誘拐ゲーム : 夢の国・亞洲文化宮

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誘拐ゲーム

20071128

lianhuanju.jpg

2007年/香港/1時間37分(中国映画祭2007)
監 督  羅志良(ロー・チーリョン)
原 題  綁 架/KID NAP
出 演  劉若英(レネ・リウ) 林嘉欣(カリーナ・ラム)
      郭 涛(グオ・タオ) 張智霖(チョン・チーラム)

<あらすじ>
ヨン(林嘉欣)は重病の夫を海外の病院で治療させるため、1千万元を工面することになる。そこで考えたのが身代金目的の誘拐。3年前弟が誘拐され殺された時の悲しみを、彼女は決して忘れなかった。
ヨンは手下を雇い富豪フォー(郭涛)の息子を誘拐させる。しかし手違いで女性刑事ホー(劉若英)の息子を捕えてしまう。
ホーは離婚した元夫(張智霖)と息子救出のため奔走。身代金の入手が困難とわかったヨンは、「金が用意できないなら息子を殺す」と元夫妻を脅すのだった。
<感想など>
冒頭、ヨンの弟が誘拐され殺されるまでの展開がよく理解できません。
登場人物が警察側か犯人側かの区別もつかないほど、混乱してしまいました。
そして3年後。
ヨンのかたわらにいる車いすの男性は、一瞬弟かと思いました。
「ああ、生きてたんだ!」と。
でも会話から彼がヨンの夫とわかり、何か唐突な感じを受けました。
また、全体の流れから見てヨンが舞台監督である必然性はなく、刑事のチー(張兆輝)との関わりも出来すぎている気がします。
誘拐を考えつく動機もストレートに伝わってきません。警察への不信感(復讐心?)から、果たしてこういう行動に出るでしょうか。
身代金目的の誘拐。その動機は意外に単純かもしれません。
前半の複雑な設定をはずしても、ストーリーは十分成立するのでは?

物語の真髄は劉若英演じるホーの狂気にあり!緊迫した場面では手に汗握り画面に釘付け。
前半の些細なことはどうでもよくなってきます。
身代金を工面するために息子の友達に迫るホー。
一直線に悪に走ろうとする母親と、誘拐犯のヨンの顔が重なります。
ヨンを演ずる林嘉欣は、短髪を灰色に染めた奇抜なスタイル。二人を見間違うはずはないのに、時折混同してしまいます。
極限の心理状態が共通しているのかも知れません。

女性二人の息詰まる掛け合いにはらはらしながら、私の目はホーの夫に…。
いやぁ、かっこいいっ!!(笑)
最初元妻と恋人との間で煮え切らない態度をとっていた時は「なんだ、コイツ」と思ったけれど、息子救出のため元妻側になったあたりからは、好感度アップ!
結局、家族再生の物語でありました。

終始ジェットコースターに乗ってるような気分でした。
はらはらどきどきの挙句、一度は絶望させておいて、最後に突然明るい光を見せてくれるとは。
いつもこういう気持ちで終りたいものです。(笑)

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