三国志三昧 : 夢の国・亞洲文化宮

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三国志三昧

20090409

年度始めで慌しい中、時間のあるときは三国志を開きます。
2種類を平行して読んでいるので混同することもしばしば。

さて、だいぶ前に読み始めたのが、下記の立間祥介訳『三国志演義』。

三国志演義 上・下(中国古典文学大系 26・27巻)
原 作:羅貫中
翻 訳:立間祥介
出版社:平凡社
刊行年:1984年(初版は1968年)



只今下巻第68回を亀の歩みのようにゆるゆると読んでいます。
1冊に60回分が収められ、2段組で500ページ以上。なかなか進みません。
赤壁はすでに過去の出来事になりました。

現在、呉軍の甘寧と凌統が仲良くなった場面です。
(昔、甘寧が凌統の父を殺したため凌統は彼を親の仇として憎んでいた。
しかし今回凌統は甘寧に命を助けられ、一転して甘寧は大恩人となる。) 
ひょっとして『レッド・クリフ』で中村獅童演じる「甘興」は「甘寧」のことではないでしょうか。
「甘寧」の字(あざな)は「興覇」で、よく「甘興覇」と呼ばれます。覇気のあるキャラクターもそっくり!
この回で甘寧も好きな人物の一人になりました。

挿絵は中国の本からの抜粋と思われ、人物たちの目はひゅっと線を引いたように切れ長です。
中国のにおいがするこういう人物画、好きです。

訳文は古典的な中にテンポのよさがあって、胸に心地よく響いてきます。

一方、電車ではこちら↓を携帯。

完訳三国志(全8巻)


原 作:羅貫中

翻 訳:小川環樹・金田純一郎

出版社:岩波書店(文庫)

刊行年:1988年(改訂版第1刷)
     〔初版は1982年岩波書店刊の全8巻〕

只今2巻目の25回に入ったところです。
諸葛孔明はまだ登場せず、孫権の兄孫策が生きています。つまり「赤壁」よりもずっと前。
挿画は葛飾戴斗による『絵本 通俗三国志』からの抜粋で、なるほど浮世絵風。
ぎょろっとした眼に圧倒されます。
翻訳は古典的でなじみの薄い言葉が所々に見られますが、親しみやすいです。(ちょっと矛盾?)
1巻目の後書きに、正史『三国志』との比較について述べた文があって興味がわきました。
実際の劉備玄徳は勇猛で智謀に長けており、彼の「徳」は演義で作られたとのこと。
思い返せば、北方謙三著『三国志』では、関羽や張飛が劉備に「徳」のイメージを持たせるような筋書きになっていました。
北方氏は正史も念頭に置いて書いていたのでしょうか。

2冊とも『レッド・クリフ』とは遠い所を読んでいますが、登場人物のイメージはあの役者たちです。
やはり映像の影響は大きい!!
そして「赤壁の戦い」は、数ある山場の中でも一番臨場感のあるところだと思います。
赤壁以後は何だか風船がしぼんでいくような感覚になるのよね~

『レッド・クリフ PartⅡ』が楽しみです♪


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