と商君の絆の深さを思い知らされる。2人の関係は単に「絆」の一言では表せない。甘龍が「車の両輪」と言うように、どちらかが欠けたらもう一方は立ち直れないほどの間柄である。病床で苦しむ孝公だが、商君の顔を見た顔を輝かせ「一杯やろう」と言い出す。孝公にとっては商君こそが何よりの薬のようだ。

さらに、孝公と商君を含め、上大夫の景監や、将軍車英との関係にも、立場を越えた魂の結びつきが感じられ、未来の「大秦帝国」の礎は法律だけではないと思った。法を守り通そうとする人間あってこその、国家である。

相変わらず甘龍の動きが興味深い。長年病気と公言しているが、実は仮病なのではないか。彼の商君に対する恨みは根深い。長い間隠居同然の暮らしをしながら、復讐の時機を虎視耽々と狙っているのだ。この回のラストで「ワシの出番だ!」と言ったときの引き締まった表情が忘れられない。気迫ある静けさがいい!! 甘龍は素敵なキャラだ。

ミステリアスなのは公孫賈の存在である。前回商君と白雪(高圓圓)の命を狙い、今回は太子駟の目の前に現れ、彼の亡き恋人の墓を置いて姿を消す。さらに甘龍は公孫賈がすでに秦に入国しているという情報を得る。そして、追い討ちをかけるような贏虔生存説。秦国の表面で進められる法の基礎固めと、地下組織の不穏な動き。両方が交互に展開して、ますます目が離せなくなる。

大真面目なドラマなので、茶化しては失礼と思い、なかなか突っ込めない。でも今回は少し挙げておきたい。
まず、享年46歳という孝公があまりにも老けすぎていて、母の太后との年齢差がほとんど感じられないことだ。彼、どう見ても60代以降である。太后が20年前から大して変わらないのに対して、息子だけが過ぎた時間以上に年をとってしまったみたいだ。でも老け役が上手であることには拍手!

そして、玄奇からの病床でのプロポーズ。彼女は王を「渠梁<チーリャン>!」と名前で呼ぶ。時には「大哥」とも。この対等性はかなり画期的だ。重病のはずの王は途端にしゃきっとする。やはり彼に必要なのは商君と想い人だった。こうしてあっという間の婚礼となる。彼の奥さんである玄奇も昔と全く変わらない若さである。前にも書いたが、やはり男性陣の方が老けるのがうまい。

今まで商君についてはあまり書いてこなかったが、その眼差しの鋭さには、はっとさせられることが多い。熱弁にも惹きつけられる。役が役者に乗り移ってしまったかのようだ。また、颯爽とした景監の姿もいい。脇役に徹しようとする寡黙な姿が、かえって魅力的に映る。どのキャラクターも個性が光っており、演じる俳優にも興味が出てくる。

さて、あと6回を残すのみとなった。ゆっくりじっくり観たいと思う反面、一気に行ってしまいたい気持ちも強い。これだからドラマはやめられない。

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