それぞれのシネマ : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

それぞれのシネマ

20080810


2007年/フランス/1時間55分(劇場にて鑑賞)
原 題  chacun son cinema
製 作  ジル・ジャコブ



<内容・感想など>
カンヌ映画祭で話題となった32人の監督による、3分間ムービー全32作品。
もう一度観たとして、32本それぞれ冒頭の瞬間ですぐ全容を思い出すでしょう。それほど、どの作品も強いインパクトがありました。
テーマは「映画館」。
懐かしい風景、平和の貴さ、ある人の半生…などなど。
同じ3分間なのに、作品によって一瞬だったり、長かったりと、時間の感覚は様々でした。
その中で印象に残った作品について簡単に感想を述べたいと思います。
『ハッピーエンド』 ケン・ローチ(イギリス)
あったあった、こういう場面。直前になっても観る映画が決まらないと焦るよね~。
いや、焦ってるのは後ろに並んでいる人たちで、父子はなんとも悠長です。
タイトルがいいなあ。スカッとする!!

『ロミオはどこ?』 アッバス・キアロスタミ(イラン)
観客一人一人の表情に思わず見入ってしまいます。感情の表し方も十人十色。
顔中涙でぐしょぐしょになっている人、涙が今にも溢れそうな人、必死にこらえている人…。
「ロミオとジュリエット」。一度は観ておきたい作品だと思いました。

『素晴らしき休日』 北野武(日本)
それで、つながれていたワンちゃんはどうなったの?

『君のために9千キロ旅してきた』 王家衛(ウォン・カーウァイ) (香港)
絡み合う赤い手がぬめぬめしている…。また2046のアナザ・ストーリーを連想しました。
出演俳優は「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋」にも出ていた范植偉(ファン・チーウェイ)。

『これは夢』の蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)と『電姫劇院』の侯孝賢(ホウ・シャオシエン)は、それぞれ監督が逆だと思ってしまいました。

『映画をみる』 張芸謀(チャン・イーモウ) (中国)
ポスターに映っている男の子よりも、見つめあう少年少女の方が印象的。どちらも可愛いんだもの。これから始まる恋の行方が気になります。

『エロチックな映画』 ロマン・ボランスキー(ポーランド)
思わず声を出して笑ってしまいました。ほとんどギャグの世界!

『最後のデートショウ』 ビレ・アウグスト(デンマーク)
最後が笑えました。一生懸命通訳しようとした熱意はすごくよくわかるんだけど…。

<追記>
ネットで見た紹介記事には「33人の監督による33作品」とあったのですが、劇場前で配られたチラシには「32」とあります。ここではチラシの方の内容を尊重して「32」と表記しました。

trackback

それぞれのシネマ :龍眼日記 Longan Diary

32人の映画監督が3分間に込める映画館にまつわるエピソード。 映画公開より先にDVDが発売されているという事実にビックリ。 DVDには公開時には上映されないマイケル・チミノ監督のエピソードも加わり 33人の監督による作品になっているそうだ。何故?? たかが

コメント

王家衛&范植偉!

孔雀の森さま。koara koaraです。
この作品ノーチェックでした。お恥ずかしい(涙)
私の好きな王家衛&范植偉!だというのに!
それ以外も好きな監督多しなのに。。
夏休み中に見に行きます!

3分間!

koara koaraさん、こんにちは。
何の下準備もせずに行ってきました。
エンドクレジットに「范植偉」の名を見つけなかったら、
分からずじまいだったでしょう。
私は中国語圏の監督さんと日本の北野武監督以外よく知らなくて、
せめてこの数人だけでもチェックしておけばよかったなあと、
今になって思います。

TBさせていただきました。

孔雀の森さん、こんばんは。
なんとも贅沢な作品でしたね。
たったの3分間でありながら32人32色のエピソード。
印象的だったエピソード、重なってます重なってます!
「最後のデートショー」「エロチックな映画」「これは夢」。
「ロミオはどこ?」もおもしろかったですね。
スクリーンの物語ではなく、それを観ている観客たちが主役。
どの女性も涙を流す姿が綺麗で、あそこに私がいたら
とんでもないドロドロの顔だろうなぁ、なんて思ってしまいました。(笑)

TBありがとうございます♪

sabunoriさん、こんにちは。
この作品ではいろいろな監督さんの作品が鑑賞できて、とても貴重な体験ができたと思ってます。
ツボだった作品の監督さん、今後もチェックしていきたいです。
『ロミオはどこ?』では、泣いている人々を見てるだけでじわーっときてしまいました。
泣き顔って、連鎖反応を起こさせるのかなぁ。
sabunoriさんのレビューを拝見して、思わず「そう、そうなのよ!」と膝を叩いてしまいましたよ。
3分間。作品によって感じる長さがまちまちでした。
非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。