幾米『向左走・向右走』 : 夢の国・亞洲文化宮

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幾米『向左走・向右走』

20070303

chance2.jpg  著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
  出 版:1999年
  言 語:簡体字中国語
  英 題:A chance of sunshine
  出版社:三聨書店(中国)


<あらすじ>
彼と彼女は、アパートの壁を隔てて住む隣人同士。アパートの出口は別で、彼女は左に、彼は右に行くのが習慣なので、顔を合わせたことがない。
彼の仕事はレストランでバイオリンを弾くこと。彼女は翻訳者で、現在取り組んでいる小説の悲惨な内容に辟易している。
ある日二人は隣同士とは知らずに公園で出会う。そして楽しい一時を過ごしてから互いの電話番号を交換する。しかし帰宅した後、二人のメモは雨にぬれて数字が読み取れず、連絡が取れなくなってしまう。落胆する二人。
翌年、思い出の公園は取り壊される。二人は折にふれ相手を思い出すが、依然としてすれ違いの日々を送る。やがて閉塞感にやりきれなさを抱いた二人は、ある冬の夜、旅行に出る決心をする。
二人は雪の中、またいつものように右と左に分かれて歩き出したが…
ロータリーをぐるりと回った先に立っていたのは、まさしく探していたあの人だった…

<関連事項および感想>
14センチ四方の小さい本。神保町の本屋さんで昨年購入しました。上の画像はこの中の画の一枚で、私の買った本の表紙はまた別の画です。
主人公二人の顔に派手さはありませんが、表情の微妙な変化が細かい筆遣いで描き分けられ、彼らの気持ちが伝わってくるようです。

人ごみの中の彼らを探すとき、ふと絵本『ウォーリーをさがせ』を思い出しました。ウォーリーに似た人もいます!ウォーリーのような際立った特徴がないのでなかなか見つかりません。画面をなめるように探し、ついに発見!!それが楽しいのです!!

金城武、梁詠(ジジ・リョン)主演の映画『ターンレフト・ターンライト』、陸毅(ルー・イー)、賈静雯(ジア・ジンウェン)主演のドラマ『君のいる場所』の原作でもあります。

映画は絵本のポイントをうまく再現していて(特に傘)、ファンタジックな仕上がりだったと記憶しています。そしてこのラストでは<おおっ>と驚きの声を上げてしまった!

一方ドラマの画面にはジミーの絵も登場、童話の風景を感じさせます。家族や同僚、友人も登場させてリアルな人生模様も描き出し、物語をふくらませています。
ドラマのラストも<おおっ>です。

この絵本は日記形式。10月6日に始まり、二人の出会いが12月22日、翌年1月5日には公園の取り壊し、そしてこの年の12月23日に旅行に出ようとして再会、というように物語は流れて行きます。最後の日付から換算して1年5ヶ月分が盛り込まれていることになります。
原作のラストは、余韻の残る仕上がりです。映画やドラマの制作者が肉付けしたくなるような場面ですね。

余談ですが、イーキン・チェン出演の『恋の風景』でもジミーさんの絵が見られます。下記のサイトです。
http://www.popy-bg.co.jp/tehon/goods/koi.htm

trackback

「ターンレフト・ターンライト」 :TK.blog

『ターンレフト・ターンライト』  向左走・向右走 TURN LEFT, TURN RIGHT 製作年:2003年 製作国:香港 監督:ジョニー・トー(杜?峰)/ワイ・カーファイ(韋家輝) 原作:ジミー(幾米)「Separate Ways 君のい

コメント

こんばんは♪

おお!『向左走・向右走』だ!!
そんな内容だったんですね~。この間レンタルショップで『ターンレフト・ターンライト』を見つけたので借りようかと思ったのですが、既に4本借りる予定のDVDを手に持ってたので次回に持ち越しました(余談ですが『ジェイ・チョウを探して』見つけました!)。

ジミーさんの映画化された絵本は、絵本だけでも十分楽しめるし、映画も絵本の世界にうまく色付けして絵本同様に楽しめるって感じでしょうか。絵本&映画の両方見てもそれぞれの良さがあるっていいですよね♪(なんて知ったようなこと書いてますがまだ1冊しか読んでない私(笑))。

