海角七号 君想う、国境の南 : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海角七号 君想う、国境の南

20091228



2008年/台湾/2時間10分(劇場にて鑑賞)
監 督  魏徳聖(ウェイ・ダーション)
原 題  海角七號
英 題  CAPE №7
出 演  范逸臣(ファン・イーチェン) 田中千繪  中孝介 梁文音(レイチェル・リャン> 
      林曉培(シノ・リン) 民雄(ミンション)<3> 麥子(マイズ)<5>
      馬念先(マー・ニエンシエン)<2>  林宗仁(リン・ソンレン)<1> 
      馬如龍(マー・ルーロン) 應蔚民(イン・ウェイミン)<4>
      丹耐夫正若(ダンナイフージョンルー) 蔭山征彦<朗読>

<はじめに>
今年1月にアップしたDVD鑑賞のレビュー(こちら)を読み返したら、馬如龍が演じる「町議会議長」を「代表会主席」と表記していたことに気づきました。修正も考えましたが、あえてそのままにしました。「劇場公開されますように」という願いがかなってホント嬉しい!!オフィシャルサイトはこちらです。

昨日27日はゲスト舞台挨拶の2日目。初回上映開始時刻10:45の50分前(つまり9:55)に劇場到着。地下会場から続く行列の最後尾、1階出口付近に並びました。座席は全席自由で、最前列の右端。スクリーンがゆがみ、登場人物の顔がぼやけて見えるなんて、初めての体験です。

映画鑑賞後にゲストによる舞台挨拶がありました。「ゲスト登場」の案内後、後方から范逸臣、田中千繪の両人が客席の間を歩いてきて、何と私の真ん前を通過、階段を上がっていきました。間近で見た范逸臣さんは強い眼差しが魅力的で、赤い靴が強いインパクトを与えていました。田中千繪さんは清楚な白いワンピース姿。とても美しい方です。私のすぐ右にカメラマンがいて、彼女のカメラ目線がまるで自分に向けられているようで、どきどきしました。

范逸臣さんは、大勢のスタッフと創り上げる喜び、さらに日本での公開による多くの人との出会いや大勢の観客を前にした喜びを語ってくれました。音楽シーンでは「演技」を要求され、同じフレーズを繰り返すところが、実際の音楽活動と違うとのことでした。

田中千繪さんは、友子のキャラクターは怒りっぽいけれど実際の自分は違います、とコメント。前半バラバラだったメンバーが、後半はまとまっていく、そのギャップを表現する必要から、監督からそうした演技指導を受けたとのことです。

共演者の印象をきかれたとき、范逸臣さんが田中さんを「努力家」と賞賛、さらに電話の声が大きいと言うと、田中さんが「そんなに声大きくありません!」と反論して笑いをさそう一幕もありました。
田中さんは范逸臣さんを、主人公の阿嘉、その人であり、「素晴らしいアーティスト」と絶賛。お互いの信頼感が伝わってきました。

こうしたゲストの生の声を聞くと、また観に行きたくなります。

以下の映画の感想は、ラストに関するネタバレを含んでいます。

<感想など>
やはりDVDとは迫力が違います。音響も、沈みゆく太陽も、キラキラ光る海も、真上から迫ってくるようです。息抜きできないほどの緊迫感!(座席の関係ですが)

改めて感じるのは、もし主人公阿嘉(范逸臣)がプロ意識の強い配達員だったらこの物語は成立していなかった、ということ。いやその前に、茂爺さん(林宗仁)が足を骨折していなければ、かな。運命の交差点はいつどこに表われるかわかりませんね。そしてあの小包。麻紐がクリーム色の紙にゆるめにかけられており、何となく手にとってみたくなるのもわかるような気がします。あとから故人の娘さんの温かな人柄も伝わってきて、想いが届けられる喜びを、観客である自分もかみしめていました。

バンドメンバーの個性が弾け飛び、それぞれが深い印象を刻んでいます。
まずは茂爺さん。どうしてもステージでパフォーマンスを披露したくてたまらない様子。外見からは察することのできない、「出たがり」の性格がいいわ~。そして十分目立っているのを、本人はわかっているのかしら。
次に水蛙(應蔚民)。三つ子ちゃんのお母さんへの強烈な横恋慕にはあらためてびっくり。その気持ちを隠そうとしないところが純粋というか、愚かというか…。放っておけないキャラです。
そしてローマー(民雄)。家を出てしまった奥さんを想い続けているとは、序盤では想像もつきません。阿嘉との敵対関係が徐々に変っていく過程がよかったです。
奥さんを想って酔いつぶれたローマーの頭を、大大(麥子)が抱きかかえるシーンには驚きました。この子、おそるべし! 傷ついた大人をなぐさめられるほどの懐をもっているということ? 小さい頃から「大人」にならざるを得ない事情があったのかも。
根っからの商売人、馬拉桑<マラサン>(馬念先)には笑い通しでした。ベースが弾ける人だなんて、これも運命でしょうか。

最後のライブはやはり圧巻。大スクリーンでの迫力に圧倒されます。夕日のカウントダウンに始まり、息の合ったメンバーによる演奏、阿嘉、中孝介の歌に、気分は最高潮。
60年前の友子さん(梁文音)と現在の友子さん<海角7号在住>のふくらはぎが、どちらも同じようにスラっとしているところ(そっくり!)が新たな発見でした。

劇場出口には「BEST!FROM台湾・恒春」というタイトルの観光案内パンフレットが置かれていました。手にとってみると、ロケ地周遊ツアー案内で、本作品で使われた建造物についても書いてあります。
今すぐにでも飛んで行きたい気分!!

trackback

海角七号 :龍眼日記 Longan Diary

あらすじなどは前回台湾版DVD鑑賞時の感想に記したので割愛。 今回鑑賞して驚いたのは作品中にこれほど多くの台湾語が使われていたということ。 前回は字幕を追うのに必死だったようで(笑)台湾人同士の会話のほとんどが 台湾語だったとは気づかなかった・・・。...

