海角七號 : 夢の国・亞洲文化宮

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海角七號

20090110

 2008年/台湾/2時間10分/台湾版DVD
 監 督  魏徳聖(ウェイ・ダーション)
 英 題  CAPE №7
 出 演  范逸臣  田中千繪  夾子小應  民 雄  麥 子
       馬念先  林宗仁  中 孝介  梁文音  林曉培
       張沁妍  佩 甄  馬如龍 沛小嵐
       丹耐夫正若  蔭山征彦(朗読)

<はじめに>
2枚組みDVD、及び主題歌『無楽不作』が収録されたCDを購入♪
DVDセットには映画のキーとなる7通の手紙、栞、切手風写真のほか、映画紹介、
トーク番組が収録されたDVDもついていました。(下記)


しばらく私は海角七號ブームです(笑)
范逸臣は柔らかなイメージから一転、ワイルドに。体格もよくなったように見えます。
やはり長髪より短髪の方がずっといい!!
<あらすじ>
阿嘉(范逸臣)は台北でのバンドボーカルの夢を諦め、故郷恒春に戻ってくる。ある日、怪我した茂爺さん(林宗仁)に代わって郵便配達をしているとき、あて先不明の小包を渡される。中身は箱に入った「小島友子」宛ての手紙7通。いずれも60年前のものだ。
恒春では日本人歌手中孝介のコンサート開催が決定。代表会主席(馬如龍)は前座のバンドメンバーを地元で集める意見を押し通し、オーディションを企画する。
阿嘉のほかに、修理工の水蛙(夾子小應)、警官の勞馬(民雄)、小学生の大大(麥子)、酒販売業者馬拉桑(馬念先)、そして茂爺さんがメンバーとなるが、前途多難である。
コーディネーターの友子(田中千繪)はイライラがつのる一方だ。

<感想など>
ラストの盛り上がりと余韻がいつまでも頭に残り、何度でも観たくなる作品。
物語のメインはバンド、恋愛、手紙にあるが、その根底には主席を始めとする地元住民の
思いがあるのだ。
恒春は過疎の町。美しい海岸に恵まれ、観光客はたくさんやってくるものの、若者は
台北などの大都市にどんどん出て行ってしまう。
ホテルのオーナーはバンドの人材が恒春にいるわけがないと断定。
町おこしを願う主席は「外地人」に地域のイベントをまかすことには大反対。
一見明るく振舞う住民たちも、それぞれ孤独、悩み、諸問題を抱えているようだ。
さてコンサートまであと3日。
果たしてバンドは成功するのか…。このドキドキハラハラが物語を引っ張っていく。

もう一つの「主人公」は60年前の手紙である。
蔭山征彦の静かな朗読にのって、阿嘉と友子の感情が動いていくのも興味深いところだ。
音楽から逃げ「俺リーダーじゃないから」とまとめ役からはずれようとする阿嘉。
モデル志願なのに通訳とマネージャー的役割ばかりで不満がつのる友子。
2人の感情の爆発は、物語の流れを大きく進展させる役割を果たす。
手紙の2人がだんだん離れていくのに対し、現実の2人は徐々に距離をつめていく。

登場人物の中でも阿嘉ママ(沛小嵐)は大好きだ。
酔いつぶれてガラスを割ったのが友子であることはわかっているはずだ。
そんな彼女に柔らかな眼差しを向けるママは、なんて懐の深い女性だろう。
コンサートの成功を心から願っているのがよくわかる。

大人と子どもの関係がなかなか興味深い。
キーボード担当の大大(麥子)は教会でドジを踏んでは牧師に注意され、
阿嘉からは速度がばらばらであると怒鳴られる。
しかしいずれも、どこ吹く風、という雰囲気だ。
また、茂爺さんの孫(ひ孫?)の男の子は、郵便配達で遅刻した阿嘉をあからさまに非難。
そんな男の子に、阿嘉ははっきりと不快感を表す。その様子はまったく大人なげがない。
大人が子どもを子ども扱いせず、子どもが大人を同等に見ている状況が面白い。

大大の母親、明珠(林曉培:シノ・リン)は物語のキーマンである。
友子との会話から、彼女のお爺さんって・・・と、ドラマには全く描いていないことまで
想像してしまったが、果たしてどうなのだろうか。
コンサートを含めた一連の出来事で、彼女の生き方も大きく変化するように思える。

とにかくコンサートがいい!!
メンバーのキャラが素晴らしく、一人一人細かく説明したくなってしまう。
特に月琴を演奏する茂爺さん役の林宗仁さんは、実際に国宝級とのこと。すごい存在感だ。
中孝介と范逸臣のデュエットをはじめ、コンサートシーンを繰り返し見た。
何回見てもいい。

この作品が劇場公開されますように。

trackback

海角七號 :香港熱

ミュージシャンになる夢に敗れて故郷の町・恒春に戻ってきた阿嘉(范逸臣:ヴァン)は 郵便配達の仕事を手伝うことになる。 配達をさぼって山になった郵便物の中に日本からの小包を見つける阿嘉。 それは終戦直後に台湾を離れた日本人教師(中孝介)から、台湾に残した...