イーキン・チェン出演に『恋の風景』という映画があるのは知りませんでした!早速調べてみまーす♪

レスリースマイルです。

「ターンレフト・ターンライト」が映画の日本題名でしたっけ?
君のいた永遠とか似たような題名が多くなってこまります~。

童話といわれればそれまでだけど・・そんなにいつも右左って決まってないような(笑

金城君はずっと第一線で活躍してるし
全世界どの国でも使えるというまれな俳優になってしまいました~。

『恋の風景』は青島ロケの映画でしたっけ?

TKATさん、おはようございます♪

『ジェイ・チョウを探して』見つかってよかったですね!たくさんのDVD鑑賞、楽しみですね。

おっしゃるとおり、『向左走・向右走』は、絵本、映画それぞれの魅力が楽しめると思います。ジミーさんの絵本は、『向左走・向右走』以外の作品(『地下鉄』や『恋の風景』)も読んでみたいです。

『恋の風景』のイーキンは異色かな。とってもやさしい雰囲気ですが、物足りなさを感じる人もいるかも。でも自分的にはオススメです。

natukiさん、おはようございます♪

タイトル、『ターンレフト ターンライト』ですね。
『君のいた永遠』って、金城武、ジジ・リョン、カレン・モクが出演する悲しい物語だったような…。日本の風景も出てきました。

>『恋の風景』は青島ロケの映画でしたっけ?
そうです。海岸や坂道や建物など、情緒あふれる風景が印象的でした。

こんばんは♪

映画を借りて見ました。
孔雀の森さんと同じくラストには「おおっ!」って思っちゃいました(驚き!)。
金城武とジジ・リョンの組み合わせ、美男美女なのに嫌味じゃなくてとってもお似合い♪

原作の絵本も気になりますが、ドラマの方も気になりますねー♪ドラマだとかなり物語を膨らませなきゃならず、どんな風に仕上がってるのか興味津々です。レンタルショップにあるのかな?

またまたTB失敗した模様です・・(まだ飲んでないですよー(笑)、でもフィギア見ながらTBしたので失敗したのかも?)。再度チャレンジ!

こんにちは♪

ラスト、やっぱりびっくりしましたよね♪
よくあのような脚色を思いついたなあと、感心しました。
ずいぶん前に観たので忘れてる部分も多いのですが、劇中の二人、コミカルな演技で楽しませてくれたように記憶してます。

ドラマの方は、うちの近くのショップには『君のいる場所』というタイトルで並んでいました。主人公たちの家族や同僚も登場して、生き方を模索するような内容でした。ジミーさんの絵も出てきますよ~
私が観たのは中国版なので、少し違う部分があるかも知れませんが…

今そちらに行きま~す♪

こんにちは。
映画も良かったですが、原作の絵本も良かったです♪普通映画化って原作に劣ることが多いですが、この『向左走・向右走』はどちらもいい味が出てて甲乙つけがたい!

ホント『ウォーリーをさがせ』のようでした(笑)。主人公2人を見つけるの難しかった~(特に彼の方が平凡すぎてなかなか見つけられなかった)!

映画と原作ではオチが少し違いますよね。映画のオチのシーンも原作に描かれているけど、なんか意味が違うような・・(笑)。まぁどちらでも面白かったです♪

私の記事内でこちらの記事をリンクさせていただいたのでよろしくです♪

こんばんは♪

映画も絵本も、どちらもいいですよね。
映画は原作の特徴を生かしつつ、独自の脚色をして、これが成功したのだと思います。製作者側の感性に拍手したいです。

ねっ、彼を見つけるのが大変ですよね。せっかく見つけても、しばらくたつと忘れちゃって、もう一度挑む私です。

映像作品には、ある程度刺激が必要なのかと…。特にラストで作品の評価が決まってくるし。かなり冒険したなあという感じです。
絵本は、静かで余韻があって、よかったなあ。
そう、意味が違いますよね(笑)。

リンク、ありがとうございます♪
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