春夢 : 夢の国・亞洲文化宮

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春夢

20131204

chunmeng.jpg

2012年/中国/1時間38分(中国インディペンデント映画祭で鑑賞)
監 督  楊荔鈉(ヤン・リーナー)
原 題  春夢
英 題  Longing for the Rain
出 演  趙思源(チャオ・スーユエン)薛 紅 (シュエ・ホン)
     唐志中 (タン・ジーチョン)

<あらすじ>
ファン・レイ(趙思源)は夫、娘と北京の高層マンションで暮らしている。家族の世話に家事、時には四合院に住む認知症の義母の介護などをこなす日々だ。ある日、彼女は見知らぬ男性(唐志中)と関係を持つ夢を見てから、それが続くようになる。友人(薛紅)の勧めで占い師に悪霊払いをしてもらうが、彼女は占いには否定的だ。後日、彼女は車の中で娘を寝かしつけてウトウトしているうちに、また例の夢をみる。ところが目覚めると、寝ているはずの娘の姿がなかった。

<感想など>
ミステリアスな展開に目が離せなくなり、最後まで夢中になって観た。面白かった。こういう作品ではつい分析したくなる。なぜあんな夢を見るのか、夫に不満だからか、変化のない生活だからか、夢の中からあの男が消える日が来るのだろうか…などと。けれども知りたい結果、結論は、どんどん遠ざかっていった。

夫に不満なのは確かだろう。妻よりもゲームの方に夢中で、家の中では完全に子供化している。でも外ではきちんとした社会人(だと思う)。家族が豊かな生活を送れるのだからと、自分を顧みることはなさそうだ。こういう男は珍しくないだろうな。

姉御肌の友人がまたおもしろい。でも時折、彼女の仕組んだ罠では?という疑念が頭をよぎる。もし夢の中の男を邪魔者扱いしなければ、彼女は現実と夢とのバランスを保って、ずっと安定した気持ちでいられたかもしれない。あの友人は、嫉妬に似た感情から、いい夢ぶち壊してやろう、なんて一瞬でも思ったのかも。深読みしすぎているかしら…。

住まいは瀟洒なマンション、移動手段は自家用車、お買いものはスーパーマーケット。限られた人としか接しなかった彼女が、寺の宿泊所でさまざまな女性たちと出会い世界が広がる。それが冒頭だろう。いろいろな人がいる、というごく当たり前のことを、あらためて感じている、といった表情だ。

女性監督ならではの官能シーンには共感できた。ゆらゆらした画面にこちらまで夢見心地になる。(笑)終盤になって、夢の中の設定がなんとなく現実味を帯びているように感じられた。夢の続きが観たい気持ちに駆られた。

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