ミレニアム・マンボ : 夢の国・亞洲文化宮

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ミレニアム・マンボ

20080329


2001年/台湾・フランス/1時間45分(レンタルDVD)
監 督  侯孝賢(ホウ・シャオシエン)
原 題  千禧曼波/Millennium Mambo
出 演  舒 淇(スー・チー) 高 捷(ジェック・カオ) 
      段釣豪(ドゥアン・ジュンハオ) 鈕承澤(ニュウ・チェンツー)


<内 容>
ビッキー(舒淇)は高校時代、地元基隆(キーロン)から度々台北に行って夜遊びを繰り返していた。やがてハオ(段釣豪)という男と恋人関係になり同棲を始める。しかしハオは麻薬中毒におぼれ仕事もしない。またビッキーの行動を細かく監視し、財布の中のレシートまでチェックする始末。2人の諍いは絶えず、ビッキーは度々別れを切り出すが、ハオの方はどうしても諦めきれない。
そんなある日、ビッキーはガオ(高捷)という黒社会の男と知り合い、彼を頼るようになる。
<感想など>
画面全体が退廃した空気に包まれ、やりきれない気持ちになってきます。
煙がたちこめる中うつろな瞳を泳がせるスー・チーは、まさにはまり役。以前観た『百年恋歌』第3話の役柄とかぶりました。
この作品がつくられた2001年という年は、未来に向けての期待感より不安感の方が大きく取りざたされていたように記憶しています。刹那的で救いのないシーンの連続は、そういう世相を物語っているのでしょうか。正直言って疲れます。
タバコの煙と麻薬のにおいが充満する室内。こちらまでその空気を吸い込んでいるような気分になり、むせてしまいそう。

唯一穏やかな気分で観ることができたのは、ビッキーが2人の男性と夕張へ行った場面です。ゆうばりキネマ街道の看板にはノスタルジックな情緒をかきたてられました。
小料理屋を経営する彼らのおばあちゃんに対し、ビッキーは日本語で「おばあちゃん」と呼びかけます。2人に日本語を教わる場面もほほえましく映りました。
雪遊びに興じる姿はスー・チーその人です。ビッキーを演じているのではなく、素顔のスー・チーがコロコロ笑っていて、全編の中でその場面だけは別世界に見えます。

ところでガオを演じる高捷ですが、見るたびに若い頃の高松英郎を連想してしまいます。演じる役柄もどこか似ているような気がしますが…。

台北に比べて夕張や東京の風景にはしっとり感があります。電車の通り過ぎるときの騒音はどこか寂しげで、時間もゆっくり回っているようです。
日本の風景を美しく撮影してくれたことには感謝!です。
で、結局この作品は何が言いたいのだろう、と思っているうちに終ってしまいました。

コメント

孔雀の森さん、こんにちは。
この作品・・・途中で耐えられなくなって観るのをやめてしまったという苦い思い出が。(笑)
そうか、夕張が出てきたりするんですね。
どうやらそのへんのエピソードになるところまでももたなかったようです。
でも高捷が高松英郎に似ているかどうかだけはチェックしてみたい気がします。(笑)

sabunoriさん、こんばんは。
途中で観るのをやめてしまったという気持ち、よくわかります。
私も途中でやめようと思いました。でも遠くの店で借りて電車賃がかかっていると思うとやめられませんでした。(笑)
つまらないものを観るなんて時間の無駄と潔くやめる手もありましたが。
高松英郎の目をもうすこし小さくしたら高捷、と思っていますがどうでしょうか。
なお、スー・チーは2001年から変わらないなあ、と思いました。
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