地下鉄16話~21話(終) : 夢の国・亞洲文化宮

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地下鉄16話~21話(終)

20070609

台湾版のパッケージです。
dixiatie2.gif
今回は6話。今までで一番起伏が激しい箇所です。すごくベタな展開。でも夢や希望を持たせてくれる結末!ドラマを観た後もう一度原作を読むと、深い味わいが広がってきます。
この作品で、ジミーの絵のほかに期待していたのが、ロケ地の杭州。かつて2年間住んだ土地です。
でも画面に映るのはどれも知らない風景ばかり。20年近い歳月を思い知らされました。
なお、地下鉄構内のロケは南京とのこと。広くてきれいなつくりに見えます。今度中国に行ったら、是非この地下鉄に乗ってみたい。
以下には、ラストに関するネタバレが含まれています。
〔病気を知った仲間たち〕
雲翔が白血病で、しかも末期であることを最初に知ったのは暁晨。これが新華、明明、范陽に伝わり、父の銘凱も知ることとなる。しかし雲翔の願いで、恋人晶晶だけには知らされない。そのため周りの者は雲翔と晶晶の間で苦しい思いをする。入院中の雲翔は晶晶との電話で「絵画制作で忙しく会う時間がない」などと嘘をつく。病院を抜け出して晶晶と会う段取りをしても、彼女を前にして倒れてしまう雲翔。晶晶の目が不自由だからつき通せる嘘、というのが悲しすぎる。

〔雲翔と父銘凱の距離〕
雲翔の病気を知った父は骨髄移植を決意。「手遅れだから」と諦めていた雲翔だったが「晶晶のためにどうしても生きたい」と強く思い、その願いを父に言う。こうして父から息子への骨髄移植は大成功(と思われたが)。この父子の絆を表した場面はぐっとくる。息子との距離を縮めるのが父の宿願だったから。さて酔っ払いのおっさんを演じるとピカイチ!(だと思っている)の李立群。今回は苦悩する父の姿がピカイチ!

〔マザコンではない范陽〕
母親汪佑の言いなりかと思った范陽だったが、結構気概がある。最初暗いイメージだった彼が、恋をして、義兄雲翔の後押しによってその性格がどんどん変化して行く過程は面白い。女帝のような母に堂々と歯向かうさまは見ていて気持ちがいい。ボケッとしているようで実は細やかな心遣いができるマメ男。明明へのアタック、プロポーズは完全にコメディタッチ。

〔鬼のような譚麗娜はどこに…?〕
晶晶をいじめぬいていた譚麗娜だったが、急に優しくなってしまった。前回程高の娘丹丹は「晶晶の方が好き」と言っていたし、麗娜と程高の間に愛があるのか?みたいな含みを感じたので、一波乱あるものと思っていた。本作品は21集だが、ほかに23集の版もある。カット部分を観たいものだ。

〔潔い明明と躊躇する明明〕
退職し、視覚障害者の支援団体「艾斯空中眼科医院」への参加を決めた明明は実に潔い。リーダーシップを取って活動するさまもカッコイイ! 反面恋愛に関してはかなり奥手。前から范陽を好きだったはずだが、そんな自分の心に気づかないところは、観ている方がもどかしくなる。雲翔の病気によって2人がより近づくとは、何とも皮肉。

〔汪佑の変化〕
夫銘凱が骨髄移植を決意した時、彼の身体を案じて大反対。雲翔に「骨髄移植はあきらめて」と言うのだ。何ということ!鬼か? 骨髄移植が成功し、銘凱と若い者たちが一緒に喜び合っているのを見て「仲間はずれにされている」とむくれる。でも銘凱から「息子范陽が同じ病気なら母親として骨髄移植を望むはずだ」と言われはっとする。そしてしばらくたって「ホントは雲翔のことを息子として案じているのよ…」とポロリ。このあっという間の変化は何なの?夫の一言がこんなに効くとは…。まあ、最後にみんなが仲良くなれてよかった。

〔病気の演技〕
前回までは「らしくない」と思っていた白血病の雲翔。16話からは雲翔役のウォレス・フオの頬が本当にこけてきて、眼力も弱くなり、ほんとに病気?と思わせるような演技だった。他に病人を演じた俳優で印象に残っているのは『イルカ湾の恋人』の林韋君(ペニー・リン)、『星が耀く夜に』『エーゲ海の恋』の何潤東(ピーター・ホー)、『ラベンダー』の陳怡蓉(タミー・チェン)、映画『第601個電話』の胡歌(フー・ゴー)。みんなきれいな色白の肌!

