藍色愛情 : 夢の国・亞洲文化宮

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藍色愛情

20071204

 中国/1時間37分(レンタルDVD)
 監 督  霍建起(フオ・ジエンチー)
 原 作  方 方『行為芸術』
 出 演  潘粤明(パン・ユエミン) 袁 泉(ユエン・チュアン) 董 勇(ドン・ヨン)
       王 剛  張小軍  騰汝俊  徐秀林  崔敏捷  郭暁冬  李 桂



<あらすじ>
タイリン(潘粤明)は小さい頃から絵が好きだったがその道には進まず、結局父(騰汝俊)と同じ警官となる。父はすでに定年退職していた。
ある日彼は、橋の上で身投げしようとする女性(袁泉)を発見し、すぐ救助する。彼女は「振られたのでその相手を殺し、自分も死ぬつもりだった」と言う。彼は女性を警察に連れて行き尋問したが、やがてそれが狂言だとわかる。彼女の名はリュウユン。一連の行動は「行動芸術」だと言う。タイリンはそんな彼女に惹かれていく。
ある日リュウユンはタイリンに頼みごとをする。「マー・バイジュを捜して」と。
<感想・雑記>
去年このDVDを購入。ところが不具合があり、在庫切れとのことで返金してもらった。画面が途中で停止するトラブルだった。停止箇所までは何回か観て、物語の結末をあれこれ推理。ここで止まるなんて…と思いつつ再購入もせず、いつしかこの存在は忘れていた。それが先日レンタルショップで発見。事件の真相解明に向け、再出発である。

不思議な物語だ。リュウユンによる劇中劇を織り交ぜて結末へ導こうという手法。
観終わってしばらくたった今になって、すべては結末のための序章に見えてくる。
ラストではびっくり仰天。映像は美しい。でもあっけない。
リュウユンいわく、彼女の「行動芸術」は大成功だったそうだ。20年前の事件も、父母(青年期:郭暁冬・李桂)のなれそめも、母(崔敏捷)の事故も、マー・バイジュ(王剛)の謎も、タイリンとの出会いも、すべてはラストの「行動芸術」のため用意されたプロット、そして劇中の登場人物はみんな彼女への協力者に思えてならない。それにしても「行動芸術」とは何と人騒がせな芸術だろう。犯罪と紙一重、いや、「騒乱罪」である。(これは警官の言。)

のっぺりした顔のタイリンと、彫りの深い顔のリュウユン。
バカ正直な警官と、ちょっとひねた女優。
いつもダサイかっこうの男と、モデル並みの着こなしが優雅な女。
こんなにも対照的な2人が、一緒になる可能性は果たして何パーセントあるのか。

タイリンは仕事への責務とリュウユンへの愛情との間で悩む。
苦しみつつ、結果的にはリュウユンを利用した形で事件解決を導く。
リュウユンの方はといえば、自分の芸術のためにタイリンを利用したわけだが、彼女の中に反省や悔恨はない。

もし2人が一生連れ添うことになったら、生活のすべてが「行動芸術」にされてしまうのでは?と、物語なのに心配してしまう。
でも案外、彼も喜んで「行動芸術」に参加するかもしれない。
そのときには「警官」という職業はどうするのだろう。


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