「海角七号  君想う、国境の南」 :TK.blog

『海角七号  君想う、国境の南』  海角七號  Cape No.7 製作年:2008年 製作国:台湾 監督・脚本:ウェイ・ダーション(魏徳聖) 出演...

コメント

始まりましたね!

東京では26日から公開中なのですよね~。
こちらは年明け1月9日からです。
待ち遠しいです!
舞台挨拶付き・・・うらやましー。
とにかく字幕付きでもう1度観られるだけでも喜ばねばいけませんね。
それでは鑑賞後にまた伺います。
それまで孔雀の森さんのレビューを拝見するのはおあずけにします♪

レビュー、楽しみにしています

sabunori さん、こんばんは。
お先に鑑賞させていただきました。
今回、字幕で確認できたことがいろいろあって、勉強になりました。
以前、sabunori さんから許可を頂いたペンライト。
家族所有の物を持参しようかと、本気で考えていた私です。
結局持って行きませんでしたが。(笑)
でもあの場では本当に立ち上がって手を振りたくなりました。
レビュー、楽しみにしています♪

観て来ました!

孔雀の森さん、こんにちは。
観て来ましたよ~。
ホント、DVDとは迫力が違いましたね、
大きなスクリーンと大音量で堪能する彼らのコンサートシーン。
コンサートになると馬拉桑が別人のようにステキに見えてしまいました。(笑)
そして大大のクールさに惚れ惚れしたりビックリしたり。
そうそう、ローマーの頭を抱えて撫でてあげるシーンは驚きました。
そうか・・・確かに彼女にはそんな風に大人びてしまう事情があるのかもしれませんね。
この撮影からちょっと時間がたった今、彼女もすっかり大人っぽく変身していたりして。
DVDでは理解しきれなかったカエルの3つ子のお母さんに対する気持ち、
そういう大きな愛(?)もありかも・・・と妙に納得してしまいました。
それにしても最前列でナマ阿嘉を鑑賞・・・いいですねー!

再び感動!

sabunori さん、こんにちは♪
ご覧になったのですね~!!!
レビュー、コメントを拝見し、あの感動がよみがえってきました。
バンドメンバー、それぞれの個性が光っていましたね。
馬拉桑Tシャツには「えーっ!!」とのけぞってしまいましたが、
舞台でダサく見えなかったのは彼らがカッコイイからだと
思いました。
おっしゃるように、馬拉桑、ステージではほんとうにステキな
お兄さんでしたね。
男性陣はみんなプロのミュージシャンだから、音楽シーンで
素人っぽさを演出するのが難しかったのはわかるような気がします。
大大と男の子は、ほんと、姉弟みたいでしたね。数年後には
身長も逆転していいカップルになっているかな。でも精神的には
大大がお姉さんなんだろうな…なんて想像し過ぎの私。(笑)
「野ばら」は何度聴いても胸が震えます。
パソコンの壁紙は、しばらく阿嘉クンです♪

鑑賞前、パンフレット読んだ時点で目頭が熱くなってしまいました

関西上陸2日目に観てきました^^
関東で舞台挨拶があった時、東京まで行こうかと真剣に考えましたが
25日から台湾に行ってたので泣く泣く断念(入れ違いなのがまた悲し~)。

個人的に茂じいさんのキャラがとっても好き(笑)。
互いの弱い部分を見せた友子と阿嘉が惹かれ、ライブ本番前に阿嘉が友子に
言ったセリフまでの経過がそれほど多く描かれてなかったので
ちょっと戸惑ってしまいました。男女の関係に説明はいらないってことかしら^^;

手元に昨年購入したオリジナルDVDBOXに例の手紙が入っているのですが、
これを読むと映画を思い出します(TT)。
映画内容がわかったので、今度は台湾版DVDで再度鑑賞したいと思います^^

昨年は台湾でもロケ地巡りが流行ったそうですが、日本で公開されたこともあり
今年は日本人によるロケ地巡りがブームになったりして?!

いつかロケ地巡りしたい!!

TKATさん、こんにちは♪
舞台挨拶は各地であればいいのに、と思いました。
もっとも、公開前にも、いろいろな所で行われていたようですね。
阿嘉クン、いや范逸臣さん、日本での舞台挨拶もすっかり慣れているのでしょう。

茂じいさん、素晴らしかったですね。(笑)私も好きだわ~
口ずさんでいる野ばらもよかったし、若者にプンプン怒っている姿も可愛かった!(失礼…)
突然タンバリンを打ち始めた場面では笑ってしまいました。

阿嘉と友子の進展に違和感を覚えたというのは、わかります。
もしかして演じている役者さんたちも同じ思いだったりして…。
私はラストで盛り上がって、それまでの経過を一時忘れてしまいました。

いつかロケ地を回ってみたくなりました。
あのコンサートが行われた浜辺で日没をゆっくりと見たいわ。
非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。