池田理代子『ベルサイユのばら』 : 夢の国・亞洲文化宮

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池田理代子『ベルサイユのばら』

20091116

前回の「最後の恋 ~つまり、自分史上最高の恋。~」から、
オスカル&アンドレ
マリー・アントワネット&フェルゼン

を、連想したのでした。『ベルサイユのばら』に登場するこの2組は、
まさに上のタイトルにぴったりの大恋愛をみせてくれます。

先日図書館で見つけ、読みふけったのが、この『ベルサイユのばら完全版』。
             
             刊 行:2009年2月
             出版社:集英社
             巻 数:全9巻

窓つきの表紙、カラーの挿絵が、とてもゴージャスです。
このセットのうたい文句は下記の通り。
* 週刊マーガレット掲載時のカラーページ完全再現
* 単行本未収録の扉絵ギャラリー掲載
* 池田先生自ら監修・着彩した扉絵・本文ページ
* 月刊Jam掲載の外伝『名探偵ル・ルー編』も読める!


ページをめくるうちに、いつしか夢中になっていた中三の頃に戻っていきました。


そして翌日にはこちらのセットを購入。


 刊 行:2009年8月(第57版)
 出版社:集英社(文庫)
 巻 数:全5巻




三十数年前、受験勉強に突入したころに『ベルばら』と出会いました。
ベルばら好きの友人たちとのお喋りは、学校で、交換日記で、とめどなく続きました。
クライマックスの台詞は暗記できるほど読み込み、ブラウスの袖のふくらみや、
目の中に煌く星まで、はっきりと脳裏に刻み込まれたほどです。
中学卒業と同時にこのブームも自分の中で自然消滅したかのようでした。
それが今、あのページを開いた途端、当時の感動がそのままよみがえってきたのです。

今回は新たな発見(以前気づかなかったことに気づいただけですが)がありました。

① オスカルは享年33歳。(1755年12月に生まれ1789年7月に逝去)
中三当時気づいていたらショックだったかも。30代以降はみんなおじさんおばさんに
みえましたから。
奥手でどぎまぎする彼女は、かなり可愛いと、今回あらためて感じました。

② 出動前夜オスカルと一夜を共にしたとき、アンドレの目は見えていたのでは?
窓辺にたたずむオスカルの、霧がとりはらわれたようなタッチの絵は、アンドレの視線で
描かれています。あのときだけ視力を回復していたと信じたいです。

③ マリー・アントワネットに関してはその時々の年齢が記されていますが、オスカルに
ついては誕生と逝去の年月日しか記されていません。

終始、年齢不詳のイメージを通したかったということでしょうか。

あの頃はオスカル一筋でした。
でも今回は、当時脇役に過ぎなかったアンドレが、とても大きくなって再登場!!
厳然とした身分制度が存在した18世紀のフランス。平民として貴族に仕えた彼は、
生活に困ることはなくても、常に身分の違いを意識せざるを得ない状況でした。
アンドレの人生の大半はオスカルと共にあります。
2人は主従関係にありますが、アンドレは配下であってもオスカルに遠慮などしません。
「影」の立場ながら(そうであるからこそ)主張すべきところはしっかり主張し、
隊長であるオスカルをしっかりとリードしていきます。
今回惹かれたのは、彼のそうしたはっきりとした態度でした。
終盤のアンドレは視力が失われていくにつれ、感覚が鋭敏になっていき、独特の陰りが
出てきます。この雰囲気のあるアンドレが素敵!

文庫版より大型版の方が、圧倒的に迫力があります。
また図書館へ行こうっと!


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「ベルサイユのばら 完全版」 :TK.blog

『ベルサイユのばら 完全版』    著者:池田理代子  出版社:集英社 <感想> よくお邪魔する孔雀の森さまのブログ『夢の国・亞...

コメント

♪バラはバラは 美しく散る~♪

懐かしいです!私もベルばらは好きで観てましたよ~。愛蔵版も持ってました。
でも詳細は覚えてないので私も『ベルサイユのばら完全版』が読みたく
図書館で検索しましたが…ない!ないです置いてないです(TT)。
購入しようかと思ったら大型版は1万円以上する代物。ああ、お高い(悲)。
クリスマスにサンタさんがプレゼントしてくれないかなぁ…

今回の孔雀の森さんの感想を拝見し、幼少の頃に見た漫画を
読みたい衝動に駆られています(笑)。
『キャンディキャンディ』も読みたくなってきました^^
古本屋さんで立ち読みしてこようかしら。

まさにクリスマスプレゼント!!

