グ印亜細亜商会 : 夢の国・亞洲文化宮

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グ印亜細亜商会

20091114



著 者:グレゴリ青山

刊 行:2003年5月

出版社:旅行人








<内容・感想など>
先日読んだ『ブンブン堂のグレちゃん』が面白かったので、同じ作者のものを、と思い
購入。
イラストや写真がたくさん掲載されているエッセイです。
大きな本屋さんで店員さんに訊いたところ「コミックエッセイのコーナーにあります」
とのこと。
コミックエッセイ…。カテゴリはどうしようか…。
作者は画家で、イラストや写真、手書き文字が半分を占めているので、「絵本・画文集・漫画」
としました。

最初の「六十年代のアジアもっこりヘア」では、『花様年華』のマギー・チャンと
トニー・レオンのイラストがノスタルジックな香を醸し出しています。
ふくらませたヘアスタイルが流行していたという年代。
さらに60年代の香港、台湾、タイ、マレーシア、インドの、そして若尾文子さんの
「もっこりヘア」を紹介しています。
『花様年華』観賞時には、トニー・レオンのポマードで光る頭の方が印象に残っていました。
今度観る機会があれば「もっこりヘア」にも注目してみましょう。
これは作者のマニアックな世界の入り口でした。

上海の懐メロテープや旧い漫画雑誌、さらに日本の上海ソングの紹介記事からは、
自分が以前読んだ小説や観たドラマなどの光景が浮かんできます。
さらに話題はインド、ミャンマー、タイの歌や映画へと移っていき、私にとっては
すべてが知らないことばかりなのですが、語り口調とディープな絵に引き込まれて、
何となく追体験しているような気分になってきます。

最後は台湾の画家陳澄波氏のエピソード。たまたま日本で鑑賞した絵に惹かれ、
台北市立美術館へ。
そこで陳氏の人生に触れてますます惚れこんでご子息に会いに行くまでの心の動きを
綴っています。
作者の思い入れと俊敏な行動からは、一途な情熱と同時にその心を見る冷静な眼も
感じられました。

作者の集めた本、ポスター、チラシ。さらに描いたたくさんの絵や撮影した写真で、
かなりディープな展覧会が開けるのではないでしょうか。

なんだか不思議世界に迷い込んだような時間を過ごしたのでした。

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