EXPRESS BOY 最終話(32話)まで : 夢の国・亞洲文化宮

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EXPRESS BOY 最終話(32話)まで

20080526



2005年/台湾/10DVDs 全32話(レンタルDVD)
監 督  張哲書(チャン・ジョウシュー)

最初違和感のあった「惡男宅急電(アーナンジャイジーディエン)」の響きにもすっかり慣れ、今では大好きになった。
もうおしまいだなんて…ちょっぴり寂しい。
従業員たちが毎朝円陣を組み、社長の指揮下で「悪男宅急電,不管大小件,送到全世界!又!又!又」と声をそろえ、太陽に向かって腕を伸ばす。いいなあ、青春って。(笑)
この精神は物語の根幹となっており、ラストは温かな感動に包まれた。
最後まで観てほんとうによかった!!
★ とことん尽くす男たち
物語の前半は片思いの連鎖が果てしなく続く。
激しい気性をぶつける女性陣に対し、男性陣はそれぞれ優しくて一生懸命だ。
主人公胡鐵男<フウ・ティエナン>(賀軍翔:マイク・ハー)は幼馴染の蘇蓉蓉<スウ・ロンロン>(許瑋倫:ベアトリーチェ・シュウ)にぞっこん惚れこみ、彼女の危機には身の危険を冒してまで駆けつける。その気持ちは最後まで揺らぐことはない。
龍眼<ロン・イェン>(張睿家:ブライアン・チャン)は、大好きなElva<エルバ>(顏穎思:レイチェル・ガン)の、胡鐵男に対する恋心をかなえてやろうとする。その上、薬物に依存する彼女を救おうと、必死になる。
歐咕<オウ・ク>(金剛:チン・ガン)はいつも麥麥<モンモン>(陳怡嘉:レスディー・チェン)の近くにいて彼女を助けてやる。
こんな風に尽くしてくれる男性は女性にとっての理想像であり、世の中にそう多くいるわけではない。視聴する私たちは、身近にいるいい男に気づかない女性たちを見てやきもきする。これが制作側の狙いだろう。

★ 喜劇役者
「悪男宅急電」で胡鐵男の片腕となる飛龍<フェイ・ロン>(白雲:バイ・ユン)と蘇蓉蓉の兄、大腳<ダジャオ>(葉民志:イェ・ミンチー)のずっこけぶりがおかしい。
特に終盤の2人は掛け合い漫才を披露しているようだ。元々この2人は敵対関係だったが、大腳が命を救ってもらった胡鐵男に恩義を感じ始めてから両者は歩み寄る。
2人のマシンガントークに台湾語が入ると聞き取れないので中国語字幕で鑑賞。
大腳が貫禄あるボスから人のいいオジサンになっていく過程が面白い。そして最後の変貌には大笑いしてしまう。
なお、主人公胡鐵男の2枚目半的なキャラもいい。演じる賀軍翔は「ハンサム」が売りの役者のようだが、そう見えないところが面白い。

★警官らしい警官、李錦標<リー・ジンピャオ>(柯叔元:クー・シュウイェン)
 今まで映画やドラマでいろんな警官を見てきたが、
 この李錦標が一番警官らしいと思った。
 スピード感あふれるガンアクション、精悍な顔にがっちりした体格、
 そして篤い心と正義感。
 カッターシャツと長ズボンというお決まりの普段着からは
 彼の真面目な人柄が見えてくる。
 3年前亡くなった妻を想い続ける姿が切なく映り、
 高感度はますますアップ!だ。


★ 悪役を貫くCK<シーケー>(邱隆杰:チウ・ロンジェ)
大腳を裏切り陰謀を張り巡らせ、蘇蓉蓉を我が物にしようとする、正真正銘の悪い奴。
同じ悪役でも、悪男組を裏切った阿岩<アーイェン>(楊仲恩:ヤン・チョンエン)が最後に改心の態度を見せるのに対し、CKはあくまでも悪役に徹する。
そういう意味では際立つ存在だ。鋭い目つきや憎憎しげな口調が印象深い。

 ★ステキな音楽♪
 <ジェイソン>としてゲスト出演した范逸臣(ヴァン・ファン)は
 元々華奢な体つきのようだが、
 不治の病を患う役柄のせいか一層弱々しく見えた。
 しかし歌う姿はとても大きい。




 オープニングの「惡男宅急電」はノリのいいスピード感あふれる曲。
 主人公胡鐵男の背中いっぱいに描かれた刺青が画面に広がると
 曲が終わりに近づき、緊張感が高まる。




エンディングの「再説」は切ない気持ちを歌ったバラード。
さて、挿入歌を担当する歌手の中に「欧陽菲菲」という懐かしい名前を見つけた。
曲名は「老情人」。
この曲を懐かしむ蘇蓉蓉のために、胡鐵男が無理してレコードを購入し、プレゼントする場面がある。
彼らはレコード世代よりずっと年少のはずだが、折に触れレコードプレーヤーでこれを聴く。
しっとりしたラブソングでちょっと胸がしめつけられる感じだ。

なお、大腳がカラオケでたびたび歌うのが「月亮代表我的心」
色々な歌手によって歌われているが、やはりテレサ・テンが代表的のよう。
大腳の場合あまりにも音痴でみんな聴いていられないようだ。
胡鐵男も同様で、彼が歌いだすとみんなが「やめろ~」と耳を押さえる所がおかしい。

★社会に対する警告
ドラマの中では薬物依存に対しはっきりと警告を表わしている。
蘇蓉蓉はアメリカ留学時代に不安から薬物に手を出してたびたび錯乱状態に陥る。副作用の恐ろしさを知って後悔する場面などはリアルだ。
エルバは家族に見放されたと思い込んで薬物に手を出す。しかし仲間の支えや、自分自身に目標ができたことで、薬物から離れることができる。
こうしたストーリーが社会に一石を投じる役割は充分あると思う。

最初のうちは「何だか軽いハナシだな」と思っていたが、後半はかなり夢中になって観てしまった。
このドラマのように明るく終わる展開はほっとする。

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