三国志 : 夢の国・亞洲文化宮

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三国志

20090216


2008年/中国/ 1時間42分
監 督  李仁港(ダニエル・リー)
原 題  三国之見龍卸甲
英 題  Three Kingdoms:Resurrection of the Dragon
原 作  李仁港『三国之見龍卸甲』
出 演  劉徳華(アンディ・ラウ)  洪金寶(サモ・ハン)  狄 龍(ティ・ロン)
      安志杰(アンディ・オン)  劉松仁(ダミアン・ラウ)  マギー・Q
      岳 華(ユエ・ホワ) 濮存(プー・ツンシン) 于榮光(ユー・ロングァン)
      陳之輝(チェン・チーホィ)  呉建豪(ヴァネス・ウー)

<あらすじ>
三国志の英雄たちが割拠する時代。常山出身の趙雲(劉徳華)は同郷の羅平安(洪金寶)と意気投合、彼を「兄貴」と慕う。2人は劉備(岳華)に仕え、諸葛孔明(濮存)の助言を受けて闘う。このとき平安は趙雲から譲られた戦功により注目されたが、次の戦いで劉備の妻子の護衛に失敗、関羽(狄龍)、張飛(陳之輝)に殺されそうになる。しかし趙雲が行方不明となった劉備の妻子を救出すると宣言して彼の助命を請い、単独で敵地に乗り込む。趙雲は劉備の子阿斗を救出、群がる敵をなぎ倒し生還する。この一部始終を、曹操(劉松仁)は孫娘曹嬰(マギー・Q)に見せていた。趙雲はこの軍功で出世、<五虎大将軍>の一人となる。
<感想など>
主人公は趙雲だが、私には語り手である平安の方が印象深い。
顔、武術、性格すべてにおいて完璧な趙雲ではないのはなぜ?
きっと完璧すぎるからだろう。
趙雲の陰に隠れ、いじけて捻くれる平安の方に、興味をそそられるのだ。
彼は最初趙雲に地図を見せてやるなど面倒をみる側だったが、やがてその立場が逆転、
華々しい出世街道をひた走る趙雲に複雑な気持ちを抱くようになる。
しかし趙雲は出世しても平安には弟分としてふるまう。何て謙虚なのだろう。(性格良すぎ)
いっそ趙雲がいばりくさってしまえば、平安も踏ん切りがつくのだろうが、
いつまでも慕われると、離れようにも離れられなくなる。
物語が進むに連れ、平安のひねた心境が全体を覆い尽くすかのように見えてくる。
登場人物はそれぞれ平安の眼を通して描かれた、オリジナリティ溢れるキャラクターだ。
諸葛孔明は冷たい面が強調され、張飛はとことんさわやかだ。
関羽は威厳に満ち、関帝廟に祭られている姿そのもの。
曹操の狐みたいな眼にはゾクッとする。
なお、曹操の孫娘の曹嬰には唖然としたが、当時の庶民の眼には、高貴な身分の女性が
こんなふうに人間離れしたキャラクターに映ったかも知れない。
後ろに女性たちを侍らせる劉禅のバカ殿ぶりには笑った!!
これでは命がけで彼を救った趙雲があまりにも気の毒だ。

最初から三国志演義を念頭におかずに観るつもりだったが、期待していた逸脱が中途半端で
物足りなかった。
何が足りないのか。
それは、濃厚な恋物語である。(笑)
影絵人形遣いの女性との恋なんて不必要だ。
いっそ、趙雲と曹嬰の「許されざる恋」の方が、突っ込みどころ満載で楽しめるのではないか。(笑)
曹嬰。あんなに美しくて楽器の上手な彼女が、闘うだけなんてつまらない。
そこで。
趙雲と曹嬰が恋仲になる。曹操は戦略面から大いに喜ぶ。一方孔明たちは「すわ、一大事!」と大慌て。
果たして・・・
妄想は果てしなく続く。(笑)

なお、若者も白髪老人も違和感なく見せるアンディ・ラウは、やっぱりすごいと思った。
だから趙雲なのだ!と納得。

trackback

三国志 :香港熱

「レッドクリフ」でもダントツに魅力的だった趙雲。 「三国志」に登場する武将の中でも圧倒的人気を誇るというこの趙雲を 劉徳華(アンディ・ラウ)が演じ、その生涯を彼と同郷で趙雲が兄と慕った平安 (洪金宝:サモ・ハン)の目を通して語られる。 鑑賞からすでに...

コメント

いま一歩

孔雀の森さん、こんばんは。
そうかー物足りなさの原因は濃厚な恋物語のエピソードでしたか!(笑)
2時間弱の中で駆け足の趙雲の生涯でした。
ホント、あくまでも兄貴分の平安をたて続ける趙雲は性格良すぎですよね。
あれでは平安は表立って毒づくことも怨むこともできず辛いー!
>後ろに女性たちを侍らせる劉禅のバカ殿ぶりには笑った
本当ですよねぇ・・・趙雲が命を張った意味はあったのか!?と思わずにはいられませんよ。(笑)

もし恋愛モノだったら…

sabunoriさん、こんばんは♪
もしベタな恋愛が描かれていたとしたら、きっと批判の矢が
飛ぶだろうな~と思いつつ、ちょっと想像してみました。(笑)
趙雲がいつのまにか中年、さらにお爺さん(?)になってしまい、
びっくりでした。歴史が一っ飛び、という感じかしら。
sabunoriさんがなかなか感想を書けなかったとおっしゃるのが
とてもよくわかります。
私は今となっては映画の場面がよく思い出せません。
ストーリーも説明することができません。(これはただの物忘れか…)
やはりレッドクリフのインパクトはすごかったんだな~と
今さらながら実感しています。

こちらにも~

平安は味のあるキャラでしたね。
彼を語り部にしたことで,
この物語は他とは違った切なさが出たように思います。

それにしても,マギー・Qとアンディの禁断の恋・・・
ぜひ観たかったです。すっごい私好みのお話になりますぅ・・・。

三国志もいろいろ

ななさん。

続けてのコメント、嬉しいです♪
おっしゃるような切なさ、今になって感じています。
三国志のとらえ方も人それぞれ。
こんなストーリーにして(変えて)みたい!という気持ち、
わかります。
禁断の恋やはり観たいですか。仲間が増えたようで、嬉しいです。(笑)
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