MY MOTHER IS A BELLY DANCER : 夢の国・亞洲文化宮

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MY MOTHER IS A BELLY DANCER

20080306


 2006年/香港/1時間40分(「アジア新星流」で公開)
 監 督  李公樂(リー・コンロッ)
 原 題  師拉吾易做
 出 演  エイミー・チョム シドニー
       クリスタル・ティン

 <感想など>
 団地に住む主婦たちが生きがいを見つけ、
 目標を持って突き進み、
 周囲の人をも変えていく、というお話。
 舞台は香港ですが身近な出来事を眺めているようでした。
ベリーダンスに目覚めるのは、
関白亭主と息子に無学であることをバカにされる人。
夫の浮気を知り、自分の方を向かせようとやっきになる人。
アルバイトをクビになり、仕事をしない夫への怒りを娘たちに向けてしまう人。
乳児の世話は他人任せで、ボーイフレンドとの恋愛に溺れる未婚の母。

彼女たちとベリーダンスとの出会いはほんとうに偶然です。
少しタイミングがずれていたらこの物語は生まれなかったかもしれません。
ベリーダンスに夢中になっていく女性たちに焦点が向けられていますが、影響を与えた若いウイグル人の先生にも注目したいところです。
決して押し付けることなく、生徒のペースにあわせて助言します。
彼女自身がベリーダンスをとても愛していて、その気持ちを伝えたい、という思いがあふれています。
最初はぎこちなかった女性たちが、次第に自分の気持ちを身体にのせて、腰を振り、肌を出すまでに。
思わず腰を浮かせてしまいました。

ダンスに夢中になる妻に対し、夫たちの反応はさまざまです。
関白亭主は断固反対。失業夫は妻の笑顔がみられるからと大賛成。浮気夫は問題外。
こういう人たち、いる、いる…。
ここに描かれる夫婦関係、人間関係はどれもリアリティにあふれています。

この過程で、人生で何が大事かということも見えてきたようです。
自分本位の夫に怒りを表し、義母を味方につけた女性。
浮気夫に見切りをつけた人。
夫婦の愛をより深めた人
そして赤ちゃんを第一に考えるようになったお母さん。

心から好きなものとの出会った人は幸せです。
でも出会っただけではダメ。その先の努力をするか、しないかで、幸せになれるかどうかが決まるのではないでしょうか。
彼女たちの頑張りが周囲の人をも変えることができたのです。
そしてみんなの団結力の、何と強いこと!

コンクリートの谷間に色とりどりのスカートの花が咲き乱れます。
鈴の音が空高く響き渡ります。

眼も心も洗われるようでした。

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MY MOTHER IS A BELLY DANCER(師奶唔易做) :龍眼日記 Longan Diary

香港のあちこちに存在する巨大な邨(公団住宅)。 敷地内に立ち、その団地の何百とある窓を見上げながらいつも思うのは、 「それぞれの窓にはそれぞれの人生があるんだよな」ということ。 + + + + + + + + 香港のとある巨大公団住宅に住む主婦たち...

コメント

おもしろそう

孔雀の森さん、こんばんは。
これ、ちょっと異色な香港映画ですね。
おっしゃる通りものすごく身近に感じるストーリー。
この作品、全然知らなかった!私も観たいわーと思ったら・・・「アジア新流星」というイベントを
開催中なんですね。
道理で従来の香港映画とはテイストが違うはず。ものすごく新鮮です。
関西にも来て欲しいわ〜!
アンディ・ラウもなかなかやりますね、こんな風に若手育成に力を入れているとは。

是非各地でやってほしい!

sabunoriさん、こんばんは。
そうなんです。私が今まで観てきた香港映画の中では異色です。
香港映画に登場する女性は、バリバリ働いている人やガンガン闘っている人が多いと思いますが、ここに登場する女性たちの生活は家族の世話がメインです。
とても面白い作品なので是非各地で上映してほしいわ。
こういうイベントもいろいろな所で開かれればいいですね。
以前sabunoriさんとお話をした『靴に恋する人魚』もアンディ・ラウのプロデュースでしたね。

また遊びに来させて頂きます^^

観られることになりました!

孔雀の森さん、こんにちは。
この「アジア新星流」7月に大阪でも開催されることになりました。
特にこの作品は観たかったので嬉しい~!
鑑賞後にまたお邪魔しますね。
ついでに「ショートショートフィルムフェスティバル」もお願いしたいものです。
そういえば来月香港中国作品を上映する映画祭もそちらで開催されますよね。
孔雀の森さんは行かれるのですか?
来週からの香港行きさえなければそれには行けたのになぁ・・・
これもぜひこちらにも来て欲しいなぁ。

香港へ行かれるのですね♪

sabunoriさん、こんにちは♪
7月に大阪で開催ですか。よかったです!
「MY MOTHER IS A BELLY DANCER」の レビュー、楽しみにしてます♪
「ショートショートフィルムフェスティバル」については、無料配布のパンフレットに大阪実行委員会の情報が載っていました。でも肝心な日程はありませんでした。
こういう企画が関東だけというのはいくらなんでも不公平だと思います。
『香港レジェンド・シネマ・フェスティバル in シアターN渋谷』でしたっけ?
今どうしようか、と思っているところです。ぐずぐずしていると席がなくなるかしら。
もうすぐ香港行きですね♪♪きっといろいろと計画してらっしゃることでしょう。お土産話を楽しみにしてま~す。
いつもささっと海外に行ってしまうsabunoriさんがうらやまし~。私もそろそろ…と思ってます。(思うだけかな~)
一路平安!

TBさせていただきました!

孔雀の森さん、三たびこんばんは。(しつこい。笑)
観てまいりましたー。
よかった!最高によかったです!
周りから見たら不思議だったと思いますが、最初から最後まで涙と鼻水(笑)がとまりませんでした。
この李公樂監督の優しい目線がすごく心地よかったです。
彼はこれが商業作第一作なんですってね。今後の作品も要チェックだわ。
ちょこっと出演のアンディ・ラウもステキな役どころでしたね。
「淋しいけど、それでも生きていかなきゃね」というセリフは胸に響きましたー。

TBありがとうございます♪

sabunoriさん、おはようございます♪
何度でも大歓迎ですよ~
この作品、ランキング№1になりそうですか。
sabunoriさんの感動がダイレクトに伝わってきました。

>彼はこれが商業作第一作なんですってね。今後の作品も要チェックだわ
監督さんについてはよく知らないのですが、sabunoriさんが要チェックなら私も!と、注目していきたいです。

アンディ・ラウ、よかったですね。彼を眼の前に、女性たちも嬉しそうだったな、と記憶しています。
ほんとにステキな作品でした!
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いろいろな出会いを
大切に♪

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