ミッシング・ガン : 夢の国・亞洲文化宮

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ミッシング・ガン

20070816

xunqiang.jpg
 2001/中国・アメリカ/1時間29分(TV視聴)
 監 督  陸 川(ルー・チュアン)
 原 題  尋 槍
 原 作  凡一平『尋槍記』
 出 演  姜 文(チアン・ウェン) 寧 静(ニン・チン)
       伍宇娟(ウー・ユィジュエン) 劉小寧
       潘 勇  石 凉  魏暁平


<あらすじ>
ある朝、警官のマー(姜文)は携帯していたはずの拳銃がないことに気づく。思い返せば、前日妹の結婚式で泥酔して、車で送ってもらった後の記憶がないのだ。マーは早速、自分のそばにいた人物を洗い出すべく、妹夫婦を始め披露宴の招待客を一人一人たずね歩く。
やがてマーの拳銃紛失は警察側にも明らかになり、彼は密偵として行動するよう命じられる。
そんな時、元恋人で招待客の一人だったモン(寧静)が殺される。凶器はマーが紛失した拳銃だった。
<感想など>
最後まで真相がわからず、しかも思いがけない結末!!
今まで観たミステリー作品は、だいたい途中でわかってしまうのですが、この物語ではすべてが謎に包まれたままラストへと向かいます。そういう面で大満足です。

姜文演ずる警官は真面目すぎて、一直線の行動がユーモラス。
所長に報告しようと予行演習する姿には、彼の性格がよく出ています。
さてこのマーさんが捜索中に出会った人物を簡単に紹介すると、
1 妹夫婦
2 ビーフン屋のリウ
3 招待客のリストを作ったチェン
4 戦友のジャン
5 元恋人のモン
6 偽酒製造業のチョウ
7 おもちゃの拳銃を持っていた泥棒
その他にも大勢出てきます。
一体犯人は誰なんだ~?
妻シャオマン(伍宇娟)と息子トンさえ、ちょっと不思議な雰囲気を持っていて…。
誰が犯人であってもおかしくない展開になってきます。
数々のミステリアスな場面は、彼の心に映った幻影とも受け取れました。

途中制服を脱ぐよう上司に命じられ、半そで短パン(下着か?)姿になると、ただのおじさんです。
でもそれ以降、マーさんは家族を含め周囲の人たちのことを理解しようとしたり、自分を深く掘り下げたりするようになります。

特に印象的なのは、自転車に乗った泥棒が疲れ果てるまで追いかけるシーン。
泥棒は全然泥棒っぽくないし、マーさんもただの中年男です。
そんな「おじさん」を、その若い泥棒は「大哥」と呼んで敬意を示します。
驚くべき強靭な体力を持っている中年男を前に、彼は自分の卑小さを恥ずかしく思ったのかもしれません。
マーさんが警官の格好をしていたら、彼はもっと泥棒らしく振舞ったかも。

のんびりした村に突如起こった、拳銃紛失および殺人事件。
さえないマーさんが孤軍奮闘する姿に、いつしかエールを送っていました。

さて真相は一体何なのか。もう一度最初から観ると、伏線がきちんと敷いてあることがわかります。
ラスト近くの青空を流れる雲は、マーさん自身の変化を物語っているようにも見えます。
それにしても…。予想が大ハズレだったのは悔しい!!

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