三国志 諸葛孔明 : 夢の国・亞洲文化宮

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三国志 諸葛孔明

20090125



1985年/中国/3DVDs(全14集を編集)/レンタルDVD
監 督 孫光明
原 題 諸葛亮
出 演 李法曹  徐正運  江庚辰  銭文華  黄家徳  鄭 軍  哀親民
     張辛元  宋邦貴  劉麗華  舒長青  王振栄  何玉海  趙慧珍
     羅民幟  李 力

<内容・感想>
湖北電視台制作の全14集をDVD3枚に編集したドラマ。(制作年は2002年)
それぞれのタイトルは次の通り。
①大軍師起つ
②赤壁の戦い
③秋風五丈原

20年以上前の作品だからか、衣装やセットが地味で、数少ない女性たちに華やかさはない。
また、戦闘シーンは迫力に欠け、物語の流れ全体的にゆるやかだ。
刺激的な映像を見慣れている眼には物足りないが、こちらの方が当時の状況に近いかもしれない。
しかしこのペースに慣れてくると、最初に感じた「物足りなさ」が徐々に消えていった。

タイトルにあるように、主人公は諸葛孔明である。
三国志演義の中から諸葛孔明の登場シーンを抜粋してつなげてあるような作品だ。
だからか、映像からは三国志全体の流れがなかなか伝わってこない。
カット部分が多く、歴史の流れをナレーションに頼らざるを得ない状況はよくわかる。
しかし諸葛孔明の活躍を箇条書きで羅列したような展開に見えてしまうのは残念。

さて不満を先に述べてしまったが、大いにウケた箇所もある。
例えば脇役に徹していた劉備(黄家徳)、関羽(鄭軍)、張飛(張辛元)が、
水戸黄門様御一行に見えてしまったことだ。
特に劉備は黄門その人と見間違うほど!(笑)
また、関羽、張飛は着ぐるみのような風貌で、猛々しさとは程遠い。
(スケさんカクさんが着ぐるみ着てると思っても不思議ではない:笑)

また、高齢の役者が中心であることが意外だった。
諸葛孔明役の李法曹が中年であるのはもっともだ。
青年時代が多少ふけて見えても54歳で亡くなるまでを演じるからだ。
しかし周瑜役の江庚辰はちょっと無理があった気がする。
享年36歳の周瑜だが明らかに50を越えていた。
でもこの江庚辰さん、なかなかダンディでステキな人。

インパクトが強かったのは、司馬懿を演じた王振栄。
皺だらけの顔をさらにクチャッとさせ「死せる孔明に走らされた」のを全身で悔しがる。
街亭を落としたときの「してやったり!」の表情とは対照的だ。

諸葛孔明は物語が進むにつれ磨きがかかる。
三顧の礼のときはまだ好青年の雰囲気で顔がつややかだ。
赤壁の戦いでは敵陣(呉)に単身乗り込む勇敢さがまぶしく映る。
度々命の危険にさらされながらも余裕を見せるところはちょっと憎らしいが頼もしい。
五丈原での孔明は殺気立っている。一番の見所はここから晩年にかけてであろう。
「孔明×司馬懿」はクライマックスにふさわしく、大いに盛り上がる場面が続く。
その一つが「空城の計」。
城の上で琴を奏でる孔明を、司馬懿は本人ではないと確信、撤退。そして地団駄踏む。
優雅に見える孔明が、実は命がけなのだ。
次に「泣いて馬謖を斬る」だ。
刑の前夜、孔明が馬謖の足を洗ってやる場面は泣ける。ほんとうに泣ける!
孔明の無念さもさることながら、馬謖を演じる羅民幟がカッコよくて、一瞬
「歴史をかえてくれよ」と思ったほどだ。
病に倒れた後の孔明は鬼気迫っている。
仕事をやり残したまま逝くのかと心の中で嘆く姿が痛ましい。

観終わった時20年以上前の作品であることは忘れていた。
こうしたゆっくりしたテンポの映像を見るのもいいものだ。

三国志本編もあるようで、こちらを先に見たほうがよかったかもしれない。

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