大秦帝国  第22集~27集 : 夢の国・亞洲文化宮

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大秦帝国  第22集~27集

20100111

2006年/中国/ 全51回(中国版DVD)
監 督  黄健中(ホアン・ジエンジョン)/ 延 芸(イェン・イー)
原 作  孫皓暉『大秦帝国 第一部 黒色裂変』
英 題  The Qin Empire
出 演  侯 勇(ホウ・ヨン) 王志飛(ワン・ジーフェイ) 高圓圓(ガオ・ユエンユエン)
      于 洋(ユィ・ヤン)呂 中(リュイ・チョン)慮 勇(ルー・ヨン)午 馬(ウー・マー)
      斉 芳(チー・ファン) 苑 冉(ユェン・ラン) 陳之輝(チェン・チーホィ)
      姜化霖(ジアン・ホァリン) 郭常輝(グオ・チャンホイ) 孫飛虎(スン・フェイフー)
      馮鵬飛(フォン・ポンフェイ) 李海鴿(リー・ハイグー) 周玉華(チョウ・ユィホワ)
      趙 楊(チャオ・ヤン) 仇永利(チョウ・ヨンリー) 孫蛟龍(スン・ジャオロン)

<あらすじ>
白雪(高圓圓)は衛鞅(王志飛)と再会、喜びを分かち合う。
新法が民衆に豊かさをもたらした反面、国内には不穏な空気が流れ始める。
深夜、衛鞅の周囲に不審者が出現、護衛の荊南(孫蛟龍)が行方不明となる。また、太子贏駟(馮鵬飛)の封地をめぐる問題も浮上していた。
孝公(侯勇)は地方へ視察に出かけるが、途中で墨家の刺客に襲撃される。命からがら逃れる中で、百里遥(午馬)の孫娘玄奇(苑冉)と再会。墨子の弟子である彼女は新法の弊害を非難する。孝公は墨家の人々に政策を説く必要から、玄奇に墨家の拠点、神農山への案内を請う。孝公は紆余曲折を経て、墨家二代目巨子、禽滑厘(周玉華)と対面、和解が成立する。

孝公が不在の間、太子贏駟が農民を斬る事件が発生。郿県の太子の封地で、年貢米に大量の砂が混入され、これに激怒した駟が突発的にとった行動だった。さらに多数の農民が役人の手で殺され、怒った農民たちが大挙して都に押し寄せる事態に発展する。
衛鞅は新法を適用、太子監督不行き届きの罪で、贏虔(慮勇)を劓刑(鼻そぎ)、公孫賈(仇永利)を鯨刑(刺青)、流刑に処する。太子贏駟は未成年のため極刑は免れ、追放処分となる。農民たちの衛鞅に対する信頼は強くなる。

帰ってきた孝公は、兄と重臣に対する刑罰を知って卒倒する。しかし国を思い、新法を推し進める姿勢をとるのだった。
やがて度量衡が制定され、これが普及していく。

        
        太后(呂中)
<感想など>
孝公と衛鞅の絆が危うくなる場面は幾度かあるが、中でも今回は最大の難局ではないだろうか。
国王不在の間に、衛鞅は独善的とも思われる決断を下す。王族や重臣も民衆同様の刑に処するという、前代未聞の処置である。結果的には民衆の厚い信頼を勝ち取ったものの、贏虔は衛鞅に底知れぬ恨みを抱くこととなる。
この難局を乗り切った背景には、太后(呂中)の力が大きかったと思う。母は息子である国王を支持し、息子は母の愛情を支えに冷静な心を保とうとする。衛鞅なくして富国強兵は実現しない。これを一番理解していたのは太后ではないだろうか。慈悲深さと鋭い判断力を併せ持つ太后は美しい。

深夜衛鞅の館を狙う者を追い払ったのは、覆面姿の侯贏(陳之輝)ら食客たちだ。この侯贏がいい!!穏やかな物腰でありながら腕利きという役柄がぴったり。それに張りのある声がステキ。演じる陳之輝がますます好きになった。脇役しか見たことがないが、実力派なのだから是非いつか映画で主役を張ってほしい。

孝公を神農山に案内する玄奇は、王に恋心を抱きながらいろいろと忠告する。なんだか立場が王より上みたいだ。墨家二代目巨子、禽滑厘に向かって、命を賭けて王の正義を説くところは、王への愛情宣言にも聞こえる。
この玄奇も含め、女性たちがたくましい。白雪は衛鞅が秦に仕えるのを間接的に助け、熒玉(斉芳)はスパイ活動をやってのける。男性中心のドラマでは、女性陣のこうした活躍が華になる。ただ城におさまっているだけの美女だけではつまらないと思う。

墨家との和解はあっという間だった。王は墨家の面々を前に危機に陥るが、突如登場した禽滑厘が王を支持すると、弟子たちは「右へ倣え」で師匠に従う。禽滑厘はまるでお代官様だ。何だかうまく行き過ぎている気がする。
王と玄奇もいい雰囲気だ。王が彼女にデレデレした顔を向けるところでは、観ているこちらが恥ずかしくなってくる。これで2人が結婚したら、感情の上でも、政略的にばっちりではないか!!
あなたがデレデレしている間に、都ではとんでもない事態が起こっているのよ、と、何度も教えてあげたくなった。

太陽のような王&玄奇とは対照的に、衛鞅&白雪の2人は暗い。結婚の時期を数年後と考える衛鞅に対し、白雪は今すぐにでも!と思っている。衛鞅は白雪を愛しているが、自分の事業を優先させる。白雪にもそれはよく理解できる。だからよけいに切ない…。

新法反対派の動きは、まるで地下活動だ。甘龍(孫飛虎)の動きは衛鞅も察知しているが、表立って法に触れる行動をとっていないから黙ってみているだけである。前にも書いたが、この甘龍、悪役的存在だが渋くていい!!何考えているのかわからない渋面が精彩を放っている!!(笑)

ようやく折り返し地点を通過した。波乱はまだまだ続きそうだ。
同時期を描いた小説『孟嘗君』を平行して読んでいるが、この本では衛鞅は故人となってしまった。別物としてとらえないと混乱しそうだ。

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