三国志あれこれ : 夢の国・亞洲文化宮

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三国志あれこれ

20081206

『レッド・クリフ』の鑑賞以来、いろんな『三国志』を引っ張り出しては読んでいます。
気になる人物に会うため途中から読んだり、突然ラストを読んでみたり。
著者、訳者の好みが登場人物のキャラクターにも反映されるようで、私自身ずいぶん影響を受けました。

映画鑑賞前に読了した北方謙三著『三国志』では、猛々しい男たちの世界にどっぷりつかりました。
特に魅力的だったのが、呂布、張飛、馬超孟起。
中でも若い時代の馬超には『グリーン・デスティニー』のチャン・チェンが重なり、
これ以外のキャストはありえん!と、のめりこんでしまいました。
ドラマを観たら、きっとそちらの影響も受けるでしょう。

井波律子訳『三国志演義』では馬超がどう表現されているかと読み進むと、
第1巻第10回にこんな文章が…。
「冠の玉(ぎょく)のような顔(かんばせ)、流星のような眼、虎の体に猿の臂(うで)、豹の腹に狼の腰をした若い将軍が…」(以上引用)
な、なんだ、この比喩は。精悍な風貌でたくましい体つき、ということでしょうか。
やっぱり『グリーン・デスティニー』のチャン・チェン!
「演義」の中には超常現象もみられますが、それが全然不思議ではありません。
これをベースにした創作(映画、小説、漫画など)が現実離れしていても何ら問題はないと思いました。
さてこの『三国志演義』には訳者による詳細な注があり、歴史的事項、当時の役職など、知りたい情報満載です。
それを読んでいるとなかなか先が進まないのですが、注を読む「脱線」も楽しいものです。

 好きな場面をチョイスして見ているのが、横山光輝著『三国志』全60巻の漫画本。
 とにもかくにも、諸葛孔明がすばらしい!八面六臂の大活躍です。
 横山三国志のファンである友人は息子に「孔明」と名づけたほど。
 その気持ちはよくわかります。
 いちばん現実的に見えるのはこの三国志かも知れません。



岩崎書店刊『三国志絵巻』は、中国の作家(王 矛、王 敏)、画家(孫 彬、張奇駒)の手による絵本(あづまたつお訳・全12巻)です。
全ての漢字にルビが降ってあり、子ども向けに作られたと思われますが、
小学校中学年くらいだとわかりにくそうです。
人物の顔はみんな一様に見えるし、文章にも硬さが見られます。
私は、ページをめくっていくうちに中国的世界にずぶずぶ入りこんでいきました。
一枚一枚の絵の色使いや、能面の下に隠された人物の感情に、刺激を受けます。
特にのめりこんでしまったのが、赤壁後の劉備と、孫権の妹との関係の描写。
果敢な彼女に魅了されました。

いろいろ読んでいくうちに、男臭さムンムンの世界にあますぎる恋バナは不釣合い、と思えてきます。
『レッド・クリフPART1』のラブシーンに対する違和感は、こういう感覚からきているのかしら。

ところで、映画で諸葛孔明クンが持っていた羽の団扇。これは漫画にも絵本にも登場します。
PART2ではあの団扇がキーポイントになりそう…というのは考えすぎ?
まさかあれで風を起こして…なんていうのも考えすぎ?(そんなのどこの本にも出てこなかったけど)
はやくPART2が見たい!その前に私の妄想は膨らむばかりです。

コメント

こんばんは。
いろいろ読んでいらっしゃいますね!!
魅力的な世界ですものね。いくつか読み比べるとより深く理解できそうそう。
私も今、吉川英治の三国志を読んでおりますが、ちょうど金庸の小説のように引き込まれます。

>男臭さムンムンの世界にあますぎる恋バナは不釣合い
同感です。

藍*ai さん、今日は♪
吉川英治の三国志を読んでいらっしゃるのですね。

>金庸の小説のように引き込まれます
わあ、今すぐ読みたくなってきた!!!
金庸…いいですね~ 胸が躍ってしまいますよ!!
これまで読んだのは「雪山飛狐」や「連城訣」です。

三国志、今まで途中リタイアが多かったのですが、今度は通して五丈原までたどり着けるように頑張ります♪
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