コメント

哇~!

ぎゃ~~!!ご覧になったんですね~!!
昨年、中国のコピーサイトで半分まで観たのですがあまりにも言葉がわからなすぎて途中で断念したんです(TT)。でもいつかは絶対に観よう!と心に誓っている作品です^^
昨年12月の情報ですが台湾行きのエバー航空の中でこの映画が観れるとか。2月に台湾に行くんですがどうかその時まで上映してくれるようにと願っております。(もちろん観れると信じてエアーはエバーをゲット!)

『無楽不作』のCDでは「無楽不作」と「Missing You」がお気に入りです♪これとは別にサントラ盤はパッケージが映画仕様で小包になってて凝ってるみたいですね(もちろん台湾で購入予定)。孔雀の森さんの感想を拝見してたら私もこの台湾版DVDが欲しくなっちゃった(笑)。2月に購入してきまーす。

私も観たいです!

こんばんは。
これ、私も知っているくらいなのでものすごい話題作ですよねー。
北京語では理解に自信がないので、私は日本公開をてぐすねひいて
待っているんですが。(笑)
きっと日本公開ありますよ、ね?(希望的観測)
その日まで楽しみに待っていることにします!

台湾に行かれるのですね♪

TKATさん、おはようございます♪
この作品、ほとんど台湾語です。
北京語を話すのは、友子と彼女に話しかける人たちとホテルの従業員くらいかしら。
最初は全編流し、次は一時停止して字幕を確認しながら鑑賞しました。
今もいい場面をちょくちょく観ています。何回観てもいいです!!
飛行機で上映されるといいですね♪
そうそう、私のCDセットにはサントラ盤がないんです。映画の曲はみんなすばらしいので、きっと満足されることでしょう。
私も「無楽不作」と「Missing You」、大好きです♪
あのCD、MDに落として繰り返し聴いている毎日です。

きっと公開されますよね!!

sabunoriさん、おはようございます♪
この作品、幕張で上映されたのは知っていましたが、行けませんでした。
評判の作品ですからきっと公開されますよね?
劇場公開されたら何度でも行ってしまいそうな私です。
特にコンサートの場面では立ち上がってペンライト振っちゃうかも(笑。。。)
映画祭とかではなく、ロードショーでお願いしたものです。
TBを交換できる日が早くくればいいですね。

ついに観てしまいました!

孔雀の森さん、こんにちは。
ついに香港で入手してしまいました・・・。(笑)
北京語ベースの作品なので細かい部分はつかめていないと思うのですが
日本語もかなりあったので助かりましたー。
>月琴を演奏する茂爺さん役の林宗仁さんは、実際に国宝級とのこと
そうなんですね!茂爺さん、キャラ的にもものすごくいい味出していましたね。
「他に歌を歌える人はいないのか?」と聞かれて「はい!」と元気よく手をあげる姿が
大好きでした。(笑)
あと冒頭で「野ばら」を唄いながらバイクを走らせるシーンも。
そしてなんといってもラストのコンサートシーン。
興奮気味に語る孔雀の森さんの気持ち、ものすごくわかります!

劇場公開されたら即行きます!

sabunoriさん、こんにちは♪
香港でDVD購入されたのですね!!
茂爺さんが「はいっ」と手を挙げるシーン、ほんとにカワイイなと
(失礼でしょうが)思ってしまいました。
メンバーたちが年寄り扱いせず「モッペ!(こんな風に聞こえましたが)」
なんて呼ぶところもおかしかったです。
中国語圏の作品としては珍しくお年寄りが尊重されていない(笑)と感じました。
私は「野ばら」を何回もきいているうちに自然に口ずさむようになりました。(笑)
へ~、こういう歌詞だったのか…と、今さらですがかなり感動しています。
ラストのコンサート、よかったですよね!
あの間合いには、いらいらしつつ、ドキドキしていました。
おいおい、早く返事しろよ…なあんてね!
やっぱり劇場で観なくちゃ、です!
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いろいろな出会いを
大切に♪

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