〔物語のテーマ性〕
障害を持つ人を取り上げるのは難しいと思う。かつて観た『永遠の恋人』(許紹洋[アンブロウズ・シュー]主演・原題『維納斯之恋』)に登場した自閉症の少女の場合、全体の展開に大きく係わらず、中途半端な描写で終わっていた。でも『地下鉄』はこのテーマで成功していると思う。視覚障害を持つ主人公は、自立する努力を重ね、ラジオ番組のDJとして夢を与える仕事に誇りを持っている。さらに同じ障害を持つ子供たちに点字を教えるなど、積極的に支援活動をしている。このように主人公の生き方が物語の骨格を作っているところが、前者のドラマとは大きく異なるところだ。
一方、雲翔の「描くことへの必然性」もまた、人間の生き方として物語の骨格を作っている。彼の最後の作品は「艾斯空中眼科医院」が企画した、街角を飾る大きな虹の絵。街を行く人々に「艾斯空中眼科医院」の活動を理解してもらいたいという彼の願いでもある。
このドラマ自体が「艾斯空中眼科医院」の活動ではないか、と思えてくるのだった。

コメント

晩上好!

ドラマ『地下鉄』観賞お疲れ様です♪
絵本とは違い、そして映画とも違いかなり肉付けされてますね~。そしてドラマではメッセージ性がかなり強い印象があります。

そして今回一番驚いたのは・・・
>ロケ地の杭州。かつて2年間住んだ土地です。
そうなんですか?!だから中国語が理解出来るのですね。私は今中国語を習ってますが(カルチャーセンターでですが(^^;))、映画を理解出来るレベルでは全くありません(笑)!
羨ましいなー。日本では未発売の中国語圏の映画が観れるんですもん。私もいつかは中国語の字幕が理解できるレベルを身に付けたいもんです(ヒアリングはまだまだ無理(苦笑))。

※『地下鉄』に殆ど関係ないコメントでごめんなさい!

TKATさん、イ尓好!

>ドラマではメッセージ性がかなり強い印象があります。

ドラマ自体が、視覚障害者の鑑賞を考慮して作られているように思えます。障害を持つ人の感想が気になるところです。

今は中国語を使う機会がなくて忘れる一方です。だからドラマを見ながら忘れかけた言葉を思い出し、新しい言葉を覚える、という「脳トレ」をしているわけです。
だからもちろん電子辞書は必携ですよ!
とか何とか言って、ホントはイケメン君との出会いを楽しみにしているミーハーな私です(笑)。

カルチャーセンターでの勉強、楽しそうですね。日に日に語彙が増えていく感覚…いいなあ!!
学校に通う気概を持っている方は、必ず望みがかなうと思います。

なお、この作品、今『地下鉄の恋』というタイトルで字幕版が放映されているようです。下記サイトです。
http://www.bs-n.co.jp/pickup/metro/index.html
クリックで反映されないかもしれません。その場合にはお手数ですがURL欄へのコピペでお願いします。

>※『地下鉄』に殆ど関係ないコメントでごめんなさい!

いえいえ、感じたことを何でもおしゃべりしてくださったら嬉しいです。なんか、すごくほめていただいて、そしてTKATさんの様子も伝わってきて、楽しい気持ちです。




謝謝!
せっかく『地下鉄の恋』の字幕版を教えてくださったのですが、悲しいことに我が家はBSが観れません(泣)。
なのでBS番組は疎いのですが、教えてくださったサイトを拝見すると結構アジアドラマ多いんですね~。どうして我が家はBSが観れないのかと初めてショックを受けました(笑)。

>カルチャーセンターでの勉強、楽しそうですね。
楽しいですよ♪今、半年間の初級コース(20人ぐらいのクラス)に通ってるのですが、実は同じコース2回目なんです。1回目の時は授業についていくのに必死で毎日勉強してたのですが、2回目となると同じ内容なので予習復習をあまりしなくなりました。やっぱり毎日勉強しないと身に付かないですね(^^;。
中国語不容易、不努力不行~。

TKATさん、こんにちは♪

うちでもBS観られないんです(泣)。
今BSでやってるドラマは、そのうちレンタルショップに並ぶかも、とちょっと期待しております。お店の作品選択基準に、希望を取り入れてくれないかしら。

同学と机を並べて勉強!
和気藹々とした光景が目に浮かぶようです。
ドラマが教材になったりするのかな。
学校という雰囲気を味わってみたい気分!
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