眉山(びざん) : 夢の国・亞洲文化宮

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眉山(びざん)

20070515

bizan01.jpg  2007年/日本/2時間(劇場にて鑑賞)
  監 督  犬堂一心
  原 作  さだまさし『眉山』
  出 演  松嶋菜々子  大沢たかお  円城寺あや  山田辰夫
        黒須真奈美  夏八木 勲  宮本信子 他


<感想など>
宮本信子と阿波踊りが物語を牽引している、と言っても過言ではないでしょう。
主人公の咲子(松嶋菜々子)や、医師の寺澤(大沢たかお)は個性を抑え、
咲子の母龍子(宮本信子)の存在感を際立たせているという感じがします。
恋愛の描写があっさりしているのも印象的。
龍子と幸次郎の遠い過去の場面は、ベールがかぶっているようです。
でも阿波踊りと咲子を挟んで向かい合うシーンでは、2人の積年の想いが伝わってきて、
映像にはない彼らの関係が見えるようでした。
一方、咲子と寺澤は、まるで初恋同士のようなさわやかカップル!
意気投合早すぎ! でも2人の人間的成長も見え、好感が持てました。
父母とはまた一味(いや、二味三味)違う描き方。

ところで最初、龍子と啓子(円城寺あや)の関係がわかりませんでした。
パンフレットで啓子がケアマネージャーと知ったのですが、
まるで2人は姉妹のよう。
立場を越えて付き合いができるケアマネと患者。理想的です。

この啓子や居酒屋経営のまっちゃん(山田辰夫)の存在なくして、
物語は成立しなかったでしょう。
龍子が見知らぬ土地で彼らと深い人間関係を築いたことは、
彼女の生きざまそのものです。

彼らや周りの入院患者との信頼関係、また回想シーンなどからは、
「人によって生かされている」という彼女の哲学が見えてきます。
医師に向かって啖呵をきる場面では、「よくぞ言ってくれた」と心で拍手!
医療のあり方を患者の立場から変えていけるのだと、希望が持てたシーンでした。

咲子は、結果的に母の「献体」希望を受け入れます。
でももし自分の肉親が同じことを希望したら、果たして同意できるだろうか。
よくきく言葉だけどその意味はなかなか理解できない―「献体」。
人ごとではなく、人間の命を生かす一つの方法だと思えるようになるまでには、
相当時間がかかりそうです。

レミオロメンの主題歌「蛍」もジーンときます。
このエンディングが始まる前に席を立った人が大勢いたけれど、
ホントもったいないです!


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