高三 : 夢の国・亞洲文化宮

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高三

20080903


  2005年/中国/1時間35分
 (中国インディペンデント映画祭にて鑑賞)
  監 督  周 浩(ジョウ・ハオ)
  原 題  高三/SENIOR・YEAR




受験を控えた高校三年生と担任教師との1年間を追ったドキュメンタリー。
舞台は福建省の郊外にある高校です。
生徒たちの成績はそれぞれ各村、地域のトップクラス。あるいは、村や親戚で初めての高校生。
保護者や親戚、故郷の期待を一身に背負っているのです。
ほとんどの生徒が寮生活をしています。
とにかく3年7組の担任の熱血ぶりがすごい!!
最初の自己紹介で「私に命を半分預けてください」と言うのです。
高校3年生は人生の中でも特別な1年。
この1年をクラスみんなで一致団結して頑張ろう!!と叫ぶ先生を前に、7組の生徒は徐々に受験生の引き締まった顔に。
教職員の間にも競争意識があって、前の担任の時より生徒の成績が下がったら責任重大だとはっきり言います。
朝の起床から、夜の消灯まで、先生は授業と生活指導で明け暮れます。
勉強に自信をなくした生徒を励ましたり、ネットカフェに入り浸る生徒を注意したり、
はたまた恋愛関係にある男女に「恋愛禁止」を言い渡したりと、生徒の些細な変化も見逃しません。
でも先生が熱心なのは、その責任からだけではないでしょう。
先生は3年7組の生徒が心底好きなのです。実際「愛だ!」と言っているし。(笑)
先生の私生活はいったいどうなっているのだろう…

教科書や参考書が山積み状態になっている机。
その「山」の前で暗唱を繰り返し、暗くなっても黙々と勉強する生徒たち。
都市部の学校を追い越そうと、熱い議論をたたかわす教職員たち。
そして、受験会場でカツを入れる先生と、盛り上がる生徒たち。
全ての光景に上昇気運を感じます。様々な問題を抱えているとはいえ、この上昇気流が今の中国を反映しているようにも思えます。

この作品をぜひTVで放映してほしい!!
教育関係者、保護者、元保護者、学生、元学生、未来の学生、教育に関心のある人は必見!!(って、ほとんど全員)

さて我が家では、今春高校に入学した子を含め、4年連続受験生を抱える予定。
高三の娘は予備校通いの日々です。
保護者への説明会の場面では、思わず背筋を伸ばしてしまいました。
先生:「この1年はお子さんの受験を最優先してください」
私:「はい…」(心の中で)
先生の情熱に巻き込まれた95分でした。

コメント

またまたお邪魔しまーす。
チラシに"現代中国の様々な問題点が垣間見られる"と書かれてて興味があった作品なもんで^^;
こちらは正真正銘ドキュメンタリーなんですね。生徒も先生も上へ上へという姿勢がホント今の中国を反映してます。

>さて我が家では、今春高校に入学した子を含め、4年連続受験生を抱える予定。
うぁ、大変だ!なおさらこの映画が人事とは思えないですね。頑張れ、孔雀の森お母さん^^

興味があった2本を孔雀の森さんが感想を書いてくださったので、私まで観た気分に浸らせていただきました。ありがとうございまーす^^
もしや私が興味があると以前コメントを書いたため優先的に観てくださったとか?もしそうなら嬉しくて涙ダーです(泣)。

TKATさん、コメントありがとうございま~す♪
確かに今の中国の姿を垣間見ることができて、よかったです。
>頑張れ、孔雀の森お母さん^^
ありがとっ!!なんかダイジョーブっていう気がしてきた!!

>もしや私が興味があると以前コメントを書いたため優先的に観てくださったとか?
それもあります。その前は何の先入観もなく、都合のつく日に行ったものですから。やっぱりコメントには影響されますもん。
でも残念ながらTKATさんが推薦してくださったもう一つの作品は、時間の関係で行けません。
ご覧になったら是非いろいろ教えてくださいね。
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Author:孔雀の森
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