So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~ : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~

20140917

soyoung.jpg

2013年/中国/2時間12分(劇場で鑑賞)
監 督  趙 薇(ヴィッキー・チャオ)
原 題  到我们终于将逝去的青春
出 演
趙又廷(マーク・チャオ) 楊子姍(ヤン・ズーシャン)
韓 庚(ハンギョン) 江疏影(ジャン・シューイン)
劉雅瑟(リウ・ヤーソー) 張 瑶(チャン・ヤオ)
包貝爾(バオ・ベイアル) 鄭 愷(チェン・カイ)
王嘉佳(ワン・ジアジア) 

<あらすじ>
理工大学に合格したチョン・ウェイ(楊子姍)は、憧れの先輩リン・ジン(韓庚)に会えるとあって大喜び。ところが彼は海外留学中でウェイは落ち込む。しかし個性豊かなルームメイトたちとすぐに意気投合、キャンパス生活も軌道に乗っていく。そんな中、彼女は無骨な学生シアオチョン(趙又廷)に恋をする。猛烈なアタックを繰り返し、何度も露骨に拒否されるウェイ。でもついにシアオチョンの気持ちをつかみ、2人は公認の仲に。
やがて楽しい日々も卒業とともに終わり、仲間たちはそれぞれの道を歩むのだった。

<感想など>
最近の鑑賞には回顧ものが多い。そういう作品が自分を呼び寄せているのだろうか。

チラシには「『建築学概論』『あの頃、君を追いかけた』に続く〈初恋〉ムービー…」とある。確かに昔を振り返って“If…”と問う点では共通しているかもしれない。けれども希望が見える前者、笑いを誘う後者に比べ、本作品はあまりにも重い。前半のノリのよさ、バカ騒ぎから一転、後半は暗くて、やりきれなさばかりがつのる。

時代は1990年代。多くが学生寮の場面だ。私が中国にいた頃より数年先で、全体的にはかなりカラフルな感じがした。でもズラリと並んだ魔法瓶、電熱器のエピソード、二段ベッドの配置などなど、懐かしい光景は多い。机上には私も持っている「楷書大辞典」。壁には「ロアン・リンユィ 阮玲玉」のポスター。(鑑賞したのはずっと後だがなぜか懐かしい。)一瞬の光景に目を奪われる。

主人公を取り巻く仲間たちの描写も細やかだ。明るく勝気なウェイを通して、それぞれが鮮明に映る。マドンナ的存在のルアン(張疏影)は、穏やかな外見と葛藤が渦巻く内面とのギャップが大きくて、見ているのが辛い。潔癖症だったウェイジュアン(張瑶)は三枚目的存在で和ませてくれる。ボーイッシュなシャオペイの顛末には仲間たちとともに心配せずにはいられなかった。いつしか自分もルームメイトの1人になった気分。

実は前半、主人公のストーカーのような行為にはドン引きしてしまった。頭の中にはレンアイ以外ないのかよ!と。でも、そういう単純なキャラクターとして描かれたからこそ、後半の重さが生きてくるのだと気付いた。仕事で疲れて帰宅した彼女は、散らかったワンルームで足を投げ出している。大勢の前で「紅日」を熱唱したあのパワーはどこへ行ったのだ!!

数年後2人は再会するが、もちろん元に戻れるわけがない。でも今になって別の考えも頭をよぎる。最後にシアオチョンが打ち明けたあの話。再スタートを切るために言ったと解釈するのはダメだろうか。

私は最近、物語を無理にでもハッピーエンドにしたくてたまらないのである。

コメント

タイトルが甘々

孔雀の森さん、こんばんは。
この作品・・・おっしゃるようにあまりにも暗くて私はダメでしたー。
そうそう、パンフレットに書かれているような「あの頃~」と
同様な爽やかな共感は生まれませんよね。
良くも悪くもお国柄が出てるなーという印象。
孔雀の森さんのレビューを拝見して、そうそうそうだった!と思い出しました。
寮の部屋の壁に貼られた「阮玲玉」のポスター。
あれって本作の製作に名を連ねていた關錦鵬がらみ!?
なんて考えちゃいました。(笑)
ルアンの最期はあまりにも唐突で、そして悲惨でしたね・・・。

振り返ってしまうあの頃

sabunoriさん、こんにちは♪
かなり暗いお話でしたね・・・。
でも私は大陸にちょっと思い入れがあるせいか、
のめり込んで観てしまいました。
ドラマで好印象だった趙薇監督への興味も
あるかもしれません。

>あれって本作の製作に名を連ねていた關錦鵬がらみ!?
なるほど!!一瞬なのにかなり目立っていたような。

今思えば、同じ学生寮に住んで、一緒に笑い転げる面々も、
それぞれの背景の格差が大きかったと思います。
卒業したら進む道もバラバラ。
でも仲間を思う気持ちは変わらない、というところで
かなり感動してしまいました。
年のせいですね。
ルアンの最期には言葉も出ませんでした・・・。

ところでシアオチョンがウェイに惹かれる理由が今なお不可解・・・
いや、理由なんてありませんね。
非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。