練習曲 : 夢の国・亞洲文化宮

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練習曲

20080909

              

2007年/台湾/1時間33分(台湾シネマコレクション2008を鑑賞)
監 督  陳懐恩(チェン・ホァイエン)
原 題  練習曲
英 題  Island Etude
出 演  東明相(イーストン・ドン) 安寧(ドン・アンニン) Saya(サヤ)
      黄騰徳(ホァン・トンダー) Ruta Palionyte 

「台湾シネマコレクション2008」では、スクリーン入り口でビニールの手提げ袋を渡してくれます。
中身はトラベルガイド、航空会社の時刻表、クーポン券、そして台湾ドラマのナビゲートDVD。
上映前これらに目を通しているうちに、いつしか心は台湾へ…。
本編前には、「歓迎来台北拍電影」と題する、映画の1コマやショートフィルムを編集したコマーシャルが流れます。
「百年恋歌」のワンシーンも!
ますます台湾への想いが強くなっていきます。
そして『練習曲』が始まるのです。
大学卒業を控えた青年ミン(東明相)の、自転車による台湾一週物語。副題は「単車環島日誌」です。
彼は行く先々で人々の温かい心に触れ、また彼も人の力になり、かけがえのない1週間を過ごします。
旅先で出会った人の人生の一端や、家族の光景、台湾独特の祭りの風景を観ているうちに、自分まで旅をしている気分になってきました。

ミンには聴力障害があるという設定ですが、その障害を大きく扱っているようには感じられません。
彼自身、人一倍努力しているのでしょうが、相手を圧するような頑張り、意地などは見られず、むしろ人を安心させる雰囲気にあふれています。
思わず声をかけたくなるような男の子です。
彼もまたそんな気配を察して、自分の方法でコミュニケーションをとっていきます。
彼が人から親切にされる理由…それは彼自身が親切だから。なんて、当たり前のことですが、相手のためになることを、彼は自然に行動にうつしています。
電車の時間を尋ねた女性(Ruta Palionyte)は、彼と出会って台湾の思い出が一層光り輝いたことでしょう。
母との葛藤を抱えたジュンも、ミンから何かを得て問題解決の糸口をつかむような気がします。
退職を控えた先生は、今後の生き方を見つめるきっかけになったのではないでしょうか。

ふと、初任給をもらって初めて一人旅をしたときのことを思い出しました。
行き先は東北。箱入り娘だった私(笑)にとって、清水の舞台から飛び降りるのと同じくらい思い切った決断でした。
もちろん自転車ではなくて鉄道&バス&徒歩で、宿泊先はユースホステル。ミンに比べたら何の苦労もない旅でしたが、この時の経験は自分にとって大きかったと、今になって思うのです。

主人公のミンを演じた東明相は自身も聴力に障害を持っていて、偶然監督から声をかけられて映画出演の運びとなったそうです。監督は元々聴力障害者を描くつもりはなかったのですが、彼のおっとりした雰囲気がこのドラマの主人公にふさわしいと感じて起用し、後で脚本を書き直したとのこと。
東明相の自然体が光ります。

ミンの旅先を地図で追ってみると…
台東、花蓮、宜蘭、彰化、雲林、台南、高雄…彼の故郷は高雄です。
まだ書き落としがありそう。
いつか『練習曲ツアー』に行ってみたいなぁ。そして自転車にも乗ってみたい!!

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練習曲 :あじさいCinema

(台湾) 監督:チェン・ホァイエン 出演:イーストン・ドン

コメント

やっと関西で台湾シネマコレクション2008が始まりました!

こんばんは♪
早速初日に行ってこちらの作品を観てきました^^

>本編前には、「歓迎来台北拍電影」と題する、映画の1コマやショートフィルムを編集したコマーシャルが流れます。
えっ…そんなCMあったっけな^^;?もしかして私見逃したかしら。ガーン(TДT|||)

この作品、とっても良かったです。←同じ日に『シルク』も鑑賞したので余計にそう思うのかしら(笑)。
イーストン・ドンさん自身もおそらく周囲を安心させる雰囲気を持ってらっしゃるんでしょうね。ファンになっちゃいそう(気が多い私^^;)。
この映画を観て私も心は台湾へ。ミンと一緒に自転車を乗って台湾一周してる気分になっちゃいました。『練習曲ツアー』に行ってみたい気になりますよね^^そうそう、ロケ地巡りが記載されてるトラベルガイドがありましたね。『言えない秘密』のロケ地も載ってたしなかなか重宝しそうです♪

ロケ地ツアー、行ってみたいなぁ

TKATさん、こんにちは♪
「歓迎来台北拍電影」にはいろいろな俳優さん、シーンが出てくるのでファンにとっては嬉しいコマーシャルだと思うんですが…。
もしそちらで放映されないとしたらホント残念!

さてこの作品、とてもよかったですね。
イーストン・ドンさんのファンになっちゃいそうといううお気持ち、わかります!!
彼のイラストも展示されていましたが、そちらではどうだったのでしょう。メルヘン的なタッチが彼の人柄を表わしているように思えます。
自転車で台湾一周、いいですね~。トラベルガイド、私も持ってます。もし完走できたらそのときにはスリムな私になっていることでしょう(笑)

気持ちの良い風を感じました

孔雀の森さん、こんばんは。
とてもステキな作品でしたね!
主演のイーストン・ドンくんの人柄がそのまま作品に出ていますよね。
>思わず声をかけたくなるような男の子です。
ホント、その通りですね!
自転車で走っていると「頑張れ、学生さん」とおじいちゃんやおばあちゃんが
声をかけるシーンには思わず笑顔になってしまいました。
そしてこういう作品が興行収入1位になる台湾という所もやっぱりステキですー。

今しかできないことなんですね

sabunoriさん、こんばんは♪
レビューを拝見して細かい場面を色々と思い出しました。
そうそう、ギターをとても大事にしていましたね。
自転車でひた走るイーストン・ドンくんが、いつまでも心に残っています。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に「頑張れ!」と声を掛けている自分がいました。
興行収入1位ですか。台湾の観客の表情が浮かぶようです。
今しかできないことがあり、それを実行にうつすこと。
かけがえのない体験なのだと、改めて思いました。
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いろいろな出会いを
大切に♪

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