幸せの絆 : 夢の国・亞洲文化宮

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幸せの絆

20070813

kizuna.jpg 2003年/中国/1時間29分(劇場にて鑑賞)
 監 督  烏蘭塔娜(ウーラン・ターナ)
 原 題  暖春/Warm Spring
 出 演   張 妍(チャン・イェン) 田成仁(ティエン・チェンレン)
     郝 洋(ハオ・ヤン) 于偉杰(ユー・ウェイジエ)


<あらすじ>
舞台は1980年代末の、芍薬村と呼ばれる山間部。小花<シャオホワ>(張妍)という小さな女の子が行き倒れとなり、一人のおじいさん(田成仁)のもとに引き取られる。彼女は可愛がってくれた祖母の死後、若夫婦に虐待されて逃げ出してきたのだった。
おじいさんは小花にやさしく、小花もそんなおじいさんが大好きで、家事や農作業を手伝う。しかし息子夫婦(于偉杰・郝洋)は貧困を理由に小花を引き取ることに否定的だ。特に息子宝柱<パオチュウ>の妻香草<シアンツァオ>は小花をいじめぬく。
やがて小花は学校に通い出し、成績はいつも抜群。おじいさんにほめてもらうために、彼女は家事にも、勉強にも一生懸命に取り組むのだった。
やがてそんな彼女の苦労も報われる時が来る。
<感想など>
『それでも生きる子供たちへ』の第7話中国編や『搭錯車』を思い出します。
泣かせようという魂胆がミエミエです(笑)
体の悪いおじいちゃんを、賢くて健気な孫が助けるというパターン。
「またか」と思いながらも涙腺が緩んでしまうのは、心のどこかでこういう展開を求めているからかも知れません。

7、8歳の女の子が、大人顔負けの労働をして、周りの人たちの信頼を勝ち取っていきます。その過程には激しいイジメもあり、彼女は幾度となく苦境に立たされます。
でも、優れた思考力と創造力、天性のやさしさによって、すべてを味方につけてしまうのです。
あまりにもできすぎた少女なのですが、心の底からみんなのことを考えている気持ちが伝わってきて、「つくりすぎ」なんて思わず、正面から観よう!と思いました。

この少女が生活する芍薬村は、誰もが互いの家庭事情を知っている、あけっぴろげな世界。
こうしたプライバシーが保てない状況では、辛いことも多いはず。
心無い言葉に傷つき、いつしか物事を斜めにみるようになった香草<シアンツァオ>は、心の闇を小花にぶつけます。
でも小花はそんな彼女の心を理解し、彼女に尽くそうとするのです。
まさに「幸せの絆」が見えた瞬間です。

香草の気持ちの変化は一つの見せ場でしょう。人生におけるこの選択は、前半の超イジワルな態度とは180度の転換です。この過程は時間をかけて描いてあるので、充分納得して受け入れることができます。
一方、父と息子の関係が明らかになるシーンは、あまりにも唐突で、感動より驚く方が先でした。この展開は、おじいさんの崇高な人間性をあらためて確認することに一役買っていますが、取ってつけたような感じは否めません。

少女を受け入れたことで村のみんなが幸せになったというお話。
いいことをすればそれが自分にも返ってくるんだよ、という教訓的な意味合いも感じましたが、そういう理屈は置いといて、まずは一目散に走る(早い!!)少女の姿をしっかり目に焼きつけておこう、と思ったのでした。

公式HPは http://s-kizuna.jp/top.htm

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