ジミー『ナゼニ愛ハ・・・?』 : 夢の国・亞洲文化宮

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ジミー『ナゼニ愛ハ・・・?』

20070923

naze.jpg 著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
 訳 者:宝迫 典子
 原 題:布瓜的世界
 刊 行:2005年
 出版社:小学館



<内容・感想など>
「地球上のあらゆるナゼがつまった本」だと思いました。
今まで気にも留めなかったことを「なぜ?」と問われると、何か深遠な世界に引き込まれていくような気分。

さて、冒頭と最後にブタの親子が出てきます。
冒頭のお母さん:「もう一回『なぜ?』ってきいたらぶつからね」
最後のページのお母さん:「『なぜ?』ってきかないならかわいがってあげる」
最後は子ブタちゃんの目もつりあがっています。
なぜこんなに険悪なムードなの?
子ブタちゃんは、いったいどんな「なぜ?」を発したんだろう?
ここまで考えて、ふと、息子が小学校低学年の頃を思い出しました。
下校途中石をけりながら歩いてくるのが見えたので、注意したのです。
以下はその問答。
私:石をけりながら歩いたらダメだよ
彼:なんでダメなの?
私:(ムカッ)下ばかり見てたら車が来るのに気づかないでしょ。
彼:ボクは大丈夫。
私:大丈夫じゃない!それに人に当たるかもしれないよ。
彼:当たったらどうなるの?
私:怪我するでしょーが
彼:なんで怪我するの?
私:(ムカムカ)だからダメなものはダメなんだよ!!
もしかしてこのとき、息子をコツンとやったかも知れません。

とっても低レベルの「なぜ」問答。
後になって、ヤツは人の気を引きたかったのかなと感じました。
この本の子ブタちゃんは、彼が発したのと同じような質問をしたのかも。
そして私はこのとき、まさに子ブタちゃんのお母さんと同じ状況だったかもしれません。

そう考えると、「なぜ?」にもいろいろありそうです。
・人の関心を引きつけるための「なぜ?」。(息子の例)
・自然に浮かび上がってきた「なぜ?」。(この本にたくさん載っている)
・物事の本質に迫るための「なぜ?」。(これは大切でしょう)
・人を非難する「なぜ?」。
最後の例は自分の反省です。「なぜあなたは~できないの?」なんて言ってはいけません。

さて、話を本のほうに戻しましょう。
原題の『布瓜的世界』は、一体どういう意味?と思いながら読んでいくと、最初の方に、
フランス語の「pourquoi(なぜ)」と「布瓜(bu gua)」の発音が似ていると書かれています。
また、いろいろな言語の「なぜ」も紹介されています。
ではなぜ最初にフランス語が思い浮かんだのかな。
ちなみに「布瓜」は辞書には載ってませんでした(笑)。
「瓜」を頭の上に乗せている人。
「瓜」の中に入り込んでいる人。
「瓜」を馬代わりにして乗っている人。
カラフルな「瓜」の中には、いろいろな「なぜ」が詰まっているんだろうなあ。
この本は、同じところを何回か読んでも初めて読んだような気持ちになりました。
なぜなんだろう。
これ以上書いたら「なぜ」がもっと増えてまとまりがつかなくなりそうです。
なのでこの辺でおしまいにします。

trackback

「ナゼニ愛ハ…?」 ジミー :TK.blog

『ナゼニ愛ハ…?』 布瓜的世界 POURQUOI 作・絵:ジミー(幾米) 訳者:宝迫典子 出版社:小学館<感想>今まで私が読んだジミー作品とは趣が違います。絵本ではなく、少しマンガっぽい感じで字も結構

なぜと聞く子、聞かない子 :藍*aiの雑想記

 中学の同級生ひろえちゃんは、曖昧に話しかけると必ず突っ込んでくる子だった。「どうして?」「それはどういうこと?」こちらが他愛ない世間話の感覚で語りかけても、彼女は曖昧なままでは絶対に終わらせてくれない。だからいつも気構えて話しかけた。 彼女は背が高く色

コメント

こんばんは。

読まれたんですね♪改めて見たら巻末の子ブタちゃんの目が確かにつり上がってる!一体どんな「なぜ?」を言ったのかな。孔雀の森さんのお子さんのように、人の気を引きかまって欲しかったのかもしれないですね~。

正確な答えがない分、読んでてこちらも「なぜ?」だろうと一緒に考えてしまいます。もし自分がこの本のような質問攻めにあったらどう答えよう・・。と思ってたら、本書の冒頭部分に答えのような言葉が載ってました(私が勝手に答えだと思ってるだけですが^^;)。
「放っておけばいい。伝えようとすればするほど誤解は大きくなるから」と。なるほど~。確かに適当に返答すると、その言葉をずっと信じてしまうかもしれないですもんね。

普段あまり気にならない「なぜ?」、こんなに意味のある言葉だとは思っても見ませんでした(笑)。

TKATさん、こんにちは♪

「なぜ?」と問われると正確な答えをいわなければならないような気がしてきます。
まるで算数の答えを出すときのように。
TKATさんが指摘してくださった「放っておけばいい。…」の本文は、問う側、問われる側双方に有効だと思いました。
「なぜ?」ときいて相手が苦慮していたら「まあ、仕方ないか」とあきらめ、「なぜ?」と聞かれて困ったらほっとけばいいんですよね。子供時代の大人の言葉がかなり重かったのを思い出しました。ああ、気が楽になった(笑)。


TKATさんのお部屋でほめていただいたとき有頂天に(笑)。大人になるとほめてもらえる回数がグンと減ります。ナゼだろう(笑)。
子供をほめてやることは必要!と思いました。

これほど「なぜ?」を真剣に考えたことはありませんでした。答えの出ない「なぜ?」に、これからもつきあっていこうっと♪
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