恋するふたり : 夢の国・亞洲文化宮

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恋するふたり

20071127

mini.jpg 
 2006年/中国/1時間39分(中国映画祭2007で鑑賞)
 監 督  金 琛
 原 題  米 尼
 出 演  李心潔(アンジェリカ・リー) 劉 (リウ・イェ)



<あらすじ>
上海でDVDショップを開くアカン(劉)はスリの常習犯で、盗品から持ち主の人生を探ることに興味を持っている。彼は店に来た雑技団の花形スター、ミィニ(李心潔)に一目惚れ。彼女も怪しい雰囲気の漂うアカンに惹かれ、二人はたちまち恋仲に。実はミィニの母親は外国人と結婚する際、幼い彼女を雑技団に預けて出国したのだった。ミィニは叔母のもとで暮らしているが、彼女の意地の悪さに辟易していた。
アカンがスリをして逮捕されたと知った夜、ミィニは空中での演技で失敗し手を負傷。再起不能と見た劇団側は彼女に解雇を言い渡す。
<感想など>
劉と李心潔。二人が並び立つとそこだけ別世界になったよう。華やかだけど危うい雰囲気に包まれます。
二人とも大きな眼に暗い光をたたえ、ハッピーエンドなんて考えられません。
救いようのないラストは嫌いですが、なぜかこの作品では納得できます。画面全体の美しさ、しっとり感に満足したからかも知れません。
スクリーン全体が涙眼になって、彼らの孤独感、絶望感が降り注いでくるようでした。

ミィニがまっすぐに育ったのも雑技の才能が開花したからでしょう。雑技は彼女の生活そのものだったのに、アカンの出現以降そのスタイルが一変。
果たしてこの変化は幸か不幸か。
それまで雑技で占められていた心に「アカン」が棲み始め、その「アカン」がどんどん増殖していく様子は、動物的でもありました。

アカンは、スリを繰り返していたときは欲などなかったはず。盗品から持ち主の履歴を推察して、世の中を斜めに見るだけだったと思います。
貪欲になったのは刑務所で知り合った黒哥の片棒を担ぐようになってからでしょう。
黒哥の「社会には階級があり、自分がどの階級にいるかわかるか」という言葉を、アカンはどう理解したのでしょう。その理解の仕方によって、身の破滅を招くかどうかが決まるのですが…。
彼もミィニ同様、何かに傾倒し一直線に走るところが純粋です。

「恋するふたり」というタイトルからは、可愛らしい恋のメロディが響いてきそうですが、内容は「暗黒の中永遠に離れなれない二人」なのでした。

コメント

孔雀さま、お久しぶりです。
中国映画祭があったのですね。
孔雀さまが「劉の眼が暗い光をたたえている」とおっしゃっていて、思わずにやついてしまいました。
声フェチで且つ眼フェチでもあったりするもので...(笑)
劉はよいですよね、若いのに何か妙な色気というか陰があって。

donamiさん、こんにちは。お久しぶりです。

>声フェチで且つ眼フェチでもあったりするもので...(笑)

なるほど…。わかります、わかります。
あの眼に見つめられながら、あのくぐもった声で名前を呼ばれたいものです。(爆)
これからも劉出演作を観ていきたいです。
中国映画祭の最終日、3本観たうちの1本目でした。
今眼の奥が痛いです。
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