白髪魔女伝 : 夢の国・亞洲文化宮

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白髪魔女伝

20140802

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2012年/中国/全42話
監 督  黄偉杰(リッキー・ウォン)
原 作  粱羽生「白髮魔女傳」
原 題  新白髮魔女傳
出 演
吳奇隆(ニッキー・ウー) 馬 蘇(マー・スー) 郭珍麑(グオ・チェンニー)
樊少皇(ルイス・ファン) 葉祖新(イエ・ズーシン) 李 解(リー・ジエ)
劉思彤(リウ・スートン) 田 麗(リリー・テン) 呉毅将(ン・ガイチョン)
岳躍利(ユエ・ユエリー) 張天其(チャン・ティエンチー) 王 怡(ワン・イー)
王琇強(ワン・シウチアン) 蘇 茂(スー・モー) 張頁石(チャン・イエシー)

<感想など>(ネタばれしています)
週末2話ずつの全42回は長かった。終盤のエピソードばかりが頭に残り、前の方は記憶の彼方だ。主役2人がアツアツだった頃よりも、錬霓裳(馬蘇)が白髪となった後の方が波瀾万丈で、最終話への想像をかきたてられた。期待はずれと言えなくもないのだが…。

恋愛騒動もたくさん盛り込まれているがハラハラドキドキ感はない。感情のぶつかり合いが激しくて現実味が全く感じられなかった。でもかえって安心して見ていられた。そんな中びっくりしたのは、初めに惚れ込んだ相手から、コロッと別の人に乗り換えた例だ。

その一人が岳鳴珂(樊少皇)。前半では、叶わぬ恋と知りながら命がけで錬霓裳を守り抜く。一途な行動と錬霓裳のそっけなさが滑稽でもあった。ところが錦衣衛をやめてから、いつの間にか鐵珊瑚(劉思彤)と仲良くなっている。あれ、いつからだろ…。はじめのうちは漫才のようなやりとりだったが、鐵珊瑚の悲しい身の上に彼が同情してから、変わっていったようにも思える。原作では鐵珊瑚が亡くなり悲嘆にくれた岳鳴珂が「晦明」として仏門に入る、という展開。いつそうなるかヒヤヒヤしたけれど、本作では視力を失った彼を珊瑚が支える物語になっていた。コミカルな中に情があふれた、いいカップルだ。(笑)

もう一人は、卓一航(吳奇隆)一筋だった何萼華(郭珍麑)。師兄の耿紹南(李解)からどんなに熱くアプローチされても絶対にぶれない。耿紹南もしつこいが、この娘も相当しつこい。私は勝手に「卓一航と耿紹南との闘いで卓一航をかばって死んでしまうのでは?」と思っていた。ところが最後の最後で、耿紹南に向かって愛を告白する。彼が悪さをする前にそう言ってあげればよかったのに。タイミングが悪すぎると思うと同時に、一瞬でも想いがかなった耿紹南は幸せの絶頂で逝ったのだ、と解釈して自分を納得させた。ほとんど脇役的存在だった耿紹南が、最後の方では卓一航を押しのけて主役の風格。卓一航に対する劣等感と限りない憎しみ。権力の座に対する執着と、それを捨て愛する妻を守ろうとする想い。数多い登場人物の中でも、この耿紹南が一番複雑に見えた。演じる李解がとてもよかった。

悪役で魅せてくれたのが慕容沖。私利私欲に走り、身勝手で、冷酷無比。悪を貫き通す人物だ。でもふっくらした顔のつくりで目じりが下がっているので、壮絶な最期でも笑っているように見えた。だからこそ印象に残る人物になったのかもしれない。

さて肝心の卓一航。超絶を究めた終盤は月光仮面の雰囲気で、隠れている設定でも白いマントが目立っていた。(笑)ラストは、前から何となく予想がついたが、ここから続くはずの「七剣下天山」も「塞外奇侠伝」も存在しえない結果となって、残念でもある。原作から主要登場人物を引っ張り出して、好きなように物語を作っていく手法は、こればかりではないのだろう。

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