一年之初 (いちねんのはじめ) : 夢の国・亞洲文化宮

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一年之初 (いちねんのはじめ)

20091028

                   

2006年/台湾/1時間53分(劇場で鑑賞)
監 督  鄭有傑(チェン・ヨージエ)
原 題  一年之初
英 題  Do Over
出 演  柯佳[女燕](コー・ジアイェン) 張榕容(チャン・ロンロン)
      [广/廿/尺]宗華(トゥオ・ツォンホワ) 柯宇綸(クー・ユールン)
      許安安(シュー・アンアン) 莫子儀(モー・ズーイー)
      高英軒(ガオ・インシュアン) 卓文萱(ジニー・チュオ)
      黄健[王韋](ホワン・チェンワイ) 王鏡冠(ワン・チングァン)

[注] 出演者「トゥオ・ツォンホワ」の「トゥオ」の字は「广」の下に「廿」と「尺」。

<登場人物> ()内は俳優名
リーシャン(莫子儀)…映画監督
パン(王鏡冠)…映画製作アシスタント
フィフィ(許安安)…女優
ディンアン(黄健[王韋])…タイからの不法移民
シャオガオ(高英軒)…ディンアンの同郷人
高速道路料金所職員(卓文萱)
シャオフィ(張榕容)…カウントダウンパーティに参加している女の子
ハオズ(柯宇綸)…シャオフィの恋人
バタフライ(柯佳[女燕])…シャオフィの親友
宗徳(トゥオ・ツォンホワ)…黒社会のボス

<内容・感想など>
大晦日から元旦にかけて繰り広げられる、若者たちの物語。
全く関係なさそうな人々が、徐々につながっていきます。
最初は映画の撮影シーン。ラブシーンのカメラテストで、男性俳優の代わりに
女優フィフィの隣に横たわる、アシスタントのパン。
一見「美女と野獣」ですが、2人ともまんざらでもない様子。
手をつないだパンが「時間よ止まれ」と思った瞬間、時計の針が一秒巻き戻ります。
いろいろと注文の多いこの監督、何か悩んでいるようで、突然撮影を中断。
ここまでは、ミステリーとファンタジーの色合いが感じられて、展開が楽しみでした。
なぜ監督が撮影を中断したのか。何を悩んでいるのか。
冒頭でパンが撮影のために通行止めにした車には、黒社会の人たちが乗っていたけれど、
彼らはこれからどんな行動をとるのか。
いろいろと想像をかきたてられてワクワクしていたのですが…。
このあと、観客7~8人のうち2人が出て行ってしまいました。
次に登場するのはタイ出身の不法就労者。身分証明書を渡す約束を反故にした友人に、
殴る、蹴るの暴行を加え、これが隠されているとされる金庫に向かいます。
この金庫の持ち主は黒社会のボス。あれ、この人はどこかで見たことがあると思ったら、
『ソルジャー・ボーイズ』、『ラスト、コーション』に出演のトゥオ・ツォンホワ大哥だと、
後で知りました。
この人はさわやか系のボスで、好感度大!!(笑)
でもここからストーリーが錯綜して、何がなんだかわからなくなります。

薬物中毒にかかっているシャオフィ、ハオズのカップルの眼から見える幻想的な風景、
シャオフィの親友バタフライと監督との邂逅などが、どんどん流れていきます。
柯佳[女燕]と張榕容(チャン・ロンロン)は『渺渺 miao miao』からそのまま
抜け出してきたような雰囲気。
スクリーン上では光がやたら点滅したり、月面に降り立った人物を映し出したりと、
視覚効果や意外性を投げかけて、「どうだ?」と問いかけているような感じですが、
答えられる自信がありません。(眼がチカチカしてまともにスクリーンを観られないことも)
でも、カウントダウンパーティでの「カウントダウンを失敗した」という台詞は
面白かったです。

結局何だかわからないまま終わってしまいました。
莫子儀演じる監督の揺れは、もしかしてこの作品の監督自身が持っているものなのかと、
最後にふと思ったのでした。

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コメント

なんと言ったらいいのか…

関東では昨年の10月に公開されてたのですね。
関西ではつい最近公開されてたんですよ~^^;

私はどうあらすじを書いたらいいのか迷ってしまい、公式HPのあらすじを
拝借してしまいました(汗)。
だって内容を思い出すにも劇場にはパンフが売ってなかったんですもん。。
↑予算がなかったらしくパンフは作られてないそうです…

ラストを観ると「ああ、そういうことなのね。だから途中に非現実的なシーンがあったのね」
と思いますがどこかちょっと遠回りし過ぎた感がありました。
決して面白くなかったわけではないのですが、監督ワールドが
強すぎて観客はちょっと置いてけぼり…^^;
でも出演者たちは良かったと思います♪←なんかとってつけたような感想(笑)。

あらすじは省略です(苦笑)

TKATさん、こんにちは♪
おっしゃるように、意味不明の作品でしたね。
キャストは魅力的で、最初はかなり期待していたのですが~
私はあらすじをあきらめて、役者と役柄を書いてごまかしました。(笑)
この作品の評価は分かれるでしょうね。
私は、時系列が交錯した物語は、書籍にしても、映像作品にしてもかなり苦手です。
やっぱり観てすぐにわかる作品がいいです。
これは制作者が自分の中に閉じこもって描いた作品のように感じました。
つまり、登場する監督そのものなのよね~
>監督ワールドが 強すぎて観客はちょっと置いてけぼり…^^;
まさにそう、そう!!!
ラストはきれいにまとまりすぎていて、あれ?っていう感じでした。

私もとまどいましたー(笑)

孔雀の森さん、こんにちは。
↑でTKATさんと孔雀の森さんが会話されているように・・・
私もなんだか置いてきぼりを食ってしまったような気持ちの作品でした。
私はTKATさんのようにラストを観ても「ああなるほど」とは全然思えなかったという
頭の悪さですー。(笑)
感想にも書いてしまったのですが誰が一体どうしてこの作品を
一般公開したい!と思ったのか・・・それが一番謎です。
(嗚呼またしても毒づいてしまった・・・・)

今思い返しても不思議な作品

sabunori さん、こんにちは♪
毒づきたくなる気持ち、わかります。
ほんとうに、なぜ一般公開を思いついたのでしょう。
観客をたくさん動員できる類の作品とは思えません。
それとも、制作者の意図を理解できない私の頭が悪いのか…。
「スタイリッシュ」などと評価されている作品を念頭に、
視覚効果をねらっているようにも感じられました。
あれもやってみたい、これもやってみたい、という発想が
積み重ねられているようにも見えました。
映画制作、及び配給に携わる方々には、観客のことも考えて頂きたいものですね。
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大切に♪

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