項羽と劉邦 : 夢の国・亞洲文化宮

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項羽と劉邦

20070110

香港映画(図書館レンタルVIDEO)
1990年/香港/2時間18分(編集後1997年公開)

総監督  張芸謀(チャン・イーモー)
監 督  洗杞然(スティーブン・シン)
原 題  『西楚覇王』『楚漢争覇』(2部構成)
出 演
鞏 俐(コン・リー) 張豊毅(チャン・フォンイー) 呂良偉(レイ・ロイ) 関之琳(ロザムンド・クワン) 徐向東(シウ・シアントン) 徐錦江(チョイ・カムコン) 他

<感想など>
時代は秦朝末期の紀元前。
迫力ある戦闘シーンは見ごたえ充分。また戦乱の世を生きる人間の生きざまも細かく描写され、2時間余りが瞬く間に過ぎました。まるで馬が駆け抜けていくように…
登場人物名をテロップに出し、状況をナレーターが説明するなど、視聴者への配慮を感じました。それがなければ内容を把握しきれなかったと思います。

興味を引くのは「天下を取れる者の条件」です。
義侠心が強く情の深い項羽(呂良偉)にはその条件がなかったということか…
芯が強く優しい心を持つ虞姫(関之琳)は、自害するしかなかった…
天下を取ったのは小心者の劉邦(張豊毅)。
すべては智謀に長けた呂雉(鞏俐)の策略…
皮肉な結果です。
あらためて、義兄弟、義姉妹について、考えてしまいます。
この誓いの場面は、武侠ものやハードボイルドの作品の中にはよく登場し、ほとんどの者はこの関係を重視します。
ところが劉邦と呂雉の夫婦は、この誓いに忠実ではありませんでした。
むしろ、呂雉はこれをうまく利用したのだと思います。
虞姫の素直さ、優しさが何度呂雉を救ったことか。でもこれはすべて計算の上。
呂雉の生き方は後世の女傑に影響を与えたはず。
一方、項羽はこの誓いをしたばかりに、チャンスをものにできなかったばかりか、自らの命も縮める結果を招くのです。

人間の欲は、どんなことで満たされるのでしょう。
天下を取り、王、皇后となること?
お互い愛し合うこと?
物語の中にはこうした問題提議も見られます。

ラストシーンを見て、京劇「覇王別姫」に登場する項羽の隈取に納得できました。

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