1000の瞬き : 夢の国・亞洲文化宮

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1000の瞬き

20071220

 1994年/香港/1時間37分(レンタルVIDEO)
 監 督  劉鎮偉(ジェフ・ラウ)
 原 題  都市情縁/LOVE AND THE CITY
 出 演  黎 明(レオン・ライ) 呉倩蓮(ン・シンリン) 
       ン・マンタ(呉孟達)  黄金鳳 王均康
       譚凱欣 江希文 陳浩文

<あらすじ>
妻の死後、チョン(呉孟達)は男手一つで息子モウ(黎明)を育ててきた。モウは小学生の頃から学校で問題児として扱われ、成長すると犯罪を繰り返し、獄中生活の方が長いほどだ。
ある時、出所したばかりのモウは美人のジョジョ(呉倩蓮)に一目惚れ。彼女はすでに黒社会のボス、ワイと恋人同士だったが、モウの猛烈なアタックに心が動く。
モウがジョジョとの待ち合わせ場所に行ったとき、突然ナイフで刺された女性が倒れこむ。モウは犯人の濡れ衣を着せられ警察送りとなる。ジョジョが駆けつけたときは現場検証の最中だった。
やがてチョンは「モウが刺したところは見ていない」という目撃証言を取り、警察にモウの無実を訴える。


<感想など>
「1000回まばたきすると彼に会えるわ」と眼をぱちぱちさせながら歩くジョジョが可愛い。
モウの行動はどう見てもストーカー。あんな迫られ方をしたら誰でも警察を呼ぶだろう。ところがジョジョはそんな相手に惚れてしまうのだ。
こんな恋の始まりがあるだろうか。こんなにすれ違って、時間が経過しても、相手を想い続けることなんてできるのだろうか。

ハラハラドキドキのコイバナであるが、これはあくまで添え物。メインは父と息子の物語だ。
父を演じる呉孟達の語りが渋くていい!!
息子モウは小学生の頃に「問題児」の烙印を押されるが、父にはその理由がわからない。
蒸しパンは買えばいいと思っていた父。しかし息子は取り返してほしかったのだ。
僕の方を見て!僕のために闘って!という叫びが父には届かず、ついに息子は自傷行為に出る。
父と息子とのすれ違いは徐々に増え、溝は深くなるばかりだ。

モウを演じるレオン・ライが若い!上はフサフサ下は刈り上げというヘアスタイルは昔のアイドル風。チンピラに、警察に、デパート店員に追われ、猛然と走る。速い!足が長い!
父はいつもポケットに赤チンを持っている。息子につけてやるためだ。しかし息子にその気持ちは伝わらない。
父の努力は水の泡。追い討ちをかけるように息子は不運としか言いようがない事件に巻き込まれ…。

モウの半生は誤解と不運の繰り返しだ。発端は蒸しパン事件。もし当時父親が蒸しパンを取り返していたら彼は刑務所の常連にならずにすんだかも知れない。
父が息子の無実を訴えるため体を張って闘ったからこそ、息子は父に尊敬の念を持つ。
出所した息子が出迎えた父をささえる。父の指に赤チンをつける。
モウが順調に人生を歩んでいたら見られなかった光景だ。

伝言ダイヤルの交換手たちがモウとジョジョの一挙一動に沸き立つ場面も好きだ。今の時代には作れない話。コミュニケーション手段の推移を感じるとともに、彼女たちと一緒に2人の恋の成就を真剣に願った。(笑)

モウとジョジョが恋人同士と知ったら、父はどんな顔を見せるだろう。
幸せの予感を残して物語は終る。

コメント

あらすじを拝見するだけで香港映画らしい、盛りだくさんというか、トンデモな内容という感じ。是非見てみたいです!今から13年も前の作品なんですね。

最近ますますレオン・ライと谷原章介がごっちゃになっている変な私でして、谷原さんを憎からず思う時はリーヨンもいいって感じです。(←いい加減にしなさい!と一人突っ込みしておきますね)

藍*ai さん、こんにちは。

そうなんです。テンポよく進む物語で、あらすじで書いた出来事はほんの一部分です。
もっとたくさんのエピソードが盛り込まれています。
終盤は流れが早くなり「いったいどうなるの?」と釘付け状態でした。
13年前というと、レオン・ライはまだ20代。若いはずですね。
谷原章介!!おお!似てますね~考えたこともなかったです。
今度谷原章介さんに会うのは大河総集編。観察眼が働いてしまいそう。
この作品、ご覧になったら是非感想をきかせてくださいね♪

孔雀さま

孔雀さまの香港映画レビュー、ためになります。私は香港モノは弱いので、いつも勉強させていただいております。
しかし、藍さんの、レオン・ライ=谷原章介説!これにはウケました。あはは、納得です。

donami さん、こんにちは。

「過奨」でこそばゆいのですが…。(笑)
donami さんの映画に対する造詣の深さにはいつも感心しているのですよ。
レンタルショップに並ぶ作品には、はじめて見るタイトルも多く、この作品もそのうちの一つです。
レオン・ライと谷原章介には驚きましたね。
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