TKATさん、こんばんは♪
宝塚のベルばらは、テレビでしか観たことがありません。
舞台はきっと華やかで素晴らしいんでしょうね。
私は今になって、文庫漫画ではなく、無理しても完全版を
買えばよかったなあと、後悔しているのです。
とにかくカラーページがいいんですもん!!
見たいとき見られるのが一番です。
ともかくサンタさんにお願いしてみましょうよ!!
『キャンディキャンディ』はタイトルはよく知っていますが
記憶にありません。ちょこっと読んだかもしれませんが。
振り返ると懐かしい漫画はたくさんありますね。
『はいからさんが通る』も大好きでした。
古本屋さんは立ち読みOKなんですよね。私も行こうっと。

なつかしい!

わたしも中学生の時にこの漫画を揃えていました!
で,当時からわたしはアンドレ命!でした。
こういう優しく見守る自己犠牲系のキャラに弱いんですね。
で,オスカル33歳だったのか~,死んだとき。
たしかに少女時代にそれを知っていたらショックだったかも

池田理代子先生の作品は
そのあとの「オルフェウスの窓」もハマりました。
そこでも一番ハマったキャラは
アンドレ系の「耐えるキャラ」=イザークでした。

「オルフェウスの窓」も読みたいな

ななさん、こんにちは♪
ななさんもベルばら持っていたのですね。
そしてアンドレ命!!わかる、わかる!
好きな女性のために命かける男…うっとりしてしまいます。(笑)
実は中学生当時、アンドレの野獣になってしまう一場面が
怖かったのですよ。
それでちょっと引き気味になっていた子どもの私でした。(笑)
『オルフェウスの窓』にも耐えるキャラ登場ですか。
なんだかものすごく読む気になってきました。
ご紹介、ありがとうございます♪

サンタさんが我が家に来てくれました!

私と瓜二つのサンタが(笑)。
届いたその日に一気に読んじゃいましたよ~。

>出動前夜オスカルと一夜を共にしたとき、アンドレの目は見えていたのでは?

うんうん、私もそう思いました!やっと夫婦になれた二人。
結ばれるべくして結ばれた二人。
この時代に生きた愛だからこそ、こういった結末になったのでしょうね。
ちなみに私はフェルゼンとアンドレでは僅差でアンドレ派かなぁ。。ふふ。

前回の孔雀の森さんからのレスで登場した『はいからさんが通る』は
単行本を持っており、こちらも最近読み直しました。いや~、これも名作です^^
以前、南野陽子さんが紅緒役をされてましたが、
今なら宮崎あおいさんが私の中ではイメージぴったりです。
やはり名作はいつの時代に読んでも名作だなと改めて思いました(涙)。

P.S 一発でTB出来ました!奇跡だわ~(驚)

すばらしいプレゼントでしたね!!

TKATさん、こんばんは♪
ベルばらがクリスマスのプレゼント!素敵です!!素敵すぎ!
やっぱりあのときアンドレの目は見えていたと思います?
よかった!同じ意見の方がいて!!

>ちなみに私はフェルゼンとアンドレでは僅差でアンドレ派かなぁ。。ふふ。
私はですね~ 実はかなりの差でアンドレ派なのです。
もちろんフェルゼンも素敵ですよ~
ただ、私はマリーちゃんがあまり好きではないので、
(もしTKATさんがマリーちゃんファンだったらごめんなさいね)
あのマリーちゃんに首ったけのフェルゼンにあまり感情移入できないのです。
それに、オスカルの気持ちに10年以上気づかないなんて…
でも、だからこそオスカルとアンドレは結ばれたのだから、
そこで文句を言っても仕方ありませんね。
私はオスカルを待ち続けたアンドレに一票!なのです。

>今なら宮崎あおいさんが私の中ではイメージぴったりです。
おお!!!何とドンピシャの配役!!素晴らしい!!
そして「はいからさんが通る」をお持ちとは、うらやましい!!!
じゃ、少尉(確か少尉ですよね?)は誰でしょうね。

今度はどんな漫画で盛り上がるか、楽しみだわ~
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いろいろな出会いを
大切に♪

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