鳳凰 わが愛 : 夢の国・亞洲文化宮

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鳳凰 わが愛

20071122

fenghuang.jpg

2007年/日本・中国/2時間01分(劇場にて鑑賞)
監 督  金 琛
中文題  鳳 凰
出 演  中井喜一  苗 圃(ミャオ・プゥ) 郭 濤(グォ・タォ)

<あらすじ>
舞台は1920年代の中国。リュウ・ラン(中井喜一)は恋人にまとわりつく男を刺し、投獄される。荒くれ者が多い中、獄中生活の長い占い師リアン(郭濤)だけはランのよき理解者となる。ある日集会で、ランは、反省文を読む女性ホン(苗圃)を笑いとばす。ホンは怒り、ランに飛びかかろうとして騒動に発展。彼女は暴力夫を殺した罪で服役していた。二人は罰として豚小屋の掃除を命じられる。最初は反目していた二人だったが、次第に心を通わせていく。
ある雪の日、ホンが谷底に転落したとの情報が入る。ランは周りの制止を振り切って谷に向かい突っ走るのだった。


<感想など>
ストーリーは美しく、なるほど「壮大な愛のドラマ」です。
恋する二人が眼と眼で語りあうところなど、切なくなってきます。
でも突っ込みたい所もたくさんありました。
まず、男囚と女囚が顔を合わせる機会があるのか、ということ。
男女で一緒に豚小屋掃除なんて考えられません。
また、谷底に転落した二人が無傷であることにも違和感をおぼえます。
映像では何十メートルも下に落ちたように見えたのですが…。
武侠ドラマなら納得の展開。一瞬武術を極めた使い手か、なんて思ってしまいました。(笑)
これは二人を結びつけるための苦肉の策としか思えません。
でも実話に基づいたお話なのですよね。

そんな中、飄々とした占い師、リアンには好感を持ちました。
彼は獄中で生き抜くためのテクニックを持っており、ランに伝授しようとします。
職員に対するおもねりに嫌らしさを感じないのも、彼の人徳ゆえでしょう。
縁結びの神的存在。ふと「月下老人」が思い浮かびました。
月夜ではなく獄中ですが、この形容はぴったり!!
彼の最期には心が痛みます。

さて二人の運命がわかった瞬間は、もう、唖然…。

ホンは服役中に地震に遭い、九死に一生を得ます。
大切な命を、氷の水に捨てるなんて…というのが、その瞬間の正直な気持ちでした。
ランにしても、幼いとき溺れかけ助けられた経緯があります。
再び水の中で命を落とすとは、亡き実母にも、助けてくれた中国の母にも、申し訳ないではありませんか。
ちょっとした誤解がまねいた結末とも受け取れ、残念でなりません。
水中の映像もどこかで見たことがあるような…。

30年ひたすら想い続け、ようやく再会を果たす。
ラストはそれで十分です。

いろいろ矛盾を感じましたが、極寒の風景を見ていると役者、スタッフの苦労が伝わってきて、それだけで三ッ星!とも思えるのでした。

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