フィッシュストーリー : 夢の国・亞洲文化宮

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フィッシュストーリー

20091213


2009年/日本/1時間52分(レンタルDVD)

監 督  中村義洋

原 作  伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』

出 演  伊藤淳史  高良健吾  多部未華子
      濱田 岳  森山未來  石丸謙二郎
      大森南朋  渋川清彦  大川内利充
      眞島秀和  江口のりこ 波岡一喜
      山中 崇  中村有志



<あらすじ>
2012年。彗星が地球に衝突するまで約5時間。人々が避難した後の街は閑散とし、レコードショップには3人の男たちが残っていた。
1982年。雅史(濱田岳)が友人(波岡一喜 山中崇)を乗せた車に『FISH STORY』という録音テープが流れる。曲中の無音部分から女性の悲鳴が聞こえると言われ、雅史は恐れおののく。
1975年。ロックバンド「逆鱗」(メンバー:伊藤淳史 高良健吾 渋川清彦 大川内利充)は最後のレコーディングにのぞんでいた。
2009年。高校の修学旅行でフェリーに乗っていた麻美(多部未華子)は、寝過ごして目的地で降りられず一人ぼっちに。北海道に向かう船上では不穏な空気が流れ…。


<感想など>
あらすじだけ見ると、これがどのようにつながっていくのか全くわからない。
時系列はばらばらだし、登場人物の背景も様々だ。各時代はいくつもの疑問を
残したまま過ぎ去っていく。
・彗星は本当に地球に衝突するのか。
・雅史には運命の出会いがおとずれるのか。
・『FISH STORY』の無音部分には、本当に女性の悲鳴が入っているのか。
・コック(森山未來)の親はどうしてスパルタ教育をしたのか。
そのほかにもた~くさんの疑問が浮かんでくる。
そんな数々の疑問が最後でひとつながりになっていくところは圧巻だった。
全く予想もつかない結末が、さわやかな風を運んできてくれたという感じ。

誰もが持っている、ほんの少しの勇気と、
時間の流れの中で、積み重なった数々の偶然と、
どうしても伝えたい、残したいという、強い思い。
いずれも、平凡な日常で繰り返される出来事だったり、心に潜む思いだったり…。
それらがいつか地球を救う要素になるかもしれないのだなあ、と思えてくる。

個性的な登場人物がとても面白かった。
谷口氏(石丸謙二郎)は、どこか得体の知れない、気味の悪さが強烈。
雅史クンが勇気をふりしぼろうとするところって、誰もが経験する過程のような気がする。
麻美のくしゃくしゃになった泣き顔がインパクト大。顔の筋肉柔らかいんだなあ。
「逆鱗」のリーダー繁樹を演じた伊藤淳史が、いつになくかっこよく見えた。
そしてかっこいいといえば、正義の味方になりたいと言ったコックの兄ちゃん。
演じる森山未來のアクションが素晴らしい。そして台詞がものすごくクサい。
彼はもうすでに立派な正義の味方ではないか!

実はあの兄ちゃんが運んできたアップルパイが気になって気になって、
観終わった後スーパーに走って、半額の冷凍パイシートを買ってきて、
お手軽アップルパイを焼いたのだった。(ものすごく衝動的!)

そのアップルパイ(手前味噌だが美味かった)を食べながら、
もし「フィッシュストーリー」の翻訳者が優秀な人だったら、
奥さんがあの本を持ってこなかったら、
雅史クンが『FISH STORY』をきかなかったら、
麻美ちゃんが寝過ごさなかったら、
などと、とりとめもなく運命の分かれ目を考えていた私でした。

trackback

映画「フィッシュストーリー」 :TK.blog

『フィッシュストーリー』   製作年:2009年 製作国:日本 監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎 出演者:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子...

フィッシュストーリー :龍眼日記 Longan Diary

2012年。 彗星が地球に激突し地球滅亡まであと5時間。 津波を回避するために人々が逃げ去り誰もいなくなったある街のCDショップ。 そこに取り残された3人の男はパンクバンド「逆鱗」の唄う1975年に発売された 「FISH STORY」に耳を傾けていた。 レコードはさっぱ

コメント

是非原作も♪

こんばんは^^
ストーリーを忘れかけていたので以前購入したパンフを探してたんですがなかなか見つからない。
そしてやっと見つけたら…小さいパンフで奥の方にありました^^;
この映画のパンフって大きさも形も昔流行ったレコード盤(シングル盤)をイメージしてるんです^^
もちろんレコードのタイトルは「FISH STORY」by逆鱗。なかなか凝ってます。

そしてやっとストーリーを思い出しましたよー。
よく考えたら(考えなくても^^;)ありえない設定なんですが、
最後に話が繋がるとそんなことは全く気にならなくなる不思議な作品です。。
偶然が繋がる運命、こんな運命が世界を救うのねと・・・  
そしてこの作品は個性ある出演陣で楽しませてくれますね。
多部未華子ちゃんの泣き顔は私も覚えてますよ^^
泣き顔が上手い女優さんはインパクトありますよね、セシリア・チャンもその1人です。

不思議な魅力のある作品でした♪

孔雀の森さん、こんばんは。
「ありえね~!」とつぶやきつつ観ていたら最後の最後にストン、と私たちを説得してしまう物凄さ。
ラストに全てのエピソードがひとつなぎになるところ、本当に圧巻でしたね。
・・・なんてオハナシしているこんなコトもいずれどこかで地球を救うきっかけの1つになるかも。(笑)
アップルパイ、確かにおいしそうでしたね。
思わず手作りしてしまった孔雀の森さんの気持ちと行動の素早さ、ナイスです。

運命!!

TKATさん、こんばんは♪
お手元にあるパンフ、とても味がありそうですね。
いろいろなエピソードが書いてある、という意味でも、
後で懐かしむ、という意味でも、気が向いたら買っておくのも
よさそうですね。

ほんとにありえない設定ですが、いつかこんなことが起こりそうな
気がする、って思ってしまいます。
運命ですね、運命。
偶然がどんどんつながっていって、地球が救われるとは…。
原作もいつか読んでみますね。

懐かしい香がしました

sabunoriさん、こんばんは♪
『長崎は今日も雨だった』の出だし、私も反応してしまいました。
ほかにもあの当時のファッション、流行歌手の名前など、
自分の成長期、青春期を振り返ってしまうような場面が多く、
懐かしい気分を味わいました(笑)
>・・・なんてオハナシしているこんなコトもいずれどこかで地球を救うきっかけの1つになるかも。
ああ、そうなったら嬉しいなあ(笑)
いつ何がきっかけになるかわかりませんね。
一つ一つの出会いを大事にしていきたいものです。(すごく真面目…)
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いろいろな出会いを
大切に♪

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