危険な関係 : 夢の国・亞洲文化宮

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危険な関係

20140124

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2012年/中国/1時間50分(劇場で鑑賞)
監 督  ホ・ジノ
原 題  危険関係
英 題  Dangerous liaisons
原 作  ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ『危険な関係』
出 演  
章子怡(チャン・ツィイー) 張柏芝(セシリア・チャン)
チャン・ドンゴン  竇 驍(ショーン・ドゥ)
盧 燕(リサ・ルー) 王奕瑾(キャンディ・ワン)

<あらすじ>
1931年の上海。敏腕実業家のジユ(張柏芝)は、名うてのプレイボーイ、イーフェン(チャン・ドンゴン)に危険な賭けを持ちかける。奉仕活動に献身するフェンユー(章子怡)をくどき落としたら、自分との結婚を承諾するというものだった。今も想い続ける初恋の人、ジユの言葉に揺れ動き、イーフェンは祖母(盧燕)のもとに身を寄せるフェンユーに近づく。しかし亡き夫を忘れられない彼女は彼を見ようともしない。やがて、イーフェンは自分の本心を見失い、フェンユーも頑なに閉ざしていた心を開き始める。

<感想など>(ラストに関するネタばれを含みます)
原作も過去の映画作品も知らず、主演三人だけをチェックした状態で鑑賞。
大して期待していなかったが、予想に反して最後まで集中力が持続、興奮覚めやらぬという感じだ。いやあ、面白かった!でも途中で後方から「原作と違うからがっかり」なんていうつぶやきが聞こえてきた。(うるさいっ:怒)白紙状態だからこその新鮮な感覚、キャスティングの絶妙さで、個人的には高評価をつけている。

始まって早々、章子怡、張柏芝の役柄は逆の方が自然ではないか、と感じた。お堅い未亡人を張柏芝、賭けを持ちかける<悪女>を章子怡、というように、だ。役者に対する先入観は意外に強い。

でも物語が進むうちにそんな想像が消えていった。思いがけない回想が頭をよぎったからだ。章子怡演じるフェンユーと、『初恋のきた道』のヒロインが重なるのである。大好きな先生のためにシャオビンを入れた籠を持って走る彼女は、15年ほどの時を経て、イーフェンのために料理の入った包みをかかえるフェンユーとなっていた!?こんな妄想が始まると、フェンユーに肩入れするしかない。逆に、賭けを持ちかけたジユの性悪さに我慢ならない。こんな嫌われ役を演じた張柏芝には拍手したい。

もう一人、過去の鑑賞作品と重なるのが、美術教師を演じる竇驍。『サンザシの樹の下で』の彼が、彼女を大切にしたように、本作のウェンジョウもベイベイ(王奕瑾)を心から慈しむ。二人の泣きながらかわす会話が、もうメロメロで、やり過ぎに見えなくもないが、後で彼の起こす行動につながると思えば、一見の価値あり!性悪女ジユに、ますます憎しみがつのる。(笑)

チャン・ドンゴンの出演を知っていたから、最初の気取ったチャラ男が彼だとわかったが、そうでなければ「何者?」と思うだろう。それほどまでに、これまで見たことのあるチャン・ドンゴンとは別人だった。逆三角の顎が全く彼らしくない。ファンユーに恋焦がれて憔悴しきった顔と、そんな気持ちをひた隠し冷血漢を演じている顔が圧巻だった。

ファンユーが自分の道を歩んでいくラストは後味が良かった。
原作がどうあれ、本作品はこのストーリーがベスト。

今度は女優二人の配役を逆にした作品を観たい。そうなれば『心願』の彼女が脳裏に現れるかもしれない。

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