STOP劉備くん! : 夢の国・亞洲文化宮

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STOP劉備くん!

20090131

著 者 : 白井 恵理子
出 版 : メディアファクトリー
刊行年 : 2005年11月

職場の方から借りた4コマ漫画集。
副題が『白井版三国志遊戯』。
吉川英治著『三国志』の格調高い文章を堪能していた最中の「闖入者たち」は、全く別の世界にいざなってくれました。
頭でっかちの容貌、飛ばし放題のギャグに抱腹絶倒、
笑いが止まりません。
登場人物は極端にデフォルメされていますが、そんな
                            キャラがツボにはまりました。
作者が一番愛しているのが諸葛孔明であることは、解説を読む前から一目瞭然。
男装の麗人を思わせる美形で、映像化するなら(笑)きっと女優が演じるでしょう。
以下は各登場人物についての感想です。

劉備
「徳の劉備」のイメージを一新。おちゃめで愚鈍、そそっかしい劉備クンです。
関羽や張飛が長兄として尊敬する要素がどこにあるのでしょう。
でも誰からも愛されるキャラクターはやはり劉備その人だと思います。
周瑜の葬儀でお面をつけ間違える話はばかばかしいけれど劉備クンらしくほほえましいですね。
周りも嘆き悲しむのをしばし忘れている様子。
このお面の顔と横山三国志の劉備とが重なりました。

曹操
劉備に「天下の英雄は誰か」と訊いても、自分の名前を挙げてくれず、曹操はイライラ…。
曹操と劉備が向かい合って語る、演義の中でも貴重なシーンです。
漫画では曹操の焦燥感と劉備のおとぼけが端的なギャグで表現され、おかしさ百倍。
劉備が一言「それはあなたです!」と言ってあげたら歴史は変わったでしょうか。
(いや、変わらないだろう…)

孟獲
諸葛孔明が南蛮(中国の南方)制圧の際、7度捉えてその度に解放した武人です。
結果的にこの服従作戦は大成功。
演義の南蛮制圧の場面は、はっきり言って嫌いです。(不遜な孔明も、愚鈍な孟獲も)
でも漫画での孟獲クンは野人的風貌で、演義の中華思想を超越した、別世界の人。
私の嫌悪感を多少ぬぐってくれたような気がします。

姜維
五丈原以後大活躍するこの武将が大好きです。
そんな私の好みを見事に反映してくれた作者に感謝!であります。
漫画では孔明との関係がビミョーで、でもこれもアリかなぁと、妙に納得…。
刺客なのに芝居が下手という致命的な欠点も、大好きな理由の一つ。(笑)

呂布
勇猛だけどアホな、この人物が好きです。
演義のイメージから、彼は醜男だと思っていたのですが、漫画の眼はキラキラしていて、
嬉しい限りです。
ああ、彼がもっと賢かったら…。ひょっとして歴史は変わったかもしれない…。

さて、まだ馬超クンが登場していません。ひょっとして続編でお目にかかれるでしょうか。
それは次回のお楽しみ!!

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