夢中人(ゆめなかびと) : 夢の国・亞洲文化宮

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夢中人(ゆめなかびと)

20071226

 

1986年/香港/1時間31分(中古VIDEO)
監 督  區丁平(トニー・オウ)
原 題  夢中人 / DREAM LOVERS
出 演  周潤發(チョウ・ユンファ) 
      林青霞(ブリジット・リン)
      楊雪儀(ユン・スッイー) 
      林 聡(ラム・チョン)



<あらすじ>
指揮者のソン・イエ(周潤發)は奇妙な幻覚に悩まされていた。それは、自分によく似た顔を持つ石像が湖から浮かび上がるシーン、古代の衣装を着た女性が舞う場面などである。霊媒師から「2千年前の男の生まれかわり」だと言われ、彼は前世の相手を捜す。
イラストレーターのイエ・シア(林青霞)は、夢の中に、自分が愛される場面、夫が殺される場面が出てきて、不思議な感覚にとらわれていた。
ある日、兵馬俑展で2人は顔を合わせる。
<感想など>
周潤發と林青霞。立っているだけで絵になる2人。ガランとしたマンションの中で、兵馬俑がズラリと並ぶ中で、あるいは古代の食事を前にして、2人の姿が画面を支配する。
前世で一緒だった男女が二千年の時を超えて再会するとは、何ともロマンティック。
兵馬俑にまつわる謎、2人の出生の偶然性なども盛り込まれ、サスペンスの味わいも楽しめた。
ショートカットの林青霞がキュートでかわいい。キラキラ光る眼差しには思わず引き込まれた。恋人のいるソン・イエとの距離を測りかねながら、強い気持ちに突き動かされるように飛び込んでいくイエ・シアの姿には、ドキドキしてしまう。

ソン・イエは恋人と運命の女性との間で悩んでいるように見えるが、実は迷いなど一切なかったと思う。イエ・シアを見た途端恋人の存在など吹き飛んだ、という感じだ。運命の人との出会いではあるが、ほとんど一目惚れ状態だ。
周潤發の古装には違和感があったが、それをたおやかな林青霞が見事にカバーしていたと思う。林青霞は古装も現代的なスタイルもすばらしく、2つの世界を生きていたのは間違いない!と確信させる威力を持っていた。

ところで、ソン・イエの恋人が別れ際、彼のトランクにポーチを入れた場面を、カメラは意味ありげに映していなかったか。その瞬間、私はこれが物語の鍵になるものと信じてしまった。
爆発物か。劇薬か。
しかしトランクはその後映し出されない。あの場面は何を意味するのだろうか。
はるか昔、殺された男の後を追って女は自害する。時を越えて2人は巡り会うが、その運命は輪廻するという。悲しい過去が繰り返されるのかと思うと、悲惨なラストしか頭に浮かんでこない。しかし…。

雨が降る中のラストは美しい。堪能できる構図。いつまでも見ていたい。
でも何となく消化不良の感も残る。

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